HOME 高校

2023.12.24

新体制の倉敷 連覇ならずも9年連続入賞の2位 アンカーの生田「後輩たちがリベンジしてくれる」/全国高校駅伝
新体制の倉敷 連覇ならずも9年連続入賞の2位 アンカーの生田「後輩たちがリベンジしてくれる」/全国高校駅伝

2位の倉敷は4区の桑田駿介(左)が区間賞。タスキを受けた八木宏樹も2位をキープした

◇全国高校駅伝・男子第74回(12月24日/京都・たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km)

高校駅伝日本一を決める全国高校駅伝が行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間1分00秒の大会新記録で6年ぶり3度目の優勝を果たした。

2位に入ったのは46年連続出場の倉敷。連覇こそならなかったものの、2時間2分49秒で9年連続入賞を果たした。

3区の留学生、サムエル・キバティ(3年)、4区の主将・桑田駿介(3年)が連続区間賞。2位に浮上した。だが、その後も2位はキープしたが、追いつくことはできなかった。

アンカーを務めた生田鼓太郎(3年)は区間3位の力走。「とにかく前を追いましたが、佐久長聖がものすごく強かった。地力で劣っていたなと思います」と相手を称える。

1区でやや苦しい展開となり、「チーム全体でカバーしようと思ったが…」と唇を噛む。

広告の下にコンテンツが続きます

新雅弘・前監督が日大監督に就任したため、今季から中元健二監督を迎えて新体制。「優勝させてあげられなかったのが悔しいです」。

ただ、自身はケガもあったシーズンということもあり、「ここに立つまで悔いなくやれました」とし、「課題も見つかったと思うので、後輩たちがリベンジしてくれるとおもいます」と思いを託した。

◇全国高校駅伝・男子第74回(12月24日/京都・たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 高校駅伝日本一を決める全国高校駅伝が行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間1分00秒の大会新記録で6年ぶり3度目の優勝を果たした。 2位に入ったのは46年連続出場の倉敷。連覇こそならなかったものの、2時間2分49秒で9年連続入賞を果たした。 3区の留学生、サムエル・キバティ(3年)、4区の主将・桑田駿介(3年)が連続区間賞。2位に浮上した。だが、その後も2位はキープしたが、追いつくことはできなかった。 アンカーを務めた生田鼓太郎(3年)は区間3位の力走。「とにかく前を追いましたが、佐久長聖がものすごく強かった。地力で劣っていたなと思います」と相手を称える。 1区でやや苦しい展開となり、「チーム全体でカバーしようと思ったが…」と唇を噛む。 新雅弘・前監督が日大監督に就任したため、今季から中元健二監督を迎えて新体制。「優勝させてあげられなかったのが悔しいです」。 ただ、自身はケガもあったシーズンということもあり、「ここに立つまで悔いなくやれました」とし、「課題も見つかったと思うので、後輩たちがリベンジしてくれるとおもいます」と思いを託した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世界中学生夏 […]

NEWS 鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

2025.03.29

齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

第319回日体大長距離競技会初日が3月29日、神奈川・横浜市の同大学健志台キャンパス競技場で行われ、女子3000m障害で齋藤みう(日体大4)が日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマークした。 齋藤のこれまでのベス […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top