2023.12.22
第64回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績
1位 順大 11時間04分11秒
2位 大東大 11時間21分20秒
3位 日体大 11時間22分46秒
4位 日大 11時間29分13秒
5位 中大 11時間30分00秒
6位 東農大 11時間35分22秒
7位 国士大 11時間36分58秒
8位 東海大 11時間37分42秒
9位 早大 11時間38分14秒
10位 明大 11時間38分25秒
11位 山梨学大11時間41分38秒
12位 駒大 11時間42分11秒
13位 東洋大 11時間45分27秒
14位 専大 11時間53分56秒
15位 筑波大 11時間54分46秒
●区間賞
1区 実井謙二郎(大東大)1時間03分59秒
2区 楜沢俊明(中大) 1時間09分57秒
3区 打越忠夫(順大) 1時間05分03秒
4区 石原典泰(順大) 1時間03分37秒
5区 平山征志(日体大) 1時間13分38秒
6区 仲村明(順大) 59分26秒
7区 石垣英士(順大) 1時間05分25秒
8区 松田卓也(順大) 1時間07分14秒
9区 工藤康弘(順大) 1時間09分56秒
10区 山田和人(順大) 1時間05分13秒
第64回(1988年/昭和63年) 復路鶴見中継所では11校が繰り上げスタート 1区は大東大・実井が区間賞
順大が2位の大東大に17分09秒の大差をつける圧勝。11時間4分11秒の大会新記録で3年連続7回目の総合優勝を果たした。総合、往路、復路の3賞を独占しての完全優勝は60回大会の早大以来で、順大としては初の快挙だった。 過去2年は復路で逆転優勝を飾った順大だが、この年は往路から強さを発揮する。1区の三浦武彦が先頭の大東大と16秒差の2位と好スタートを切ると、2区の鈴木賢一が区間2位の快走。前年に区間賞を獲得していた大東大のエースである只隈伸也を14kmで抜いて首位を奪った。 ロードでもトラックでも格上の只隈に、あえて実績が少ない鈴木をぶつけるのは大胆な作戦でもあったが、澤木啓祐監督は「がっしりした体格の鈴木に粗削りながらも潜在的な魅力を感じて」の起用だったことを明かした。 順大は3区の打越忠夫、4区の石原典泰も区間賞を獲得してリードを拡大。5区の倉林俊彰も区間2位でまとめて、2位の大東大に6分9秒の大差をつけて往路優勝を果たした。 「復路の順大」はこの年も健在だった。6区の仲村明は第62回大会から変更されたコースでは初の60分切りとなる59分26秒の区間新記録を樹立。7区以降も全員が区間賞という圧倒的な走りで後続をぐんぐん引き離していった。 順大が速すぎたために鶴見中継所では大東大、日体大、日大を除く11校が繰り上げスタート。全チームがタスキを途切れることなくつないだ前回大会とはあまりにも対照的だった。 区間賞7名、区間2位3名という無類の強さを見せた3連覇を果たした順大。黄金期真っただ中を印象づける大会だった。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)第64回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績 1位 順大 11時間04分11秒 2位 大東大 11時間21分20秒 3位 日体大 11時間22分46秒 4位 日大 11時間29分13秒 5位 中大 11時間30分00秒 6位 東農大 11時間35分22秒 7位 国士大 11時間36分58秒 8位 東海大 11時間37分42秒 9位 早大 11時間38分14秒 10位 明大 11時間38分25秒 11位 山梨学大11時間41分38秒 12位 駒大 11時間42分11秒 13位 東洋大 11時間45分27秒 14位 専大 11時間53分56秒 15位 筑波大 11時間54分46秒 ●区間賞 1区 実井謙二郎(大東大)1時間03分59秒 2区 楜沢俊明(中大) 1時間09分57秒 3区 打越忠夫(順大) 1時間05分03秒 4区 石原典泰(順大) 1時間03分37秒 5区 平山征志(日体大) 1時間13分38秒 6区 仲村明(順大) 59分26秒 7区 石垣英士(順大) 1時間05分25秒 8区 松田卓也(順大) 1時間07分14秒 9区 工藤康弘(順大) 1時間09分56秒 10区 山田和人(順大) 1時間05分13秒
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