2024.01.30
1月30日、東京マラソン財団は、3月3日に行われる「東京マラソン2024」の出場選手を発表した。
パリ五輪の代表を決めるMGCファイナルチャレンジとなる男子には有力選手が多数参戦。2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)を筆頭に、前回大会で2時間5分台をマークした山下一貴(三菱重工)と其田健也(JR東日本)、昨年のブダペスト世界選手権代表の西山和弥(トヨタ自動車)、2時間6分台の記録を持つ細谷恭平(黒崎播磨)と池田耀平(Kao)が国内招待選手としてエントリーされた。
一般参加でも東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)や21年オレゴン世界選手権代表の西山雄介(トヨタ自動車)、ハーフ日本記録保持者の小椋裕介(ヤクルト)らが名を連ねる。また初マラソンの田村友佑(黒崎播磨)や山野力(九電工)なども出場エントリーしている。
パリ五輪マラソン代表の男子は、MGCで優勝した小山直城(Honda)と2位の赤﨑暁(九電工)が内定済み。残り1枠はMGC3位の大迫傑(Nike)と、ファイナルチャレンジ(23年12月福岡、24年2月大阪、3月東京)のレース結果から選出。MGCファイナルチャレンジ設定記録「2時間5分50秒」を突破した選手がいた場合、その中で最も速かった選手が代表に内定する。記録突破者がいない場合は大迫が代表をつかむ。
海外招待選手には、すでに発表されている五輪金メダリストのエリウド・キプチョゲ(ケニア)のほか、昨年のベルリンで2時間3分13秒で2位に入ったヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ(ケニア)、ロッテルダム2位のティモシー・キプラガト(ケニア)、23年大阪優勝のハイレマリアム・キロス(エチオピア)など実力者が揃った。
一方の女子は国内招待に日本歴代3位となる2時間19分24秒を持つ新谷仁美(積水化学)が登録。吉川侑美(ユニクロ)も招待されたほか、兼重志帆(GRlab山口)が出場する。
こちらも海外のハイレベルな選手がそろい、シファン・ハッサン(オランダ)が東京に初参戦。2時間14分58秒の自己記録を持つアマネ・ベリソ・シャンクレ(エチオピア)、昨年の東京を2時間16分28秒で制したローズマリー・ワンジル(ケニア)らが高速レースに挑む。
東京マラソン2024の主なエントリー選手
右は自己記録 男子 エリウド・キプチョゲ(ケニア) 2.01.09 ヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ(ケニア) 2.03.13 ティモシー・キプラガト(ケニア) 2.03.50 ベンソン・キプルト(ケニア) 2.04.02 ハイレマリアム・キロス(エチオピア) 2.04.41 アンドゥアレム・ビライ(エチオピア) 2.04.44 ツェガエ・ゲタチョウ(エチオピア) 2.04.49 チャル・デソ(エチオピア) 2.04.53 ビクター・キプランガット(ウガンダ) 2.05.09 [adinserter block="4"]鈴木健吾(富士通) 2.04.56 山下一貴(三菱重工) 2.05.51 其田健也(JR東日本) 2.05.59 細谷恭平(黒崎播磨) 2.06.35 西山和弥(トヨタ自動車) 2.06.45 池田耀平(Kao) 2.06.53 べスウェル・キベト(ケニア) 2.04.37 バゼゼウ・アスマレ(エチオピア) 2.04.57 ハイムロ・アラメ(イスラエル) 2.06.04 ビダン・カロキ(トヨタ自動車) 2.05.53 [adinserter block="4"]小椋裕介(ヤクルト) 2.06.51 定方俊樹(三菱重工) 2.07.05 ギザエ・マイケル(スズキ) 2.07.08 大六野秀畝(旭化成) 2.07.12 菊地賢人(メイクス) 2.07.20 木村慎(Honda) 2.07.20 作田将希(JR東日本) 2.07.42 西山雄介(トヨタ自動車) 2.07.47 横田俊吾(JR東日本) 2.07.47 浦野雄平(富士通) 2.07.52 服部勇馬(トヨタ自動車) 2.07.27 山野力(九電工) 2.16.25 田村友佑(黒崎播磨) 1.00.38 [adinserter block="4"]女子 シファン・ハッサン(オランダ) 2.13.44 アマネ・ベリソ・シャンクレ(エチオピア) 2.14.58 ローズマリー・ワンジル(ケニア) 2.16.28 ロナー・チェムタイ・サルピーター(イスラエル) 2.17.45 ティギスト・アバイエチェウ(エチオピア) 2.18.03 ストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア) 2.18.12 マグダレナ・シャウリ(タンザニア) 2.18.41 ブズネシュ・ゲタチョウ(エチオピア) 2.19.27 メセレト・アベバイエフ(エチオピア) 2.19.50 [adinserter block="4"]新谷仁美(積水化学) 2.19.24 吉川侑美(ユニクロ) 2.25.20 ヒシグサイハン・ガルバドラフ(モンゴル) 2.28.33 兼重志帆(GRlab山口) 2.29.26 堀江美里(シスメックス) 2.32.10 池本愛(東京陸協) 2.34.17 藤澤舞(札幌エクセルAC) 2.35.52 西原加純(シスメックス) 2.42.56
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