2024.04.15
4月13日、米国で行われたオクラホマ投てきシリーズの女子円盤投で、ドーハ世界選手権金メダルのY.ペレス(キューバ)が世界歴代9位の73m09で優勝した。
ペレスは現在32歳で、東京五輪では銅メダルを獲得しており、世界選手権はドーハの金メダルのほか北京、ロンドン、オレゴンで入賞(それぞれ4位、4位、7位)。これまでの自己記録は19年の69m39だったが、この日には70m台を3度マークした。女子円盤投の歴代上位は1980年代の記録で占められており、21世紀の記録としては最高となった。
ペレスは22年のオレゴン世界選手権後、キューバに帰国せず米国に亡命したと報じられており、昨年のブダペスト世界選手権には出場していない。ただ、世界陸連には現時点でもキューバ国籍で登録されており、国籍変更3年後は国際大会に出場できないルールもあることから、パリ五輪に出場する可能性は低いと見られる。
また、この大会では女子やり投の武本紗栄(Team SSP)が53m59をマークした。
同じく13日に米国で行われたトム・ジョーンズ記念の女子100mでは21歳のJ.シアーズ(米国)が今季世界最高の10秒77(+1.6)で優勝。女子100mハードルはドーハ世界選手権金メダルのN.アリ(米国)が今季世界最高の12秒44(-0.8)で勝った。
【動画】ペレスの投てきをチェック!
女子円盤投世界歴代10傑をチェック
76.80 G.ラインシュ(東ドイツ) 1988. 7. 9 74.56 Z.バルトノワ(チェコ) 1984. 8.26 74.56 I.ヴィルッダ(東ドイツ) 1989. 7.23 74.08 D.ガンスキー(東ドイツ) 1987. 6.20 73.36 I.メシンスキー(東ドイツ)1984. 8.17 73.28 G.サヴィンコワ(ソ連) 1984. 9. 8 73.22 T.フリストワ(ブルガリア)1987. 4.19 73.10 G.バイアー(東ドイツ) 1984. 7.20 73.09 Y.ペレス(キューバ) 2024. 4.13 72.92 M.オピッツ(東ドイツ) 1987. 8.20
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.02
天満屋に京産大卒の政田愛梨が入社 平島美来はユニクロから移籍加入
2025.04.02
やり投・鈴木凜が2度目大台の80m68!円盤投の郡菜々佳は56m02
-
2025.04.02
-
2025.04.02
-
2025.04.02
-
2025.04.02
2025.04.01
豊田自動織機にクイーンズ駅伝1区区間賞の岡本春美、全中Vの川西みちら5人が加入!
-
2025.04.01
-
2025.03.31
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.02
天満屋に京産大卒の政田愛梨が入社 平島美来はユニクロから移籍加入
天満屋が4月1日にホームページを更新し、政田愛梨と平島美来の入社が発表された。 鳥取県出身の政田は、中学、高校で駅伝の全国大会を経験。京産大入学後に実績を積み、23年には都道府県対抗女子駅伝の県代表にも選出されている。昨 […]
2025.04.02
西鉄に東京国際大・冨永昌輝と立教大・林虎大朗が加入! 「西鉄を盛り上げられるような結果を」
西鉄は4月1日、冨永昌輝と林虎大朗の2選手が加入することを発表した。 冨永は、小林高(宮崎)3年に全国高校駅伝1区を走り(区間26位)、その後東京国際大に進んで3大駅伝にも出走。箱根駅伝は1年生と4年生でともに7区を走り […]
2025.04.02
やり投・鈴木凜が2度目大台の80m68!円盤投の郡菜々佳は56m02
第1回九州共立大チャレンジ競技会が4月1日に行われ、男子やり投の鈴木凜(九州共立大院)が80m68をマークした。 鈴木は3回目まで73m以下にとどまっていたが、4回目にビッグスロー。5、6回目はファウルだった。中学時代は […]
2025.04.02
黒崎播磨に法大駅伝主将の⼩泉樹と創価大の濱⼝直⼈が加入!
黒崎播磨は、4月1日付で⼩泉樹(法大卒)と濱⼝直⼈(創価大卒)の2名が新加入したことを、部のHPを通じて報告した。 小泉は東京・國學院久我山高で3年時に全国高校駅伝で3区11位、5000mは14分16秒32まで記録を伸ば […]
2025.04.02
ひらまつ病院に小森コーポレーションから移籍の舟津彰馬、東京国際大卒の益田郁也が加入
4月1日、ひらまつ病院は同日付で舟津彰馬と益田郁也がチームに加入したことを発表した。 益田は熊本・千原台高から東京国際大に進学。23年全日本大学駅伝で学生駅伝デビューを果たし、チームの8位入賞に貢献する。昨年度は全日本と […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報