HOME 箱根駅伝

2024.01.02

青学大が6度目往路大会新V!王者・駒大も大会新2位、城西大が過去最高3位、東洋大が4位、10位・順大、中大は13位、16校が復路一斉スタート/箱根駅伝
青学大が6度目往路大会新V!王者・駒大も大会新2位、城西大が過去最高3位、東洋大が4位、10位・順大、中大は13位、16校が復路一斉スタート/箱根駅伝

青学大は2区の黒田朝日(左)、3区太田蒼生が連続区間賞で勢いに乗った

◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)

第100回箱根駅伝の往路が行われ、青学大が5時間18分13秒の往路新記録で2年ぶり6度目の優勝を飾った。

青学大は3区・太田蒼生(3年)でトップに立つとそのまま逃げ切り。2区・黒田朝日(2年)から3連続区間賞だった。5区は若林宏樹(3年)が区間新(区間2位)できっちり走破した。

2分38秒差の2位に前回王者の駒大。こちらも5時間20分51秒の大会新記録だった。1区・篠原倖太朗(3年)が区間賞で流れを作り、2区・主将の鈴木芽吹(4年)、3区・佐藤圭汰(3年)も力走したが、青学大がこれを上回ったかたち。

3位に城西大で、同校過去最高順位。1区・主将の野村颯斗(4年)が3位でスタートすると、3区のヴィクター・キムタイ(2年)も区間3位、5区で山本唯翔(4年)が自身の区間記録を塗り替える区間賞だった。

出雲駅駅伝8位、全日本大学駅伝14位と苦戦していた東洋大が大躍進。2区・梅崎蓮(3年)、4区・松山和希(4年)が見せ場を作った。19年連続シード獲得へ大きな往路となった。

早大が5位、國學院大が6位。7位には創価大が入った。予選会トップの大東大が8位。9位に法大が続き、10位には順大が食い込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

3秒差で国士大が11位。さらに3秒差で帝京大と大混戦で続く。優勝候補の一角、中大は流れが作れず13位にとどまった。

2年ぶり出場の駿河台大は14位。立教大は17位。序盤見せ場を作った日大は4、5区でやや後退して19位で終えている。10年ぶり出場の東農大も序盤はシード権を見える位置でつないだが20位フィニッシュだった。第1回出場校のうちの一つ、明大が最下位の23位と苦しい結果となった。10位の順大から15位の山梨学大までが1分以内の差とシード権争いは混戦となりそう。

7位・創価大までは時差スタートで、8位・大東大から明大までが一斉スタートとなる。

箱根駅伝の復路は1月3日、午前8時にスタート。当日1時間10分前まで正選手と補欠選手の入れ替えが可能で、1日4人まで、両日合わせて最大6人まで。5区間109.6kmで争われる。

◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第100回箱根駅伝の往路が行われ、青学大が5時間18分13秒の往路新記録で2年ぶり6度目の優勝を飾った。 青学大は3区・太田蒼生(3年)でトップに立つとそのまま逃げ切り。2区・黒田朝日(2年)から3連続区間賞だった。5区は若林宏樹(3年)が区間新(区間2位)できっちり走破した。 2分38秒差の2位に前回王者の駒大。こちらも5時間20分51秒の大会新記録だった。1区・篠原倖太朗(3年)が区間賞で流れを作り、2区・主将の鈴木芽吹(4年)、3区・佐藤圭汰(3年)も力走したが、青学大がこれを上回ったかたち。 3位に城西大で、同校過去最高順位。1区・主将の野村颯斗(4年)が3位でスタートすると、3区のヴィクター・キムタイ(2年)も区間3位、5区で山本唯翔(4年)が自身の区間記録を塗り替える区間賞だった。 出雲駅駅伝8位、全日本大学駅伝14位と苦戦していた東洋大が大躍進。2区・梅崎蓮(3年)、4区・松山和希(4年)が見せ場を作った。19年連続シード獲得へ大きな往路となった。 早大が5位、國學院大が6位。7位には創価大が入った。予選会トップの大東大が8位。9位に法大が続き、10位には順大が食い込んだ。 3秒差で国士大が11位。さらに3秒差で帝京大と大混戦で続く。優勝候補の一角、中大は流れが作れず13位にとどまった。 2年ぶり出場の駿河台大は14位。立教大は17位。序盤見せ場を作った日大は4、5区でやや後退して19位で終えている。10年ぶり出場の東農大も序盤はシード権を見える位置でつないだが20位フィニッシュだった。第1回出場校のうちの一つ、明大が最下位の23位と苦しい結果となった。10位の順大から15位の山梨学大までが1分以内の差とシード権争いは混戦となりそう。 7位・創価大までは時差スタートで、8位・大東大から明大までが一斉スタートとなる。 箱根駅伝の復路は1月3日、午前8時にスタート。当日1時間10分前まで正選手と補欠選手の入れ替えが可能で、1日4人まで、両日合わせて最大6人まで。5区間109.6kmで争われる。

【動画】青学大の往路フィニッシュをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

選抜女子駅伝オーダー発表 積水化学は1区松本明莉、パナソニック5区森田香織 高校3連覇狙う神村学園は5区瀬戸口凜

第36回選抜女子駅伝北九州大会(1月19日/福岡・北九州市の小倉城歴史の道発着)前日の1月18日、各チームのオーダーが発表された。 一般の部(5区間27.2km)は実業団チームと地元・北九州市一般選抜を含めた10チームが […]

NEWS 都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top