2023.12.21
第59回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績
1位 日体大 11時間06分25秒
2位 早大 11時間13分02秒
3位 順大 11時間21分26秒
4位 日大 11時間28分27秒
5位 東海大 11時間31分11秒
6位 大東大 11時間35分52秒
7位 東洋大 11時間37分44秒
8位 筑波大 11時間39分57秒
9位 東農大 11時間40分40秒
10位 中大 11時間45分52秒
11位 国士大 11時間50分55秒
12位 駒大 11時間50分59秒
13位 亜細亜大12時間02分31秒
14位 専大 12時間03分01秒
15位 法大 12時間06分18秒
●区間賞
1区 佐藤和也(東洋大)1時間03分30秒
2区 大塚正美(日体大)1時間07分34秒
3区 保田教之(筑波大)1時間04分52秒
4区 中島修三(順大) 1時間02分40秒
5区 岡俊博(日体大) 1時間11分44秒
6区 谷口浩美(日体大) 57分47秒
7区 中沢栄(日体大) 1時間05分15秒
8区 中井良晴(順大) 1時間06分28秒
9区 坂口泰(早大) 1時間09分53秒
10区 遠藤司(早大) 1時間06分49秒
第59回(1983年/昭和58年) 2区で大塚正美、米重修一が区間賞争い 早大が2年連続復路V
2年連続で2位と順大の後塵を拝してきた日体大が11時間6分25秒で3年ぶり9回目の総合優勝を果たした。 1区では東洋大の佐藤和也が1時間3分30秒の区間新記録をマーク。2位の日体大に1分3秒差をつけ、3連覇を狙う順大は3分1秒差の9位と出遅れた。 2区はこの年から現行距離(当時の計測では22.7㎞)に変更。日体大・大塚正美と大東大・米重修一が激しいデッドヒート。最後は大塚が抜け出して、1時間7分34秒と現代でも十分に通用する好タイムで先頭を奪った。 日体大は3区以降も首位を独走すると、5区の岡俊博が1時間11分44秒の区間新記録をマークして往路2連覇。2位の早大は5区で木下哲彦が区間2位と好走して順位を2つ上げたが、日体大とは6分39秒の大差がついた。 順大は4区で中島修三が区間新記録を樹立したが、序盤の出遅れが響いて9分05秒差の3位。3連覇はかなり厳しい状況となった。 そして、優勝争いにとどめを刺したのが6区の谷口浩美。57分47秒の驚異的な区間新記録で後続を大きく突き放し、小田原中継所では2位の早大と11分31秒差がついていた。 日体大はこのまま悠々と逃げ切って総合優勝を果たす。日体大はこの年、退任した岡野章監督に代わり11月から中山隆治氏ら6人のOBコーチが共同で選手を指導。選手たちは「勝って再出発を」を合言葉に挑み、OBたちも募金活動など物心両面で支えていた。 2位の早大は日体大を2秒上回って復路優勝。9区・坂口泰、10区・遠藤司が連続で区間賞を獲得して、翌年の優勝への足掛かりを作った。王者の順大は復路で順位の変化はなく、3位に終わった。 また、今大会で激走を見せた谷口は旭化成に進み、1991年に東京で行われた世界選手権で金メダルを獲得するなど、マラソンで活躍を見せた。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)第59回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績 1位 日体大 11時間06分25秒 2位 早大 11時間13分02秒 3位 順大 11時間21分26秒 4位 日大 11時間28分27秒 5位 東海大 11時間31分11秒 6位 大東大 11時間35分52秒 7位 東洋大 11時間37分44秒 8位 筑波大 11時間39分57秒 9位 東農大 11時間40分40秒 10位 中大 11時間45分52秒 11位 国士大 11時間50分55秒 12位 駒大 11時間50分59秒 13位 亜細亜大12時間02分31秒 14位 専大 12時間03分01秒 15位 法大 12時間06分18秒 ●区間賞 1区 佐藤和也(東洋大)1時間03分30秒 2区 大塚正美(日体大)1時間07分34秒 3区 保田教之(筑波大)1時間04分52秒 4区 中島修三(順大) 1時間02分40秒 5区 岡俊博(日体大) 1時間11分44秒 6区 谷口浩美(日体大) 57分47秒 7区 中沢栄(日体大) 1時間05分15秒 8区 中井良晴(順大) 1時間06分28秒 9区 坂口泰(早大) 1時間09分53秒 10区 遠藤司(早大) 1時間06分49秒
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.30
順大1年の池間凛斗が13分36秒26!駒大・伊藤も自己新/日体大長距離競技会
2025.03.30
関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場
-
2025.03.30
-
2025.03.30
-
2025.03.29
-
2025.03.29
-
2025.03.25
-
2025.03.26
-
2025.03.23
-
2025.03.19
-
2025.03.08
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.30
順大1年の池間凛斗が13分36秒26!駒大・伊藤も自己新/日体大長距離競技会
第319回日体大長距離競技会が3月30日に行われ、男子5000m8組で1年生の池間凛斗(順大)が13分36秒26の好記録をマークして組トップだった。 池間は沖縄出身で、宮崎・小林高卒。高校時代は全国高校駅伝1区で力走し、 […]
2025.03.30
【世界陸上プレイバック】―87年ローマ―走高跳頂上決戦はコスタディノワが制す!やり投・溝口が日本初入賞
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.03.30
関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場
The TENが3月29日に米国・カリフォルニア州で行われ、男子10000mに出場した関口絢太(SGホールディングス)が28分07秒46の組5着だった。 関口は立教大出身で、昨年の箱根駅伝は10区区間3位。卒業後にSGホ […]
2025.03.30
丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権
アジアマラソン選手権が3月30日、中国・浙江省嘉興で行われ、男子は丸山竜也(トヨタ自動車)が2時間11分51秒の3位に入った。 丸山は10km付近でやや先頭集団から離されそうになるものの、すぐに追いつき、横田俊吾(JR東 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報