HOME 国内、大学

2024.05.12

鵜澤飛羽200m20秒71で2年ぶりV!最後の関東インカレを力走 セイコーGGPでの標準突破へ手応え/関東IC
鵜澤飛羽200m20秒71で2年ぶりV!最後の関東インカレを力走 セイコーGGPでの標準突破へ手応え/関東IC

20秒71で関東インカレ男子1部200mを制した鵜澤飛羽

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目

関東インカレの最終日が行われ、男子1部200mは鵜澤飛羽(筑波大4)が20秒71(-1.3)で2年ぶり2度目の優勝を飾った。

1週間後にセイコーゴールデングランプリを控えるなか、「身体の状態を見ながら」のレース。20秒61(+0.1)で悠々と1着通過した午前中の準決勝では、「あのまま普通に走っていれば自己ベスト(20秒23)近くまではいっていたと思います」と手応えをつかんで決勝に臨んでいた。

だが、数字以上にコーナーが強い向かい風となり、記録は難しい状況に。それでも、「カーブの抜けから直線へ、どう(スピードに)乗っていくか」をメインに、「1歩1歩を確認しながら」200mを駆け抜けた。自己評価は悪くなく、「来週に向けていい調整になりました」と笑顔がのぞく。

宮城・築館高2年時にインターハイ100m、200m2冠に輝いた鵜澤。大学ではケガに悩まされることが多かったが、昨年はブダペスト世界陸上準決勝進出、アジア選手権優勝など着実に成長を続ける。最後の関東インカレを終え、「4年間いろいろありましたが、まだまだこれからへの土台作り」と振り返る。

セイコーゴールデングランプリでは、20秒16の五輪参加標準記録に照準を定める。「うまく走って、海外選手の流れに乗れば、標準あたりは出せると思います」。初の五輪をしっかりと見据え、結果を出すための試行錯誤を鵜澤は続けていく。

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、男子1部200mは鵜澤飛羽(筑波大4)が20秒71(-1.3)で2年ぶり2度目の優勝を飾った。 1週間後にセイコーゴールデングランプリを控えるなか、「身体の状態を見ながら」のレース。20秒61(+0.1)で悠々と1着通過した午前中の準決勝では、「あのまま普通に走っていれば自己ベスト(20秒23)近くまではいっていたと思います」と手応えをつかんで決勝に臨んでいた。 だが、数字以上にコーナーが強い向かい風となり、記録は難しい状況に。それでも、「カーブの抜けから直線へ、どう(スピードに)乗っていくか」をメインに、「1歩1歩を確認しながら」200mを駆け抜けた。自己評価は悪くなく、「来週に向けていい調整になりました」と笑顔がのぞく。 宮城・築館高2年時にインターハイ100m、200m2冠に輝いた鵜澤。大学ではケガに悩まされることが多かったが、昨年はブダペスト世界陸上準決勝進出、アジア選手権優勝など着実に成長を続ける。最後の関東インカレを終え、「4年間いろいろありましたが、まだまだこれからへの土台作り」と振り返る。 セイコーゴールデングランプリでは、20秒16の五輪参加標準記録に照準を定める。「うまく走って、海外選手の流れに乗れば、標準あたりは出せると思います」。初の五輪をしっかりと見据え、結果を出すための試行錯誤を鵜澤は続けていく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top