HOME 海外

2024.02.28

モラレス・ウィリアムズのショートトラック400m44秒49は世界記録として承認されず スターティングブロックが基準を満たさず

2月24日に男子400mショートトラックでC.モラレス・ウィリアムズ(カナダ)が記録した44秒49は、世界記録として承認されないことが米国陸上・クロスカントリー協会(USTFCCCA)から発表された。

世界陸連(WA)は、世界記録として公認されるためにはスタート時の反応時間が計測できるWA承認のスターティングブロックを使用することを求めている(規則31.14.5)。モラレス・ウィリアムズが出場した大会では、規模が小さかったこともあり基準を満たしたスターティングブロックを使用していなかった。

ただし、記録自体は公認されるため世界歴代最高記録の扱いとなり、全米学生記録としても認められるという。

現在19歳のモラレス・ウィリアムズは米国・ジョージア大に所属し、2月24日に米国・アーカンソー州フェイエットビルで行われたSEC室内選手権の男子400mで44秒49をマーク。K.クレメント(米国)の世界記録44秒57(2005年)を上回っていた。

2月24日に男子400mショートトラックでC.モラレス・ウィリアムズ(カナダ)が記録した44秒49は、世界記録として承認されないことが米国陸上・クロスカントリー協会(USTFCCCA)から発表された。 世界陸連(WA)は、世界記録として公認されるためにはスタート時の反応時間が計測できるWA承認のスターティングブロックを使用することを求めている(規則31.14.5)。モラレス・ウィリアムズが出場した大会では、規模が小さかったこともあり基準を満たしたスターティングブロックを使用していなかった。 ただし、記録自体は公認されるため世界歴代最高記録の扱いとなり、全米学生記録としても認められるという。 現在19歳のモラレス・ウィリアムズは米国・ジョージア大に所属し、2月24日に米国・アーカンソー州フェイエットビルで行われたSEC室内選手権の男子400mで44秒49をマーク。K.クレメント(米国)の世界記録44秒57(2005年)を上回っていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

2025.03.29

齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

第319回日体大長距離競技会初日が3月29日、神奈川・横浜市の同大学健志台キャンパス競技場で行われ、女子3000m障害で齋藤みう(日体大4)が日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマークした。 齋藤のこれまでのベス […]

NEWS 久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

2025.03.29

久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

奈良市サーキットが3月29日、奈良市の鴻ノ池陸上競技場で行われ、女子1000mで800m日本記録(1分59秒93)保持者の久保凛(東大阪大敬愛高2)が2分40秒23をマークした。 この記録は日本歴代4位で、U20とU18 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top