2024.05.18
◇セイコーゴールデングランプリ(5月19日/東京・国立競技場)
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリを前日に控えた5月18日、国立競技場で前日会見が開かれ、女子1500mに出場する田中希実(New Balance)が登壇した。
日本記録(3分59秒19)を持つ田中。明日は3分台のベストを持つ選手も複数出場とあって「東京五輪以来に国内ではレベルの高い1500mになると思うので、存在感を示せれるようにしたい」と話す。
1500mは金栗記念、兵庫リレーカーニバルともに4分07秒台とアベレージは上がっているが、「今年はハマるレースに巡り会えていない」と振り返る。
それでも、「状態は悪くない感覚はありますし、去年より良い状態」。ただ、大会になると「練習か、それ以上(の力を)出すというのができていない」のが課題で「感覚を一致させるのがポイントになると思います」と明日を見据える。
セイコーゴールデングランプリは思い出深い大会で、「大学1年の時に初めて出て、長居(大阪)での3000mでした」と言い「その頃から考えたら、大会と一緒に成長してこられているのかな」と田中。コロナ禍中だった2020年には4分05秒27と、初めて日本新を出した大会でもある。
そして、国立競技場にも特別な思いがある。東京五輪1500mでは8位入賞の快挙。「同じ舞台でもあるので、あの時と同じようなギラギラした自分を見ていただけたらうれしいです」。
縁深い舞台で、今季ハマっていない“モヤモヤ”を払拭し、田中らしいレースを見せられるか。
セイコーゴールデングランプリは5月19日、国立競技場で行われる。大会の模様はTBSで中継される。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.26
-
2025.03.26
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
-
2025.03.21
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.26
日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」
日本陸連は3月26日に行われた理事会で、暑熱環境下における大会運営に対しての考えを示した。 日本陸連の田﨑博道専務理事は、最近の気候変動の大きさに触れたうえで、特に夏の競技会について「暑熱環境下で競技をすることの危険性は […]
2025.03.26
日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施
日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の大会要項ならびに競技実施日を発表した。 今年の日本選手権は9月に行われる東京世界選手権の選考会を兼ねて実施される。昨年まではU20日本選手権 […]
2025.03.26
日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会
日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)まであと100日を迎えて、キービジュアルの第1弾を公開した。 日本選手権の国立競技場の開催は、2005年以来20年ぶりで、今秋の東京世界選手権 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報