8月のパリ五輪リレー種目の出場権を懸けた世界リレーが5月4、5日の2日間、バハマ・ナッソーで開催される。男女の4×100m、4×400mと男女混合4×400mの5種目が実施。上位14ヵ国(決勝8チーム+2レース目からの6ヵ国)が出場権を獲得する。
日本は男子4×100m、4×400m、女子4×100m、男女混合4×400mの4種目に出場。
男子4×100mは世界選手権100m2大会連続ファイナリストのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、昨年のアジア選手権100m王者・栁田大輝(東洋大)、アジア大会200m覇者の上山紘輝(住友電工)を軸に、木梨嘉紀(筑波大院)、山本匠真(広島大)、三輪颯太(慶大)の学生3選手の陣容で挑む。
同4×400mは400m日本記録保持者の佐藤拳太郎(富士通)を筆頭に、佐藤風雅(ミズノ)、中島佑気ジョセフ(富士通)と昨年の世界選手権代表がそろい踏み。東京五輪代表の川端魁人(中京大クラブ)、ワールドユニバーシティゲームズ200m銀の西裕大(MINTO TOKYO)や同400m8位の今泉堅貴(Team SSP)、出雲陸上400mを45秒71の自己新で制した吉津拓歩(ジーケーライン)が男女混合4×400mを含めたメンバーとして選ばれている。
女子は4×100mは今季好調の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)のほか、選考会上位の三浦愛華(愛媛競技力本部)、山形愛羽(福岡大)、青野朱李(NDソフト)の布陣。ブダペスト世界選手権100mに出場した君嶋愛梨沙(土木管理総合)はケガのため辞退している。男女混合4×400mリレーは岩田優奈(スズキ)、東邦銀行の松本奈菜子、井戸アビゲイル風果が代表となった。
大会は5月5日午前8時05分(日本時間)の男女混合4×400m予選で開幕。初日は全種目の予選が行われ、決勝に進めば出場権獲得となる。予選で敗退しても、翌日のラウンド2で上位6ヵ国に入れば五輪切符を確保できる。
パリ五輪のリレー出場枠は16で、残り2枠については選考期間中(22年12月31日~24年6月30日)のトップリストの上位から選出される予定となっている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.04.21
2025.04.17
駅伝王者に復権した旭化成 選手たちがパフォーマンスを最大限に発揮できた要因とは?
-
2025.04.19
-
2025.04.17
-
2025.04.20
-
2025.04.16
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.21
男子4×100mR代表にサニブラウン、鵜澤飛羽、西岡尚輝らが選出! 9月の世界陸上につながる一戦/世界リレー
日本陸連は4月21日、来月行われる世界リレーの代表メンバーを発表した。 大会は男女の4×100mリレー、4×400mリレー、そして男女混合の4×400mリレーの5種目を実施。日本からは男子4×100mリレーのみを派遣する […]
2025.04.21
38歳フレイザー・プライスがパリ五輪以来の競技会復帰! 100m10秒94wで「引退はまだ確定してない」
4月19日、ジャマイカ・キングストンで「ヴェロシティ・フェスト」が行われ、2008年、12年ロンドン五輪女子100m金メダリストのレジェンド・S.-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)が昨年8月のパリ五輪以来のレースに […]
2025.04.21
Hondaにベナードが新加入!3月にハーフで59分58秒の自己新「駅伝やマラソンで戦える選手に」
Hondaは4月21日、2025年度体制にケニア人ランナーのランガット・ベナードが加入したと発表した。 二十歳のベナードは23年度まで小森コーポレーションに在籍。今年1月に10kmで27分11秒、3月にハーフマラソンで5 […]
2025.04.21
やり投・北口榛花がJOCシンボルアスリート新規認定!陸上競技を「もっと身近な存在に」栁田大輝もネクスト継続
日本オリンピック委員会(JOC)は4月21日、TEAM JAPANシンボルアスリートとネクストシンボルアスリートを発表し、女子やり投の北口榛花(JAL)が新たにシンボルアスリートに、男子短距離の栁田大輝(東洋大)が継続し […]
2025.04.21
パリ五輪女子100m金アルフレッド 200m今季初レースで21秒88! 男子110mHカニンガムが13秒09の今季世界最高 ライルズ400m45秒87
4月18日、19日の両日、米国・フロリダ州でトム・ジョーンズ記念が行われ、女子200mではパリ五輪100m金メダルのJ.アルフレッド(セントルシア)が21秒88(+0.2)の今季世界最高で優勝した。 アルフレッドは現在2 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)