HOME 国内、日本代表

2024.02.20

60m多田修平が6秒56で銀メダル! 七種競技の丸山優真は2連覇 走高跳は赤松、瀬古がワンツー/アジア室内
60m多田修平が6秒56で銀メダル! 七種競技の丸山優真は2連覇 走高跳は赤松、瀬古がワンツー/アジア室内

多田修平(住友電工)

◇アジア室内選手権(2月17~19日/イラン・テヘラン)3日目

2月19日、第11回アジア室内選手権の3日目の午後セッションが行われ、男子60mの多田修平(住友電工)は6秒56で銀メダルを獲得した。

前日の準決勝で日本タイ記録の6秒53をマークしていた多田。決勝ではさらなる記録更新を狙い、抜群のスタートで飛び出すと序盤をリードを奪う。しかし、準決勝で6秒50をマークしているアリ・アンワル・アリ・アル・バルシ(オマーン)がフィニッシュ直前に多田をかわし、6秒52で優勝。0.04秒差で多田が入り、6秒66の3位には100mで10秒28の北朝鮮記録を持つジョ・キムリョンが続いた。

多田は1月の世界陸連室内ツアー・ゴールドのアスタナ室内でも6秒58で2位に入っており、室内競技会でワールドランキングに必要なポイントを大きく加点している。

男子走高跳は昨年のブダペスト世界選手権8位入賞の赤松諒一(アワーズ)が2m19で大会連覇を達成。瀬古優斗(滋賀陸協)も同じ2m19を跳んだが、2m15での試技内容差で銀メダルとなった。

前日から2日間にわたって行われた男子七種競技は、丸山優真(住友電工)が圧倒的な強さで大会連覇。7種目中6種目でトップを占め、2位に414点差をつける5767点を獲得している。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、男子三段跳の池畠旭佳瑠(駿河台大AC)が15m88で4位。男子3000mの吉居駿恭(中大)が8分20秒34で5位となった。

アジア室内は3日間の全日程が終了。日本勢は金メダル3、銀メダル4、銅メダル1と計8個のメダルを獲得した。

◇アジア室内選手権(2月17~19日/イラン・テヘラン)3日目 2月19日、第11回アジア室内選手権の3日目の午後セッションが行われ、男子60mの多田修平(住友電工)は6秒56で銀メダルを獲得した。 前日の準決勝で日本タイ記録の6秒53をマークしていた多田。決勝ではさらなる記録更新を狙い、抜群のスタートで飛び出すと序盤をリードを奪う。しかし、準決勝で6秒50をマークしているアリ・アンワル・アリ・アル・バルシ(オマーン)がフィニッシュ直前に多田をかわし、6秒52で優勝。0.04秒差で多田が入り、6秒66の3位には100mで10秒28の北朝鮮記録を持つジョ・キムリョンが続いた。 多田は1月の世界陸連室内ツアー・ゴールドのアスタナ室内でも6秒58で2位に入っており、室内競技会でワールドランキングに必要なポイントを大きく加点している。 男子走高跳は昨年のブダペスト世界選手権8位入賞の赤松諒一(アワーズ)が2m19で大会連覇を達成。瀬古優斗(滋賀陸協)も同じ2m19を跳んだが、2m15での試技内容差で銀メダルとなった。 前日から2日間にわたって行われた男子七種競技は、丸山優真(住友電工)が圧倒的な強さで大会連覇。7種目中6種目でトップを占め、2位に414点差をつける5767点を獲得している。 このほか、男子三段跳の池畠旭佳瑠(駿河台大AC)が15m88で4位。男子3000mの吉居駿恭(中大)が8分20秒34で5位となった。 アジア室内は3日間の全日程が終了。日本勢は金メダル3、銀メダル4、銅メダル1と計8個のメダルを獲得した。

【動画】男子60m決勝

(多田は手前から2人目の2レーン。3レーンが優勝のアル・バルシ)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

NEWS Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

2025.04.15

Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

日本実業団陸上競技連合は4月15日、2024年度「実業団陸上of The Year 表彰」の受賞者・受賞チームをホームページで発表し、個人賞のAthlete of The Year賞に8月のパリ五輪女子やり投で、マラソン […]

NEWS 神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

2025.04.15

神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

日本陸連は4月15日、「神戸マラソン2025」がMGCシリーズ2025-26に加盟したと発表した。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズは、前身のJMCシリーズを継承したもので、ポイントにより年間王者を決 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top