2023.12.22
第62回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績
1位 順大 11時間19分33秒
2位 早大 11時間22分14秒
3位 大東大 11時間23分25秒
4位 駒大 11時間26分02秒
5位 東農大 11時間26分10秒
6位 日体大 11時間26分42秒
7位 東海大 11時間31分53秒
8位 中大 11時間35分07秒
9位 国士大 11時間39分45秒
10位 専大 11時間41分57秒
11位 筑波大 11時間44分54秒
12位 日大 11時間46分26秒
13位 東洋大 11時間55分04秒
14位 亜細亜大12時間04分49秒
15位 明大 12時間05分01秒
●区間賞
1区 岡部邦彦(東農大) 1時間04分07秒
2区 大八木弘明(駒大) 1時間10分00秒
3区 岩佐吉章(順大) 1時間05分27秒
4区 豊福嘉弘(早大) 1時間05分53秒
5区 木下哲彦(早大) 1時間12分01秒
6区 吉崎修(中大) 1時間00分46秒
7区 石原典泰(順大) 1時間05分20秒
8区 杉本和之(早大) 1時間07分09秒
9区 佐々木津夫(大東大)1時間10分23秒
10区 江口和浩(大東大) 1時間05分58秒
第62回(1986年/昭和61年) 順大往路5位から起死回生 駒大が過去最高4位
順大を象徴するような第62回だった。11時間19分33秒で4年ぶり5回目の優勝を果たした順大だが、往路終了時点では首位と6分32秒差の5位。復路で驚異的な巻き返しを見せて栄冠をつかんだ。 往路序盤で見せ場を作ったのは駒大だ。2区を走ったのは現在、駒大の総監督を務める大八木弘明。6位でタスキをもらった大八木は日体大と熾烈な先頭争いを繰り広げる。惜しくも1秒差で日体大に先行を許したが、大八木は区間賞を獲得。3区では東郷裕昭が1位でタスキをつなぎ、最終的には過去最高の4位の好成績を収めた。 往路優勝を果たしたのは早大。4区の豊福嘉弘が区間賞の快走で4位から1位に上がると、5区では4回目の山上りとなった木下哲彦が2年連続の区間賞で往路3連覇を達成した。木下は4年間5区を走り、区間賞2回、区間2位2回の好成績を収めた。 順大が反撃を開始したのは7区の石原典泰から。石原は区間賞の快走で5位から2位に順位を上げる。一方、先頭を走る早大の太田真樹は区間11位のブレーキで、両チームの差は2分07秒差に縮まった。 8区、9区はともに譲らず、鶴見中継所の時点で2分6秒差。まだ早大が優勢に見られたが、選手層の薄かった早大は800mが専門の藤原良典を10区に起用せざるを得なかった。藤原が区間14位と苦しむ一方で、順大の工藤康弘は区間2位と快調な走りを見せて10.5㎞付近で逆転。最終的には2分41秒差をつけた。 往路5位からの逆転Vは当時としては最大の逆転劇。順大はこの年から4連覇を達成。復路に強さを発揮する駅伝で黄金時代を築いていく。 一方で総合優勝12回の名門・日大が12位に終わり、初めてシード権を失った。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)第62回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績 1位 順大 11時間19分33秒 2位 早大 11時間22分14秒 3位 大東大 11時間23分25秒 4位 駒大 11時間26分02秒 5位 東農大 11時間26分10秒 6位 日体大 11時間26分42秒 7位 東海大 11時間31分53秒 8位 中大 11時間35分07秒 9位 国士大 11時間39分45秒 10位 専大 11時間41分57秒 11位 筑波大 11時間44分54秒 12位 日大 11時間46分26秒 13位 東洋大 11時間55分04秒 14位 亜細亜大12時間04分49秒 15位 明大 12時間05分01秒 ●区間賞 1区 岡部邦彦(東農大) 1時間04分07秒 2区 大八木弘明(駒大) 1時間10分00秒 3区 岩佐吉章(順大) 1時間05分27秒 4区 豊福嘉弘(早大) 1時間05分53秒 5区 木下哲彦(早大) 1時間12分01秒 6区 吉崎修(中大) 1時間00分46秒 7区 石原典泰(順大) 1時間05分20秒 8区 杉本和之(早大) 1時間07分09秒 9区 佐々木津夫(大東大)1時間10分23秒 10区 江口和浩(大東大) 1時間05分58秒
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