HOME 駅伝

2024.02.15

創価大 在籍選手のドーピング違反受け謝罪コメント発表 榎木和貴監督「指導・監督が行き届かなかった」
創価大 在籍選手のドーピング違反受け謝罪コメント発表 榎木和貴監督「指導・監督が行き届かなかった」

創価大の榎木和貴監督

創価大・榎木和貴監督 コメント全文

この度、本学陸上競技部駅伝部員であるリーキー・カミナ選手のアンチ・ドーピング規則違反が確定し、日本アンチ・ドーピング機構による処分が下されました。

本選手について、検体採取日の2023年9月16日から、2023年10月12日までに獲得した個人成績は失効になることから、9月16日の「第92回日本学生陸上競技対校選手権大会5000mの記録」、10月9日の「第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走3区」での記録は取り消しとなります。本選手の記録失効に伴う大会主催団体等からの措置については、厳粛に受け止めてまいります。

日本学生陸上競技対校選手権大会、出雲全日本大学選抜駅伝競走の大会関係者、大学駅伝をはじめとした大学スポーツ競技界に多大なご迷惑をおかけすることとなり、関係者の皆様に残念な思いをさせてしまったことを大変申し訳なく感じております。

禁止物質摂取の原因は先述のとおりですが、帰国中だったとはいえ、薬の成分を十分に注意することについて、指導・監督が行き届かなかったことをお詫び申し上げます。今回のことでは、本選手も大きなショックと責任を感じており、深く反省しております。

本学陸上競技部駅伝部は、皆様の信頼を取り戻せるよう、再発防止策をチームとして徹底するとともに、一層の競技力の向上に取り組み、努力を重ねてまいります。

創価大学陸上競技部駅伝部監督  榎木 和貴

広告の下にコンテンツが続きます
創価大は15日、陸上競技部駅伝部の在籍選手であるリーキー・カミナ(3年)がドーピング規則違反を犯したことを受け、謝罪文を発表した。 カミナは昨年9月に日本インカレ男子5000mで優勝したものの、大会後のドーピング検査において検体から禁止物質(ナンドロロン)が検出された。カミナは10月9日の出雲駅伝にも出走して3区区間2位の成績を収めていたが、その3日後の10月12日に公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)より通知があったという。 大学によると、カミナは昨年7月21日から9月5日にケニアへ帰国。滞在中、体調不良に陥り、成分の確認を怠ったまま10日間にわたって市販の薬を摂取したとされる。 カミナは10月12日より3年間の資格停止処分が科され、日本インカレの優勝記録が取り消されるほか、出雲駅伝におけるチームの全成績が失効される。 創価大は出雲駅伝において過去最高の2位に入り、4区の山森龍暁(4年)と5区の吉田響(3年)が区間賞を獲得していた。大学によると、カミナは現在ケニアへ帰国しているという。 榎木和貴監督は大学のホームページを通じて「関係者の皆様に残念な思いをさせてしまったことを大変申し訳なく感じております。指導・監督が行き届かなかったことをお詫び申し上げます。本学陸上競技部駅伝部は、皆様の信頼を取り戻せるよう、再発防止策をチームとして徹底するとともに、一層の競技力の向上に取り組み、努力を重ねてまいります」とコメントを残している。

創価大・榎木和貴監督 コメント全文

この度、本学陸上競技部駅伝部員であるリーキー・カミナ選手のアンチ・ドーピング規則違反が確定し、日本アンチ・ドーピング機構による処分が下されました。 本選手について、検体採取日の2023年9月16日から、2023年10月12日までに獲得した個人成績は失効になることから、9月16日の「第92回日本学生陸上競技対校選手権大会5000mの記録」、10月9日の「第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走3区」での記録は取り消しとなります。本選手の記録失効に伴う大会主催団体等からの措置については、厳粛に受け止めてまいります。 日本学生陸上競技対校選手権大会、出雲全日本大学選抜駅伝競走の大会関係者、大学駅伝をはじめとした大学スポーツ競技界に多大なご迷惑をおかけすることとなり、関係者の皆様に残念な思いをさせてしまったことを大変申し訳なく感じております。 禁止物質摂取の原因は先述のとおりですが、帰国中だったとはいえ、薬の成分を十分に注意することについて、指導・監督が行き届かなかったことをお詫び申し上げます。今回のことでは、本選手も大きなショックと責任を感じており、深く反省しております。 本学陸上競技部駅伝部は、皆様の信頼を取り戻せるよう、再発防止策をチームとして徹底するとともに、一層の競技力の向上に取り組み、努力を重ねてまいります。 創価大学陸上競技部駅伝部監督  榎木 和貴

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

【動画】円盤投で堤雄司が投げた61m76 61m76セカンドベスト pic.twitter.com/OqeyrhsNej — Yuji Tsutsumi(堤 雄司) (@NeoTsutsumi) Februa […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top