HOME 国内

2023.12.26

女子100mハードルの藤森菜那が現役引退 中学時代から第一線で活躍、20年日本選手権3位
女子100mハードルの藤森菜那が現役引退 中学時代から第一線で活躍、20年日本選手権3位

引退が発表された藤森菜那

12月26日、ゼンリンは女子100mハードルの藤森菜那が12月末をもって退部、引退することを発表した。

藤森は1997年生まれの26歳。小学生から陸上を始め、中学2年には200mで全中に出場。同時に100mハードルに取り組むとともに、中学3年から四種競技にチャレンジし、2012年には3172点の中学記録(当時)を樹立しただけでなく、全中でも四種競技と100mハードルの2冠に輝いている。

浜松市立高では日本ユース選手権で連覇を飾ったほか、13年の世界ユース選手権、14年のユース五輪など国際大会にも出場。高校3年はケガでインターハイ出場を逃したものの、秋のU20日本選手権では6位入賞を果たした。大学は明大に進み、1年目から日本インカレ6位と活躍。4年次の関東インカレでは明大の女子として初めて優勝した。

20年日本選手権で3位とメダルを獲得。直後にはベストとなる13秒26をマークしていた。

今季は東日本実業団選手権で7位入賞も、日本選手権では予選落ち。9月の全日本実業団選手権が引退レースとなった。

藤森はチームのホームページを通じて「いつも応援してくださりありがとうございました。今後は陸上とは違う道に進みますが、新たな道でも頑張っていきたいと思います」とコメント。「クールなチームの雰囲気が自分には居心地が良く、好きでした。今までありがとうございました!」と感謝の気持ちを綴った。

広告の下にコンテンツが続きます
12月26日、ゼンリンは女子100mハードルの藤森菜那が12月末をもって退部、引退することを発表した。 藤森は1997年生まれの26歳。小学生から陸上を始め、中学2年には200mで全中に出場。同時に100mハードルに取り組むとともに、中学3年から四種競技にチャレンジし、2012年には3172点の中学記録(当時)を樹立しただけでなく、全中でも四種競技と100mハードルの2冠に輝いている。 浜松市立高では日本ユース選手権で連覇を飾ったほか、13年の世界ユース選手権、14年のユース五輪など国際大会にも出場。高校3年はケガでインターハイ出場を逃したものの、秋のU20日本選手権では6位入賞を果たした。大学は明大に進み、1年目から日本インカレ6位と活躍。4年次の関東インカレでは明大の女子として初めて優勝した。 20年日本選手権で3位とメダルを獲得。直後にはベストとなる13秒26をマークしていた。 今季は東日本実業団選手権で7位入賞も、日本選手権では予選落ち。9月の全日本実業団選手権が引退レースとなった。 藤森はチームのホームページを通じて「いつも応援してくださりありがとうございました。今後は陸上とは違う道に進みますが、新たな道でも頑張っていきたいと思います」とコメント。「クールなチームの雰囲気が自分には居心地が良く、好きでした。今までありがとうございました!」と感謝の気持ちを綴った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top