HOME 国内

2024.04.27

桐生祥秀は10秒37の8位「このままじゃ何もできない」国内レースで巻き返し誓う/DL蘇州
桐生祥秀は10秒37の8位「このままじゃ何もできない」国内レースで巻き返し誓う/DL蘇州

DL蘇州に出場した桐生祥秀(日本生命)

◇ダイヤモンドリーグ蘇州大会(4月27日/中国・蘇州、オリンピックスタジアム)

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)の第2戦・蘇州大会が行われ、男子100mに出場した桐生祥秀(日本生命)は10秒37(-0.1)の8位。1週間前の厦門大会(10秒38)に続いてDL2連戦を終えた。

「最後まで落ち着いてレースはできました。自分の思っているリズムではあったので、単純にスピードが足りなかった」と振り返り、「10秒3台では何もできない。日本に帰って練習して、1本、1本集中していかないと」と話した。

悔しさをにじませたが、DLの舞台に戻ってきた桐生。「練習のやり方を考えていけば、10秒0台、9秒台が出ると思う。まだ身体も重たい状態なので、ウエイトトレーニングの内容など考えていきたい」とした。

男子走高跳の真野友博(九電工)は2m24で7位。1週間前の厦門大会と同記録(4位タイ)で、「内容は先週のほうが良かったですが、2m24を跳べたことは及第点」としつつ、「グラウンドコンディションなどを含め、強い選手は跳んでくる」と刺激を受けていた。次戦はセイコーゴールデングランプリに出場予定だ。

女子400mに出場した久保山晴菜(今村病院)は54秒47で8位。欠場者が出たため、前日の昼に急きょ出場の意思確認が来て、数時間後には上海に向かう飛行機に乗っていたという。

広告の下にコンテンツが続きます

「チャンスが巡り巡ってきたのですが、せっかくのチャンスをモノにできなかった。率直に悔しいですし、いつでも走れる準備も必要だと経験になりました」と話した。久保山はアジアリレーの4×400mリレーで代表に選ばれている。

◇ダイヤモンドリーグ蘇州大会(4月27日/中国・蘇州、オリンピックスタジアム) 世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)の第2戦・蘇州大会が行われ、男子100mに出場した桐生祥秀(日本生命)は10秒37(-0.1)の8位。1週間前の厦門大会(10秒38)に続いてDL2連戦を終えた。 「最後まで落ち着いてレースはできました。自分の思っているリズムではあったので、単純にスピードが足りなかった」と振り返り、「10秒3台では何もできない。日本に帰って練習して、1本、1本集中していかないと」と話した。 悔しさをにじませたが、DLの舞台に戻ってきた桐生。「練習のやり方を考えていけば、10秒0台、9秒台が出ると思う。まだ身体も重たい状態なので、ウエイトトレーニングの内容など考えていきたい」とした。 男子走高跳の真野友博(九電工)は2m24で7位。1週間前の厦門大会と同記録(4位タイ)で、「内容は先週のほうが良かったですが、2m24を跳べたことは及第点」としつつ、「グラウンドコンディションなどを含め、強い選手は跳んでくる」と刺激を受けていた。次戦はセイコーゴールデングランプリに出場予定だ。 女子400mに出場した久保山晴菜(今村病院)は54秒47で8位。欠場者が出たため、前日の昼に急きょ出場の意思確認が来て、数時間後には上海に向かう飛行機に乗っていたという。 「チャンスが巡り巡ってきたのですが、せっかくのチャンスをモノにできなかった。率直に悔しいですし、いつでも走れる準備も必要だと経験になりました」と話した。久保山はアジアリレーの4×400mリレーで代表に選ばれている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.21

男子4×100mR代表にサニブラウン、鵜澤飛羽、西岡尚輝らが選出! 9月の世界陸上につながる一戦/世界リレー

日本陸連は4月21日、来月行われる世界リレーの代表メンバーを発表した。 大会は男女の4×100mリレー、4×400mリレー、そして男女混合の4×400mリレーの5種目を実施。日本からは男子4×100mリレーのみを派遣する […]

NEWS 38歳フレイザー・プライスがパリ五輪以来の競技会復帰! 100m10秒94wで「引退はまだ確定してない」

2025.04.21

38歳フレイザー・プライスがパリ五輪以来の競技会復帰! 100m10秒94wで「引退はまだ確定してない」

4月19日、ジャマイカ・キングストンで「ヴェロシティ・フェスト」が行われ、2008年、12年ロンドン五輪女子100m金メダリストのレジェンド・S.-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)が昨年8月のパリ五輪以来のレースに […]

NEWS Hondaにベナードが新加入!3月にハーフで59分58秒の自己新「駅伝やマラソンで戦える選手に」

2025.04.21

Hondaにベナードが新加入!3月にハーフで59分58秒の自己新「駅伝やマラソンで戦える選手に」

Hondaは4月21日、2025年度体制にケニア人ランナーのランガット・ベナードが加入したと発表した。 二十歳のベナードは23年度まで小森コーポレーションに在籍。今年1月に10kmで27分11秒、3月にハーフマラソンで5 […]

NEWS やり投・北口榛花がJOCシンボルアスリート新規認定!陸上競技を「もっと身近な存在に」栁田大輝もネクスト継続

2025.04.21

やり投・北口榛花がJOCシンボルアスリート新規認定!陸上競技を「もっと身近な存在に」栁田大輝もネクスト継続

日本オリンピック委員会(JOC)は4月21日、TEAM JAPANシンボルアスリートとネクストシンボルアスリートを発表し、女子やり投の北口榛花(JAL)が新たにシンボルアスリートに、男子短距離の栁田大輝(東洋大)が継続し […]

NEWS パリ五輪女子100m金アルフレッド 200m今季初レースで21秒88! 男子110mHカニンガムが13秒09の今季世界最高 ライルズ400m45秒87

2025.04.21

パリ五輪女子100m金アルフレッド 200m今季初レースで21秒88! 男子110mHカニンガムが13秒09の今季世界最高 ライルズ400m45秒87

4月18日、19日の両日、米国・フロリダ州でトム・ジョーンズ記念が行われ、女子200mではパリ五輪100m金メダルのJ.アルフレッド(セントルシア)が21秒88(+0.2)の今季世界最高で優勝した。 アルフレッドは現在2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top