2024.05.17
日本陸連は5月17日、今週末に開かれるセイコーゴールデングランプリ(国立競技場)にさきがけ、出場する海外選手が都内の小学校訪問の機会を設けた。
晴天に恵まれたこの日、新宿区立四谷第六小学校を訪れたのは、男子100mで世界選手権準決勝進出のティアン・ウェルプトン(ニュージーランド)、男子走幅跳で全米2度の優勝を誇るマーキス・デンディー(米国)、女子100mハードルで世界選手権準決勝に進んでいるミシェル・ハリソン(カナダ)という、世界トップアスリート3人。
前半は体育館に全校児童(約360人)を目にし、日本や子どもたちの印象を話した。デンディーは「日本の子どもたちはとても礼儀正しい」と、真剣な眼差しで話を聞く様子に感心しきり。
質疑応答では「子供の頃の夢は?」という質問に、「オリンピック選手」(ハリソン)、「F1ドライバー」(ウェルプトン)などと答え、「速く走るには?」という問いには「ドリルなどゆっくりから少しずつ速くしていって」(デンディー)とメッセージを送った。
その後は5、6年生を対象に校庭に出ると、各選手がドリルの見本を見せると「すげー!」「高い!」と児童たちは驚きの表情を見せる。最後に行われた50m周回リレーでは、バトンをつなぐ子どもたちの横を一緒に走った3人。こちらも「速い!」「もっと本気で!」と夢中になっていた。
握手や赤白帽にサインをもらうなど、子どもたちも世界トップ選手に大興奮。3選手も満面に笑み浮かべて楽しんでいる様子だった。いずれも日曜日のセイコーゴールデングランプリに出場。「週末の試合で!」と笑顔で小学校を後にした。
セイコーゴールデングランプリは世界陸連(WA)コンチネンタルツアーで最上位となるゴールド。大会の様子はTBSで14時30分から生中継される。
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