HOME ニュース、国内

2020.10.03

【100mH】青木益未13秒02で2年ぶり2度目V「来年が勝負」/日本選手権
【100mH】青木益未13秒02で2年ぶり2度目V「来年が勝負」/日本選手権


◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日

青木益未(七十七銀行)と寺田明日香(パソナグループ)の一騎打ちの様相を呈した女子100mハードルは、スタートから抜け出した青木が13秒02(-0.1)の大会タイ記録で2年ぶり2度目の優勝をもぎ取った。

「スタートから良いレースをしないと勝てない」と臨んだ青木のリアクション・タイムは0.115秒。抜群の反応から鋭いハードリングとインターバルランで加速すると、「自分のレーンだけを見て走れました」とフィニッシュした。自己記録を0.06秒更新し、日本歴代3位タイをマーク。8月末の福井では追い風参考ながら12秒87(+2.1)を叩き出しており、「その時と比べると今日は重心が落ちてガツガツ走ってしまった」と話すものの、日本選手権という緊張感の中で「良いレースができたと思います」と充実感を漂わせる。

ハイアベレージにも「まだコーチに言われたことでできていないところもあるので、もっとスムーズに走れてインターバルも刻めます。12秒台を出さないと勝負にならない。来年が勝負。東京五輪の参加標準記録(12秒84)を切れるように」と、さらに高いハードル越えを目指していく。

■女子100mH決勝成績(-0.1)
青木 益未(七十七銀行)   13.02=大会タイ
寺田明日香(パソナグループ) 13.14
藤森 菜那(ゼンリン)     13.33
田中 佑美(立命大)      13.37
鈴木 美帆(長谷川体育施設)  13.49
紫村 仁美(東邦銀行)     13.52
竹内 真弥(日女体大)     13.52
藤原 未来(住友電工)     13.66

◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日 青木益未(七十七銀行)と寺田明日香(パソナグループ)の一騎打ちの様相を呈した女子100mハードルは、スタートから抜け出した青木が13秒02(-0.1)の大会タイ記録で2年ぶり2度目の優勝をもぎ取った。 「スタートから良いレースをしないと勝てない」と臨んだ青木のリアクション・タイムは0.115秒。抜群の反応から鋭いハードリングとインターバルランで加速すると、「自分のレーンだけを見て走れました」とフィニッシュした。自己記録を0.06秒更新し、日本歴代3位タイをマーク。8月末の福井では追い風参考ながら12秒87(+2.1)を叩き出しており、「その時と比べると今日は重心が落ちてガツガツ走ってしまった」と話すものの、日本選手権という緊張感の中で「良いレースができたと思います」と充実感を漂わせる。 ハイアベレージにも「まだコーチに言われたことでできていないところもあるので、もっとスムーズに走れてインターバルも刻めます。12秒台を出さないと勝負にならない。来年が勝負。東京五輪の参加標準記録(12秒84)を切れるように」と、さらに高いハードル越えを目指していく。 ■女子100mH決勝成績(-0.1) 青木 益未(七十七銀行)   13.02=大会タイ 寺田明日香(パソナグループ) 13.14 藤森 菜那(ゼンリン)     13.33 田中 佑美(立命大)      13.37 鈴木 美帆(長谷川体育施設)  13.49 紫村 仁美(東邦銀行)     13.52 竹内 真弥(日女体大)     13.52 藤原 未来(住友電工)     13.66

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top