HOME 国内、日本代表

2024.02.19

山本有真が3000mで金メダル!! アジア選手権5000mに続くVでパリ五輪に前進/アジア室内
山本有真が3000mで金メダル!! アジア選手権5000mに続くVでパリ五輪に前進/アジア室内

23年アジア選手権女子5000mで優勝した山本有真

◇アジア室内選手権(2月17~19日/イラン・テヘラン)3日目

2月19日、第11回アジア室内選手権の3日目の午前セッションが行われ、女子3000mでは山本有真(積水化学)が9分16秒71で金メダルに輝いた。

トラックでは昨年12月以来の試合に臨んだ山本。レースには昨年のアジア大会などでも競り合ったアンキタ(インド)らを含め8人がエントリーするなか、積極的な試合運びで、昨年のアジア選手権5000mに続く優勝を果たした。

山本は1年前のアジア室内では9分09秒29で3位。この大会をステップに、8月の世界選手権出場につなげている。

現在、8月のパリ五輪5000mのワールドランキングで出場圏内につけている山本。大会前に「(ワールドランキングの)ポイントをしっかりとつかむことが今回の目的。パリへの切符をつかめるように頑張りたい」と抱負を語っており、「9分05秒以内で2位以内」という目標を掲げて試合に臨んだ。

タイムこそターゲットには及ばなかったものの、昨年の銅メダルを上回る順位を確保。大会ランクの高いアジア室内での優勝ポイントとあわせて1190点を獲得したことで、ランキングを上げることに成功し、夢のパリ五輪出場に1歩近づいた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇アジア室内選手権(2月17~19日/イラン・テヘラン)3日目 2月19日、第11回アジア室内選手権の3日目の午前セッションが行われ、女子3000mでは山本有真(積水化学)が9分16秒71で金メダルに輝いた。 トラックでは昨年12月以来の試合に臨んだ山本。レースには昨年のアジア大会などでも競り合ったアンキタ(インド)らを含め8人がエントリーするなか、積極的な試合運びで、昨年のアジア選手権5000mに続く優勝を果たした。 山本は1年前のアジア室内では9分09秒29で3位。この大会をステップに、8月の世界選手権出場につなげている。 現在、8月のパリ五輪5000mのワールドランキングで出場圏内につけている山本。大会前に「(ワールドランキングの)ポイントをしっかりとつかむことが今回の目的。パリへの切符をつかめるように頑張りたい」と抱負を語っており、「9分05秒以内で2位以内」という目標を掲げて試合に臨んだ。 タイムこそターゲットには及ばなかったものの、昨年の銅メダルを上回る順位を確保。大会ランクの高いアジア室内での優勝ポイントとあわせて1190点を獲得したことで、ランキングを上げることに成功し、夢のパリ五輪出場に1歩近づいた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top