HOME 国内、日本代表

2024.04.21

U20男子団体で銀メダル!東洋大ルーキー・逢坂草太朗が4位、吉迫大成6位でダブル入賞!下田悠樹は16位/世界競歩チーム選手権
U20男子団体で銀メダル!東洋大ルーキー・逢坂草太朗が4位、吉迫大成6位でダブル入賞!下田悠樹は16位/世界競歩チーム選手権

東洋大の逢坂草太朗(23年インターハイ)

◇第30回世界競歩チーム選手権(4月21日/トルコ・アンタルヤ)

世界競歩チーム選手権が行われ、U20男子10km団体で日本は2大会ぶりの銀メダルに輝いた。

日本は逢坂草太朗(東洋大)、吉迫大成(東学大)、下田悠樹(中京大)の3名が出場。中間の5kmを20分29秒で通過した先頭集団にしっかりと加わり、そこから徐々にペースが上がる中でも粘った。

メダル争いには一歩届かなかったが、逢坂、吉迫は入賞圏内を最後までキープ。逢坂が40分30秒の自己新で4位、吉迫は40分39秒で6位に食い込んだ。下田も41分15秒で16位でフィニッシュ。上位2選手の順位合計で争う団体で日本は10となり、中国(5)に次ぐ2位を占めた。

逢坂は兵庫・川西緑台高を卒業し、この春に東洋大に入学。高校時代はインターハイ、国体(いずれも5000m競歩)の2冠に輝き、今年2月のU20選抜競歩10kmを大会新の41分21秒で制している。

東京五輪20㎞銀メダルの池田向希、世界選手権35kmで2大会連続メダルの川野将虎(ともに旭化成)の出身校である東洋大に進み、「2028年のロス五輪金メダルを目指して、1年生から20kmを取り組んでしっかりつなげたいです」と意気込みを語っていた。

広告の下にコンテンツが続きます

吉迫は島根中央高出身の2年生。U20選抜競歩では逢坂に次ぐ2位、高校では国体5000m競歩2位の実績を残している。

優勝はアイザック・ビークロフト(豪州)でオセアニアU20新記録の39分56秒をマーク。フィニッシュ手前でシ・シェンジ(中国)をかわして逆転した。1秒差でシが2位、同じ中国のルオ・ジアウェイが40分03秒で3位に続いた。

U20女子は46分32秒の自己新をマークした奥野紗(浪速高・大阪)の13位が最高。久家すずか(金沢学院大)が46分41秒の自己新で15位、谷純花(金沢学院大)が49分24秒で31位となり、団体では5位に入った。

◇第30回世界競歩チーム選手権(4月21日/トルコ・アンタルヤ) 世界競歩チーム選手権が行われ、U20男子10km団体で日本は2大会ぶりの銀メダルに輝いた。 日本は逢坂草太朗(東洋大)、吉迫大成(東学大)、下田悠樹(中京大)の3名が出場。中間の5kmを20分29秒で通過した先頭集団にしっかりと加わり、そこから徐々にペースが上がる中でも粘った。 メダル争いには一歩届かなかったが、逢坂、吉迫は入賞圏内を最後までキープ。逢坂が40分30秒の自己新で4位、吉迫は40分39秒で6位に食い込んだ。下田も41分15秒で16位でフィニッシュ。上位2選手の順位合計で争う団体で日本は10となり、中国(5)に次ぐ2位を占めた。 逢坂は兵庫・川西緑台高を卒業し、この春に東洋大に入学。高校時代はインターハイ、国体(いずれも5000m競歩)の2冠に輝き、今年2月のU20選抜競歩10kmを大会新の41分21秒で制している。 東京五輪20㎞銀メダルの池田向希、世界選手権35kmで2大会連続メダルの川野将虎(ともに旭化成)の出身校である東洋大に進み、「2028年のロス五輪金メダルを目指して、1年生から20kmを取り組んでしっかりつなげたいです」と意気込みを語っていた。 吉迫は島根中央高出身の2年生。U20選抜競歩では逢坂に次ぐ2位、高校では国体5000m競歩2位の実績を残している。 優勝はアイザック・ビークロフト(豪州)でオセアニアU20新記録の39分56秒をマーク。フィニッシュ手前でシ・シェンジ(中国)をかわして逆転した。1秒差でシが2位、同じ中国のルオ・ジアウェイが40分03秒で3位に続いた。 U20女子は46分32秒の自己新をマークした奥野紗(浪速高・大阪)の13位が最高。久家すずか(金沢学院大)が46分41秒の自己新で15位、谷純花(金沢学院大)が49分24秒で31位となり、団体では5位に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top