2024.05.11
7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
山梨県大会は5月4日、8~9日の3日間、小瀬スポーツ公園競技場(JITリサイクルインクスタジアム)で行われた。
男子ではフェリックス・ムティア二(山梨学院2)が800mと1500mの2種目に優勝。4×400mリレーも制して3冠を達成した。
ムティアには初日の1500mで3分45秒50の大会新記録で優勝すると勢いそのまま、800mで1分50秒切りとなる1分49秒59(大会新)でフィニッシュした。さらに、最終種目の4×400mリレーではアンカーとして優勝に貢献している。
短距離では清水陽翔(駿台甲府3)が準決勝で10秒67(+1.7)の大会新記録マーク。決勝も10秒76(-1.4)で圧勝した清水は、200m(22秒04/-2.1)との2冠を達成。千葉、東京、神奈川など、実力者が集まる南関東大会で、上位を目指す。
また、走幅跳の西村友希(都留2)が7m24(+2.3)。公認でも7m20(+1.0)と大会記録を塗り替えて優勝に輝いている。
女子では甲府南が躍進。2年生の上島美夕が100mを12秒23(-0.5)、200mを25秒67(±0)で2種目に優勝すると、跳躍種目でも活躍を見せ走幅跳で三井 葉乃音(2年)が5m65(+2.7)、三段跳で平山果歩(3年)が11m74(-3.8)でそれぞれV。女子総合得点争いでも119点と、100点越えの好記録で4連覇を果たした。
棒高跳は中村夢吹(巨摩2)が3m05と大会記録を更新して快勝した。
男子総合争いは105.5点で山梨学院が優勝。長距離だけでなく、短距離からフィールドまでまんべんなく得点を獲得ている。
南関東大会は6月14日から4日間、東京都の駒沢競技場で行われる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.03.31
【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]
2025.03.31
NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部
NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報