2024.03.27
3月27日、日本陸連は4月13日、14日に行われる日本グランプリシリーズの吉岡隆徳記念第78回出雲陸上(島根・浜山)のエントリー選手を発表した。同大会はナッソー2024世界リレー選手権(5月4日、5日)の日本代表選手選考トライアルになっており、パリ五輪出場に向けても大事な一戦となる。
男子100mには今年の世界室内選手権代表で10秒10のベストを持つ東田旺洋(関彰商事)を筆頭に、東京五輪代表のデーデー・ブルーノ(セイコー)、昨年のU20アジア選手権金メダリストの黒木海翔(東福岡高→中大)などが登録。ベテランの飯塚翔太(ミズノ)も予備予選からの出場組としてエントリーした。
200mには水久保漱至(宮崎アスリート)や宇野勝翔(オリコ)、山下潤(ANA)など日本代表経験者が顔を揃え、400mにはブダペスト世界選手権代表の今泉堅貴(Team SSP)が登録されている。
女子100mは東京五輪4×100mリレーメンバーの兒玉芽生(ミズノ)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)、昨年のブダペスト世界選手権100mに出場した君嶋愛梨沙(土木管理総合)など日本のトップ勢がそろい踏み。藏重みう(甲南大)、山形愛羽(熊本中央高→福岡大)と昨年の学生、高校生チャンピオンもエントリーし、激しいメンバー争いが繰り広げられそうだ。
また女子400mにも久保山晴菜(今村病院)、児島柚月(立命大)、安達茉鈴(園田学園女大)と昨年の日本選手権トップ3がそろってエントリーした。
5月に行われる世界リレーには男子、女子の4×100mリレーと4×400mリレー、男女混合4×400mリレーを実施。同大会で14位以内に入った国にはパリ五輪の出場権が与えられることになっている。
出雲陸上の主なエントリー選手をチェック
<男子> ●100m 東田旺洋(関彰商事) 樋口陸人(スズキ) 鈴木涼太(スズキ) 井上直紀(早大) 黒木海翔(中大) 和田遼(ミキハウス) 藤原寛人(中大) 竹田一平(スズキ) 守祐陽(大東大) デーデーブルーノ(セイコー) 飯塚翔太(ミズノ) ●200m 水久保漱至(宮崎アスリート) 植本尚輝(エースジャパン) 宇野勝翔(オリコ) 山路康太郎(Cynet) 染谷佳大(ダイワハウス) 安田圭吾(住友電工) 北川翔(渡辺パイプ) 髙木恒(浜松委托運送) 山下潤(ANA) [adinserter block="4"]●300m 岩崎立来(三重県スポ協) 西裕大(MINT TOKYO) 鈴木碧斗(住友電工) 川端魁人(中京大クラブ) ●400m 今泉堅貴(TeamSSP) 伊東利来也(住友電工) 小渕瑞樹(登利平AC) 吉津拓歩(ジーケーライン) 眞々田洸大(早大) [adinserter block="4"]<女子> ●100m 兒玉芽生(ミズノ) 君嶋愛梨沙(土木管理総合) 鶴田玲美(南九州ファミリーマート) 山形愛羽(福岡大) 三浦愛華(愛媛県競技力向上対策本部) 岡根和奏(甲南大) 石川優(青学大) 奥野由萌(甲南大) 三浦由奈(セレスポ) 森本海咲希(園田学園女大) 藏重みう(甲南大) [adinserter block="4"]●200m 青野朱李(NDソフト) 吉田紗弓(クレイン) 税田ジェニファー璃美(甲南大) ●400m 久保山晴菜(今村病院) 井戸アビゲイル風果(東邦銀行) 岩田優奈(スズキ) 松本奈菜子(東邦銀行) 森山静穂(いちご) 安達茉鈴(園田学園女大) 児島柚月(立命大) 宮地利璃香(駿河台大)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.26
日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会
2025.03.26
【男子100m】柏田琉依(山口FSL・中2)10秒80=中2歴代2位タイ
-
2025.03.26
-
2025.03.26
-
2025.03.26
-
2025.03.26
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.19
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.26
日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会
日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)まであと100日を迎えて、キービジュアルの第1弾を公開した。 日本選手権の国立競技場の開催は、2005年以来20年ぶりで、今秋の東京世界選手権 […]
2025.03.26
やり投・北口榛花が奄美大島で合宿「初戦までに形を見つけたい」世界選手権連覇へ「プレッシャーはない」
女子やり投の北口榛花(JAL)が合宿先の鹿児島県・奄美大島で会見を開いた。 昨年のパリ五輪で女子トラック&フィールド種目初の金メダルを獲得した北口。2月中旬から約1ヵ月はスペインのテネリフェ島で合宿を積んで一時帰国し、3 […]
2025.03.26
【男子100m】柏田琉依(山口FSL・中2)10秒80=中2歴代2位タイ
山口県中学校春季記録会が3月22日、山口市の維新みらいふスタジアムで行われ、男子100mで柏田琉依(山口FSL/2年)が中2歴代2位タイの10秒80(+1.6)をマークした。 柏田のこれまでの自己ベストは、昨年11月に出 […]
2025.03.26
日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催
日本陸連は3月26日、都内での理事会後、2025年度の主要競技会日程を発表した。 これまで、主に毎年2月に実施していた日本選手権室内・日本室内大阪大会は終了とし、25年度から行われない。 同大会は元々、1984年に「国際 […]
2025.03.26
【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位
3月22日、名古屋市のパロマ瑞穂北陸上競技場で愛知陸協長距離競技会(第1回トヨタ紡織記録挑戦会)が行われ、男子3000mに出場した尾田祥太(Runup Academy/岡崎南中2愛知)が8分37秒25の中2歴代6位のタイ […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報