HOME 国内

2024.01.28

安藤友香が1時間8分18秒でV 「ベストに近いタイムが出せて良かった」名古屋ウィメンズでパリ五輪代表狙う/大阪ハーフマラソン
安藤友香が1時間8分18秒でV 「ベストに近いタイムが出せて良かった」名古屋ウィメンズでパリ五輪代表狙う/大阪ハーフマラソン

24年大阪ハーフマラソンを制した安藤友香

◇大阪ハーフマラソン(1月28日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着21.0975km)

大阪国際女子マラソンと併催で行われた大阪ハーフマラソンの女子は、安藤友香(ワコール)がデスタ・ブルカ(デンソー)を競技場内でかわし、1時間8分18秒で頂点に立った。

2年前の全日本実業団ハーフでマークした1時間8分13秒の自己ベストにはわずかに及ばなかったものの、「3月の名古屋ウィメンズマラソンに出るので、それにつながるレースになればと思っていました。タイムもベストかそれに近いタイムが出せればと思っていたので良かったです」と笑顔を見せた。

前半から男子選手に混じりつつ入りの5㎞を16分05秒、10㎞を32分12秒で通過。「14kmから公園に入る手前まで少しきつくなりペースが落ちたのが課題」と話すも、「ラストで先行されていたデスタ選手をかわせたのは収穫」と手応えをつかだんレースとなった。

昨年10月のパリ五輪マラソン代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では9位と結果を残せず不甲斐ない結果と回想する。その後は気持ちを引きずる期間もあったと言うが、「お世話になった方々に結果で恩返しするしかない」と気持ちを切り替え、「最後まで最善を尽くす」と安藤。パリ五輪代表最後の1枠を懸けて、高校時代(豊川高)を過ごした愛知での大一番に臨む。

◇大阪ハーフマラソン(1月28日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着21.0975km) 大阪国際女子マラソンと併催で行われた大阪ハーフマラソンの女子は、安藤友香(ワコール)がデスタ・ブルカ(デンソー)を競技場内でかわし、1時間8分18秒で頂点に立った。 2年前の全日本実業団ハーフでマークした1時間8分13秒の自己ベストにはわずかに及ばなかったものの、「3月の名古屋ウィメンズマラソンに出るので、それにつながるレースになればと思っていました。タイムもベストかそれに近いタイムが出せればと思っていたので良かったです」と笑顔を見せた。 前半から男子選手に混じりつつ入りの5㎞を16分05秒、10㎞を32分12秒で通過。「14kmから公園に入る手前まで少しきつくなりペースが落ちたのが課題」と話すも、「ラストで先行されていたデスタ選手をかわせたのは収穫」と手応えをつかだんレースとなった。 昨年10月のパリ五輪マラソン代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では9位と結果を残せず不甲斐ない結果と回想する。その後は気持ちを引きずる期間もあったと言うが、「お世話になった方々に結果で恩返しするしかない」と気持ちを切り替え、「最後まで最善を尽くす」と安藤。パリ五輪代表最後の1枠を懸けて、高校時代(豊川高)を過ごした愛知での大一番に臨む。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top