HOME 国内、大学

2024.05.12

順大が男子1部総合2連覇を達成!伝統の総合力示し、主将・田中隆太郎「久しぶりの連覇うれしい」/関東IC
順大が男子1部総合2連覇を達成!伝統の総合力示し、主将・田中隆太郎「久しぶりの連覇うれしい」/関東IC

24年関東インカレで男子1部総合優勝を飾った順大

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目

関東インカレの最終日が行われ、男子総合は103点を獲得した順大が2年連続18回目の優勝を飾った。2位の筑波大に15点差をつける快勝だった。

3000m障害で東京五輪、ブダペスト世界陸上入賞などのキャリアを積み上げた三浦龍司(現・SUBARU)、110mハードルで13秒04を持つ村竹ラシッド(現・JAL)といったワールドクラスの先輩たちが卒業し、大エースと言える選手は不在。だが、トラック&フィールドで万遍なく得点を重ねる本領を発揮した。

2日目に110mハードルで阿部竜希(3年)、走高跳で原口颯太(2年)が優勝。3日目はハンマー投を阿南渉真(3年)が制すると、走幅跳では齋藤諒、主将・田中隆太郎の4年生コンビでワン・ツーに輝き、学校対抗の主導権を握った。

そして、最終日は3000m障害で村尾雄己(3年)がレースの大半でトップを走る圧巻のレースで快勝。4位にも山﨑颯(3年)が入り、食い下がる筑波大、東海大を突き放す大きな13点をもぎ取った。

関東インカレでの順大の連覇は1988、89年以来となる。主将の田中は、「久しぶりの連覇なので本当にうれしいです。想定以上の得点が取れたと思っています」。次は日本インカレでの4連覇に向けて、「またチームを作り直して、優勝を目指してやっていきたいです」と意欲を燃やした。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、男子総合は103点を獲得した順大が2年連続18回目の優勝を飾った。2位の筑波大に15点差をつける快勝だった。 3000m障害で東京五輪、ブダペスト世界陸上入賞などのキャリアを積み上げた三浦龍司(現・SUBARU)、110mハードルで13秒04を持つ村竹ラシッド(現・JAL)といったワールドクラスの先輩たちが卒業し、大エースと言える選手は不在。だが、トラック&フィールドで万遍なく得点を重ねる本領を発揮した。 2日目に110mハードルで阿部竜希(3年)、走高跳で原口颯太(2年)が優勝。3日目はハンマー投を阿南渉真(3年)が制すると、走幅跳では齋藤諒、主将・田中隆太郎の4年生コンビでワン・ツーに輝き、学校対抗の主導権を握った。 そして、最終日は3000m障害で村尾雄己(3年)がレースの大半でトップを走る圧巻のレースで快勝。4位にも山﨑颯(3年)が入り、食い下がる筑波大、東海大を突き放す大きな13点をもぎ取った。 関東インカレでの順大の連覇は1988、89年以来となる。主将の田中は、「久しぶりの連覇なので本当にうれしいです。想定以上の得点が取れたと思っています」。次は日本インカレでの4連覇に向けて、「またチームを作り直して、優勝を目指してやっていきたいです」と意欲を燃やした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.21

編集部コラム「奥が深い」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」

2025.02.21

ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」

ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]

NEWS 斎藤将也、不破聖衣来、菖蒲敦司らが欠場を発表/日本選手権クロカン

2025.02.21

斎藤将也、不破聖衣来、菖蒲敦司らが欠場を発表/日本選手権クロカン

福岡クロカン事務局は第108回日本選手権クロスカントリーの2月21日時点での欠場者リストを公開した。 男子では斎藤将也(城西大)や谷本昂士郎(順大)ら5人が新たに欠場を発表。女子は不破聖衣来、新井沙希(ともに拓大)、板井 […]

NEWS 国内唯一の室内100mに山縣亮太が登場 投てきは幸長慎一に注目 走幅跳8m40の台湾記録保持者参戦/JAG大崎

2025.02.21

国内唯一の室内100mに山縣亮太が登場 投てきは幸長慎一に注目 走幅跳8m40の台湾記録保持者参戦/JAG大崎

2025 Japan Athlete Games in Osakiが2月23日、鹿児島県大崎町のジャパンアスリートトレーニングセンター大隅で開催される。 この大会は2020年鹿児島国体がコロナ禍で中止(2023年に特別大 […]

NEWS 中央学大に全国高校駅伝出場の神吉惺翔ら、新たに5人が入学決定

2025.02.21

中央学大に全国高校駅伝出場の神吉惺翔ら、新たに5人が入学決定

2月20日、中央学大はSNSで今春入学の選手を発表した。1月にも13人の入学予定選手を発表していたが、新たに5人の合格が決まり、総勢18人の振優勢が入部する。 新たに発表された選手のうち、神吉惺翔(西脇工・兵庫)が昨年末 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top