HOME 高校

2024.05.20

川﨑光介110mH県高校新の14秒36で3連覇 U16大会覇者・柴田弥聖が200m24秒19 つくば秀英4継40秒26/IH茨城県大会
川﨑光介110mH県高校新の14秒36で3連覇 U16大会覇者・柴田弥聖が200m24秒19 つくば秀英4継40秒26/IH茨城県大会

川﨑光介(霞ヶ浦)

福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

茨城県大会は5月15日~18日の4日間、笠松運動公園陸上競技場(水戸信用金庫スタジアム)で行われた。

県高校記録が3種目で誕生。男子110mハードルでは川﨑光介(霞ヶ浦3)が向かい風のなか、自身が持つ県高校記録を0.01秒更新する14秒36(-1.0)で、3連覇を遂げた。2位の嶋﨑結己(竹園2)も14秒54と従来の大会記録を更新している。

また、女子200mでは昨年のU16大会150m覇者の柴田弥聖(茨城キリスト2)が15年ぶりに県高校記録を更新する24秒19(+0.5)で1位。柴田は400m(56秒76)と2走を務めた4×400mリレー(3分52秒02)も制し、3冠に輝いている。また、5000m競歩では金野真綾(日立一3)が23分26秒83の県高校記録で優勝した。

男子ショートスプリントはつくば秀英勢が好記録を連発。100mはインターハイ6位の小室歩久斗(3年)が自己ベストに0.03秒と迫る10秒45(+0.2)の大会新で3連覇。200mでも、チームメイトの會田聖也(3年)が自己ベストを更新する21秒15(+0.4)の大会新で3年連続優勝を達成した。

4×100mリレーは會田を2走、小室をアンカーに起用したつくば秀英が圧倒。予選で自分たちが持つ県高校記録(40秒22)に迫る40秒26の大会新を叩き出した。決勝は41秒19で制覇。このほか4×400mリレーでは茨城キリストが9年ぶりに大会記録を塗り替える3分16秒09で優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子100mハードルでは2年生の佐藤瑠香(土浦二)が13秒80(+1.6)で大会新V。女子では他に三段跳で渡辺華帆(水戸啓明3)が11m41(+0.1)、七種競技で西山莉央(日立一3)が4522点といずれも大会記録を塗り替えた。

男子総合は最終種目の4×400mリレーを制した茨城キリストが、それまでトップだった東洋大牛久を逆転し、61点で優勝。

女子総合も茨城キリストがV。トラック、フィールドとまんべんなく入賞を重ね、最終的に149.5点と、2位に94.5点差をつけて圧倒した。

北関東大会は6月4日から4日間、東京・駒沢競技場で行われる。

福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 茨城県大会は5月15日~18日の4日間、笠松運動公園陸上競技場(水戸信用金庫スタジアム)で行われた。 県高校記録が3種目で誕生。男子110mハードルでは川﨑光介(霞ヶ浦3)が向かい風のなか、自身が持つ県高校記録を0.01秒更新する14秒36(-1.0)で、3連覇を遂げた。2位の嶋﨑結己(竹園2)も14秒54と従来の大会記録を更新している。 また、女子200mでは昨年のU16大会150m覇者の柴田弥聖(茨城キリスト2)が15年ぶりに県高校記録を更新する24秒19(+0.5)で1位。柴田は400m(56秒76)と2走を務めた4×400mリレー(3分52秒02)も制し、3冠に輝いている。また、5000m競歩では金野真綾(日立一3)が23分26秒83の県高校記録で優勝した。 男子ショートスプリントはつくば秀英勢が好記録を連発。100mはインターハイ6位の小室歩久斗(3年)が自己ベストに0.03秒と迫る10秒45(+0.2)の大会新で3連覇。200mでも、チームメイトの會田聖也(3年)が自己ベストを更新する21秒15(+0.4)の大会新で3年連続優勝を達成した。 4×100mリレーは會田を2走、小室をアンカーに起用したつくば秀英が圧倒。予選で自分たちが持つ県高校記録(40秒22)に迫る40秒26の大会新を叩き出した。決勝は41秒19で制覇。このほか4×400mリレーでは茨城キリストが9年ぶりに大会記録を塗り替える3分16秒09で優勝した。 女子100mハードルでは2年生の佐藤瑠香(土浦二)が13秒80(+1.6)で大会新V。女子では他に三段跳で渡辺華帆(水戸啓明3)が11m41(+0.1)、七種競技で西山莉央(日立一3)が4522点といずれも大会記録を塗り替えた。 男子総合は最終種目の4×400mリレーを制した茨城キリストが、それまでトップだった東洋大牛久を逆転し、61点で優勝。 女子総合も茨城キリストがV。トラック、フィールドとまんべんなく入賞を重ね、最終的に149.5点と、2位に94.5点差をつけて圧倒した。 北関東大会は6月4日から4日間、東京・駒沢競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.19

中国・韓麒庚が男子砲丸投、円盤投2冠 女子100mも中国の張倩が11秒80でV/U18アジア選手権

4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、男子円盤投(1.5kg)を63m33で制した韓麒庚(中国)が、砲丸投(5kg)も20m23の大会新で投てき2冠に輝いた。 韓は江 […]

NEWS 男子100m清水空跳、男子110mH髙城昊紀、女子400m今峰紗希が金! 大森恵偉音は走幅跳で7m72w/U18アジア選手権

2025.04.19

男子100m清水空跳、男子110mH髙城昊紀、女子400m今峰紗希が金! 大森恵偉音は走幅跳で7m72w/U18アジア選手権

4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、日本勢は男子100mの清水空跳(星稜高2石川)、男子110mハードルの髙城昊紀(宮崎西高2)、女子400mの今峰紗希(済美高3岐 […]

NEWS 編集部コラム「20年とカツ丼」

2025.04.18

編集部コラム「20年とカツ丼」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS アディダス アディゼロから「ADIZERO BOSTON 13」が新登場!5月1日より数量限定で発売!

2025.04.18

アディダス アディゼロから「ADIZERO BOSTON 13」が新登場!5月1日より数量限定で発売!

アディダス ジャパンは4月18日、ランニングシリーズ「アディゼロ」より「ADIZERO BOSTON 13(アディゼロ ボストン 13)」を5月1日に限定カラーモデル「ADIZERO BOSTON 13 EQT」を数量限 […]

NEWS 円盤投・湯上剛輝が62m52のビッグスロー!7年ぶりの自己新「まだチャンスはある」

2025.04.18

円盤投・湯上剛輝が62m52のビッグスロー!7年ぶりの自己新「まだチャンスはある」

男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が4月17日に米国で行われたオクラホマ・スロー・シリーズに出場し、日本歴代2位タイとなる62m52を投げた。 湯上は1投目ファウルのあと、55m71、57m70と序盤は苦戦したが、4投 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top