HOME 国内

2024.05.18

パリ五輪代表・濱西諒が日本新!男子5000m競歩18分16秒97、池田向希の記録を4年ぶり更新/東日本実業団
パリ五輪代表・濱西諒が日本新!男子5000m競歩18分16秒97、池田向希の記録を4年ぶり更新/東日本実業団

24年東日本実業団男子5000m競歩で日本新をマークした濱西諒(サンベルクス)

◇第66回東日本実業団選手権(5月18日~19日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

東日本実業団選手権の1日目が行われ、男子5000m競歩でパリ五輪20㎞競歩代表・濱西諒(サンベルクス)が18分16秒97の日本新記録をマークした。この記録は今季世界最高記録で、世界歴代では11位となる。

当初は男女別で実施予定だったが、当日変更で男女混合レースに。濱西は序盤から独歩態勢を築くと、1000mを3分33秒で通過。その後も1000m3分40秒前後のハイラップをキープし、フィニッシュラインを越えた。

従来の記録は同じパリ五輪代表の池田向希(旭化成)が東洋大4年時に作った18分20秒14。それを4年ぶりに3秒余り塗り替えた。

濱西は2000年生まれの24歳。大阪出身で豊中四中で長距離を始め、履正社高で競歩をスタート。高校時代は国体を制するなど世代トップウォーカーの1人だった。

明大を卒業後、スーパーマーケット「スーパーベルクス」で店舗に立って勤務しながら競技を継続。1年目だった今年2月の日本選手権20km競歩で2位に入るとともに、日本歴代6位となる1時間17分42秒をマークして派遣設定記録(1時間19分30秒)も突破、パリ五輪代表に内定していた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第66回東日本実業団選手権(5月18日~19日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場) 東日本実業団選手権の1日目が行われ、男子5000m競歩でパリ五輪20㎞競歩代表・濱西諒(サンベルクス)が18分16秒97の日本新記録をマークした。この記録は今季世界最高記録で、世界歴代では11位となる。 当初は男女別で実施予定だったが、当日変更で男女混合レースに。濱西は序盤から独歩態勢を築くと、1000mを3分33秒で通過。その後も1000m3分40秒前後のハイラップをキープし、フィニッシュラインを越えた。 従来の記録は同じパリ五輪代表の池田向希(旭化成)が東洋大4年時に作った18分20秒14。それを4年ぶりに3秒余り塗り替えた。 濱西は2000年生まれの24歳。大阪出身で豊中四中で長距離を始め、履正社高で競歩をスタート。高校時代は国体を制するなど世代トップウォーカーの1人だった。 明大を卒業後、スーパーマーケット「スーパーベルクス」で店舗に立って勤務しながら競技を継続。1年目だった今年2月の日本選手権20km競歩で2位に入るとともに、日本歴代6位となる1時間17分42秒をマークして派遣設定記録(1時間19分30秒)も突破、パリ五輪代表に内定していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

NEWS セイコーGGP100m サニブラウン、桐生祥秀、坂井、栁田がコールマンと激突 女子は23年世界陸上金のリチャードソン

2025.03.28

セイコーGGP100m サニブラウン、桐生祥秀、坂井、栁田がコールマンと激突 女子は23年世界陸上金のリチャードソン

日本陸連は3月28日、セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)の男女100m出場予定選手を発表した。 男子の日本勢は22年、23年と世界選手権で2大会連続入賞を果たしているサニブラウン・アブデ […]

NEWS 日本選手権10000mエントリー確定! 男子・塩尻和也、吉田祐也、若林宏樹や女子・五島莉乃、廣中璃梨佳らが新たに出場登録

2025.03.28

日本選手権10000mエントリー確定! 男子・塩尻和也、吉田祐也、若林宏樹や女子・五島莉乃、廣中璃梨佳らが新たに出場登録

日本陸連は3月28日、第109回日本選手権10000m(4月12日/熊本総合)のエントリー選手を発表した。 21日には途中経過として男子は前回優勝者・葛西潤(旭化成)ら15人、女子は9人が登録されていたが、そこから新たに […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top