HOME 国内

2024.03.01

「山形のアスリートを 世界に送り出したい」山形陸協が短距離・青野朱李、円盤投・齋藤真希をサポートするためクラウドファンディングを開始
「山形のアスリートを 世界に送り出したい」山形陸協が短距離・青野朱李、円盤投・齋藤真希をサポートするためクラウドファンディングを開始

山形県出身の齋藤真希と青野朱里

一般財団法人山形陸協は、山形県出身で女子短距離の青野朱李(NDソフト)と円盤投の齋藤真希(東海大院)を応援するためのクラウドファンディングを、2月29日からスタートしたことを発表した。ともに2017年の山形インターハイで優勝を飾り、高校卒業後も日本のトップで活躍する2人のトレーニング環境の整備や海外遠征の費用をサポートすることが目的という。

青野は山形県東根市出身。山形中央高から山梨学大に進み、U20世界選手権やアジア選手権に出場した。22年には日本インカレ100m、200mの2冠を達成し、社会人1年目の昨年は全日本実業団選手権200m、国体成年300mで優勝を飾っている。

一方の齋藤は庄内町出身。余目中時代から全国大会で優勝するなど早くから頭角を現し、鶴岡工高では54m00の日本高校記録も打ち立てている。東女体大から東海大大学院に進み、昨年は日本人として4人目となる世界選手権出場を果たしたほか、ワールドユニバーシティゲームズでは8位入賞と世界の舞台で結果を残している。

山形陸協では今後24年のパリ五輪、25年の東京世界陸上、26年のアジア大会(愛知・名古屋)などビッグイベントが続くことから、2人の挑戦を応援するためにクラウドファンディングを開始。寄付者へのリターンとしてオリジナルクリアファイルや直筆のサイン入り色紙が用意されているという。

プロジェクトの期間は5月8日までとなっている。

山形陸協クラウドファンディングプロジェクトページ

広告の下にコンテンツが続きます
一般財団法人山形陸協は、山形県出身で女子短距離の青野朱李(NDソフト)と円盤投の齋藤真希(東海大院)を応援するためのクラウドファンディングを、2月29日からスタートしたことを発表した。ともに2017年の山形インターハイで優勝を飾り、高校卒業後も日本のトップで活躍する2人のトレーニング環境の整備や海外遠征の費用をサポートすることが目的という。 青野は山形県東根市出身。山形中央高から山梨学大に進み、U20世界選手権やアジア選手権に出場した。22年には日本インカレ100m、200mの2冠を達成し、社会人1年目の昨年は全日本実業団選手権200m、国体成年300mで優勝を飾っている。 一方の齋藤は庄内町出身。余目中時代から全国大会で優勝するなど早くから頭角を現し、鶴岡工高では54m00の日本高校記録も打ち立てている。東女体大から東海大大学院に進み、昨年は日本人として4人目となる世界選手権出場を果たしたほか、ワールドユニバーシティゲームズでは8位入賞と世界の舞台で結果を残している。 山形陸協では今後24年のパリ五輪、25年の東京世界陸上、26年のアジア大会(愛知・名古屋)などビッグイベントが続くことから、2人の挑戦を応援するためにクラウドファンディングを開始。寄付者へのリターンとしてオリジナルクリアファイルや直筆のサイン入り色紙が用意されているという。 プロジェクトの期間は5月8日までとなっている。 山形陸協クラウドファンディングプロジェクトページ

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

【男子100m】柏田琉依(山口FSL・中2)10秒80=中2歴代2位タイ

山口県中学校春季記録会が3月22日、山口市の維新みらいふスタジアムで行われ、男子100mで柏田琉依(山口FSL/2年)が中2歴代2位タイの10秒80(+1.6)をマークした。 柏田のこれまでの自己ベストは、昨年11月に出 […]

NEWS 日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催

2025.03.26

日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催

日本陸連は3月26日、都内で理事会を開き、2025年度の主要競技会日程を承認した。 これまで、主に毎年2月に実施していた日本選手権室内・日本室内大阪大会は終了とし、25年度から行われない。 同大会は元々、1984年に「国 […]

NEWS 【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

2025.03.26

【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

3月22日、名古屋市のパロマ瑞穂北陸上競技場で愛知陸協長距離競技会(第1回トヨタ紡織記録挑戦会)が行われ、男子3000mに出場した尾田祥太(Runup Academy/岡崎南中2愛知)が8分37秒25の中2歴代6位のタイ […]

NEWS セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

2025.03.26

セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、本番での運営能力向上を図るため、運営トレーニングを実施することを発表した。 トレーニングの対象大会は、本番のメイン会場である国立競技場で行われるセイコーゴー […]

NEWS スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

2025.03.26

スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

スズキは所属する田原遼太郎が現役を引退し、社業に専念することを発表した。 田原は大阪府出身の26歳。中学から陸上を始め、当初は800mなど中距離に取り組み、13年全中では準決勝まで進んでいる。大阪高でもトラックや高校駅伝 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top