HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.02.06

【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~中大~吉居大和「ふさわしい走りができず」湯浅「必ず強い中大を」
【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~中大~吉居大和「ふさわしい走りができず」湯浅「必ず強い中大を」

中大の吉居大和と中野翔太

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走したすべての選手たちの声を刻みます!

【アンケート項目】
(1)大会を終えての感想、コースの攻略法など
(2)今だから話せる裏話
(3)監督車からの声掛けで心の残ったもの
(4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み

●中大
総合13位(往路13位、復路13位) 11時間01分58秒
監督:藤原正和

1区 溜池一太(2年) 区間19位
(1)シードを落としてしまって非常に申し訳ないです。六郷橋を終えてからがきつかったです。
(2)4日前に体調不良
(3)――
(4)まずは確実に予選会を突破して、全日本大学駅伝、箱根駅伝は区間賞を取ります。

2区 吉居大和(4年) 区間15位
(1)個人としてはエース区間を走る選手にふさわしい走りができず情けないです。15km以降にペースを維持したり、アップしたりするのがポイントでした。
(2)――
(3)楽しんでこい
(4)強さを証明できる走りを期待しています。

3区 中野翔太(4年) 区間20位
(1)良くなかったです。
(2)風邪が蔓延していた。
(3)湯浅が待ってるから
(4)頑張ってください

4区 湯浅仁(4年) 区間3位
(1)個人としては4年間の頑張りを形にできたと思います。チームとしては非常に悔しい結果となりました。4区は残り3kmがポイントです。何より、勝ちたいという気持ちをどれだけ強く持てるか。
(2)12月に2回体調を崩しました
(3)――
(4)今年度はチームとして結果を残せず悔しい思いをしているかと思いますが、自分たちの取り組みを見直し、必ず強い中大を作り上げてほしいです。

広告の下にコンテンツが続きます

5区 山﨑草太(1年) 区間14位
(1)チームに貢献することができなくて悔しいです。4km過ぎくらいから大平台の上り、宮ノ下から最高点まで、一度下ってから上る場所がきつかったです。また、本格的に下り始めてからの1km、ラスト2km…すべてがきつい。上りで使い切ってしまうと下りでタイムが稼げないので少し余力を残して下りに入るのも大事だと思いました。
(2)――
(3)「この夏色んな山走ってきたんだからこんなのきつくないよ、いけるよ」夏のきつい練習を思い出して元気が出たました
(4)1位で予選会を通過して来年の箱根でリベンジします。

6区 浦田優斗(3年) 区間5位
(1)完璧な状態ではなかったので、落ち着いて入ってまとめる走りをすることも考えましたが、自分らしい走りをしてチームに勢いと勇気を与えたいと思い、初めから突っ込みました。後半は失速してしまい区間賞を取ることはできませんでしたが、最低限の仕事はでき、来年にもつながる走りができだと思います。チームとしては悔しい結果になりましたが、全員があの時点の状態での最大限の力を出しきれたと思います。コース攻略法は宮ノ下で一度平坦になるところ。前半突っ込んでしまうと必ずきつくなるところだと思いますが、記録を伸ばすには常にハイペースで押し続けら必要があると思います。
(2)ずっと同じグループでお世話になっていた4年生の濵田さんが小田原で待っていてくれて、僕がゴールした後に泣いてくれました。
(3)「3年間のすべてぶつけろ」この1年間で一気に成長できたが、その裏には思うように走れていなかった1、2年目の積み上げがあってここを走れていると感じました。
(4)必ず6区で区間賞を取ります。

7区 吉居駿恭(2年) 区間賞
(1)思うように走れなかったですが、狙っていた区間賞が取れたので満足しています。ただ、チームに関しては目標に遠く及ばず悔しい結果となりました。コースはアップダウンがきつかったです。攻略法は『頑張る』しかありません。
(2)――
(3)「パリオリンピック」パリオリンピックは1番の目標なので気合が入りました
(4)パリオリンピック出場

8区 阿部陽樹(3年)区間22位
(1)体調が整わず申し訳なかったです。遊行寺まで余裕を持つのが大事だと感じました。
(2)――
(3)「無理しなくていい」と言われ、少し心に余裕ができました。
(4)今年のリベンジをしたいです

9区 白川陽大(2年) 区間16位
(1)次頑張ります。ポイントは権太坂です。
(2)朝起きるのが怖かった
(3)「タスキをつなごう」チームのためにと思えたからです。
(4)予選会勝ってまた強いチームにします。

10区 柴田大地(1年) 区間9位
(1)状態が良くない中ではまとめることができましたが、アンカーとしてチームをシード権獲得の10位より上の順位でゴールすることができず悔しいです。10区は距離が長いため後半はきつく感じました。年間を通しての走り込みがコース攻略のカギになると感じました。
(2)付き添いに高校時代の同期が来てくれて半年振りくらいに会いました。
(3)「自分から行かないと!」と声をかけてもらって、最後まで気持ちを切らさず前を追い続けることができました。来年度の結果で今年のチームがやってきたことは間違ってなかったと証明できるように頑張ります。

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走したすべての選手たちの声を刻みます! 【アンケート項目】 (1)大会を終えての感想、コースの攻略法など (2)今だから話せる裏話 (3)監督車からの声掛けで心の残ったもの (4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み ●中大 総合13位(往路13位、復路13位) 11時間01分58秒 監督:藤原正和 1区 溜池一太(2年) 区間19位 (1)シードを落としてしまって非常に申し訳ないです。六郷橋を終えてからがきつかったです。 (2)4日前に体調不良 (3)―― (4)まずは確実に予選会を突破して、全日本大学駅伝、箱根駅伝は区間賞を取ります。 2区 吉居大和(4年) 区間15位 (1)個人としてはエース区間を走る選手にふさわしい走りができず情けないです。15km以降にペースを維持したり、アップしたりするのがポイントでした。 (2)―― (3)楽しんでこい (4)強さを証明できる走りを期待しています。 3区 中野翔太(4年) 区間20位 (1)良くなかったです。 (2)風邪が蔓延していた。 (3)湯浅が待ってるから (4)頑張ってください 4区 湯浅仁(4年) 区間3位 (1)個人としては4年間の頑張りを形にできたと思います。チームとしては非常に悔しい結果となりました。4区は残り3kmがポイントです。何より、勝ちたいという気持ちをどれだけ強く持てるか。 (2)12月に2回体調を崩しました (3)―― (4)今年度はチームとして結果を残せず悔しい思いをしているかと思いますが、自分たちの取り組みを見直し、必ず強い中大を作り上げてほしいです。 5区 山﨑草太(1年) 区間14位 (1)チームに貢献することができなくて悔しいです。4km過ぎくらいから大平台の上り、宮ノ下から最高点まで、一度下ってから上る場所がきつかったです。また、本格的に下り始めてからの1km、ラスト2km…すべてがきつい。上りで使い切ってしまうと下りでタイムが稼げないので少し余力を残して下りに入るのも大事だと思いました。 (2)―― (3)「この夏色んな山走ってきたんだからこんなのきつくないよ、いけるよ」夏のきつい練習を思い出して元気が出たました (4)1位で予選会を通過して来年の箱根でリベンジします。 6区 浦田優斗(3年) 区間5位 (1)完璧な状態ではなかったので、落ち着いて入ってまとめる走りをすることも考えましたが、自分らしい走りをしてチームに勢いと勇気を与えたいと思い、初めから突っ込みました。後半は失速してしまい区間賞を取ることはできませんでしたが、最低限の仕事はでき、来年にもつながる走りができだと思います。チームとしては悔しい結果になりましたが、全員があの時点の状態での最大限の力を出しきれたと思います。コース攻略法は宮ノ下で一度平坦になるところ。前半突っ込んでしまうと必ずきつくなるところだと思いますが、記録を伸ばすには常にハイペースで押し続けら必要があると思います。 (2)ずっと同じグループでお世話になっていた4年生の濵田さんが小田原で待っていてくれて、僕がゴールした後に泣いてくれました。 (3)「3年間のすべてぶつけろ」この1年間で一気に成長できたが、その裏には思うように走れていなかった1、2年目の積み上げがあってここを走れていると感じました。 (4)必ず6区で区間賞を取ります。 7区 吉居駿恭(2年) 区間賞 (1)思うように走れなかったですが、狙っていた区間賞が取れたので満足しています。ただ、チームに関しては目標に遠く及ばず悔しい結果となりました。コースはアップダウンがきつかったです。攻略法は『頑張る』しかありません。 (2)―― (3)「パリオリンピック」パリオリンピックは1番の目標なので気合が入りました (4)パリオリンピック出場 8区 阿部陽樹(3年)区間22位 (1)体調が整わず申し訳なかったです。遊行寺まで余裕を持つのが大事だと感じました。 (2)―― (3)「無理しなくていい」と言われ、少し心に余裕ができました。 (4)今年のリベンジをしたいです 9区 白川陽大(2年) 区間16位 (1)次頑張ります。ポイントは権太坂です。 (2)朝起きるのが怖かった (3)「タスキをつなごう」チームのためにと思えたからです。 (4)予選会勝ってまた強いチームにします。 10区 柴田大地(1年) 区間9位 (1)状態が良くない中ではまとめることができましたが、アンカーとしてチームをシード権獲得の10位より上の順位でゴールすることができず悔しいです。10区は距離が長いため後半はきつく感じました。年間を通しての走り込みがコース攻略のカギになると感じました。 (2)付き添いに高校時代の同期が来てくれて半年振りくらいに会いました。 (3)「自分から行かないと!」と声をかけてもらって、最後まで気持ちを切らさず前を追い続けることができました。来年度の結果で今年のチームがやってきたことは間違ってなかったと証明できるように頑張ります。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top