◇男子第47回春の高校伊那駅伝2024(3月24日/長野・伊那市陸上競技場発着6区間42.195km)
男子第47回春の高校伊那駅伝は3月24日、長野県の伊那市陸上競技場をスタート・フィニッシュとする6区間42.195kmで行われ、洛南(京都)が2時間6分56秒で3年ぶり2度目の優勝を果たした。
1区(7.98km)の井上優人(2年)が23分12秒でトップ中継と幸先の良いスタートを切った洛南は、2区で4位に下がったものの、3区の橋本颯人(2年)で再び首位を奪取。そして、4区(9.1km)の三宅悠斗(2年)がこの区間でただ1人26分を切る25分56秒をマーク、2位に浮上した佐久長聖(長野)との差を1分19秒に拡大する区間賞の快走で勝負を決定づけた。
昨年末の全国高校駅伝では2年連続の7位入賞。佐藤圭汰(現・駒大)を擁した2021年には2年連続の高校最高、留学生抜きのチームで史上初の2時間2分切りとなる2時間1分59秒で2位に入った。だが、その記録は翌年に佐久長聖(長野)に2秒更新され、その佐久長聖は昨年の都大路で留学生を擁したチームの記録を含めても最高記録となる2時間1分00秒の大記録を樹立して頂点に立った。
今回、佐久長聖がに47秒差をつけて完勝。高校最高記録の奪回と、初の駅伝日本一へ。さらなる力を身につけていく。
2位の佐久長聖は2時間7分47秒、3位には2区・増子陽太(1年)の区間新で首位に立った学法石川(福島)が2時間8分31秒で続いた。4位、5位には仙台育英、東北の宮城勢が入った。
男子総合上位成績&区間賞獲得者をチェック!
■総合上位成績 1位 洛南(京都) 2.06.56 2位 佐久長聖(長野) 2.07.47 3位 学法石川(福島) 2.08.31 4位 仙台育英(宮城) 2.09.18 5位 東北(宮城) 2.10.15 6位 大牟田(福岡) 2.10.25 7位 世羅(広島) 2.10.37 8位 小林(宮崎) 2.10.38 9位 青森山田(青森) 2.10.41 10位 水城(茨城) 2.10.53 11位 洛北(京都) 2.11.05 12位 埼玉栄(埼玉) 2.11.11 13位 札幌山の手(北海道) 2.11.13 14位 九州学院(熊本) 2.11.24 15位 市船橋(千葉) 2.11.36 16位 須磨学園(兵庫) 2.11.43 17位 福岡第一(福岡) 2.11.49 18位 倉敷(岡山) 2.12.00 19位 宮崎日大(宮崎) 2.12.09 20位 京都外大西(京都) 2.12.10 ■区間賞獲得者 1区(7.98km)井上優人(洛南2京都) 23.12 2区(7.52km)増子陽太(学法石川1福島) 22.28 3区(7.2km)飯田ケビン(小林2宮崎) 22.22 4区(9.1km)三宅悠斗(洛南2京都) 25.56 5区(5.1km)ガユ・サミュエル(札幌山の手1北海道) 13.56 6区(5.295km)濵口大和(佐久長聖2長野) 16.09
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
2025.02.21
編集部コラム「奥が深い」
-
2025.02.21
-
2025.02.21
-
2025.02.21
2025.02.17
日本郵政グループ女子陸上部 「駅伝日本一」へのチームづくりとコンディショニング
2025.02.16
男子は須磨学園が逆転勝ち! 女子は全国Vの長野東が強さ見せる/西脇多可高校新人駅伝
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
-
2025.02.16
2025.02.02
【大会結果】第77回香川丸亀国際ハーフマラソン(2025年2月2日)
2025.02.02
大迫傑は1時間1分28秒でフィニッシュ 3月2日の東京マラソンに出場予定/丸亀ハーフ
-
2025.02.14
-
2025.02.09
-
2025.02.02
-
2025.01.26
-
2025.01.31
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.02.22
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)
【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km ●女子8km ●U20男子8km ●U20女子6km ●福岡クロカンシニア男子2km 広告の下にコンテンツ […]
2025.02.22
今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場
第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]
2025.02.21
編集部コラム「奥が深い」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.02.21
ひらまつ病院にニューイヤー駅伝3年連続出走の三田眞司が加入 「チームの最高順位に貢献」
ひらまつ病院は2月16日付で、サンベルクスに所属していた三田眞司が加入したと発表した。 29歳の三田は神奈川県出身。光明学園相模原高では3年時に全国都道府県対抗男子駅伝4区9位と力走。国士大では3年時に全日本大学駅伝で3 […]
2025.02.21
斎藤将也、不破聖衣来、菖蒲敦司らが欠場を発表/日本選手権クロカン
福岡クロカン事務局は第108回日本選手権クロスカントリーの2月21日時点での欠場者リストを公開した。 男子では斎藤将也(城西大)や谷本昂士郎(順大)ら5人が新たに欠場を発表。女子は不破聖衣来、新井沙希(ともに拓大)、板井 […]
Latest Issue
最新号

2025年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝