2023.12.21
第58回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績
1位 順大 11時間30分00秒
2位 日体大 11時間30分56秒
3位 日大 11時間32分32秒
4位 大東大 11時間37分02秒
5位 早大 11時間38分57秒
6位 東洋大 11時間47分22秒
7位 筑波大 11時間47分42秒
8位 中大 11時間50分44秒
9位 専大 11時間52分28秒
10位 国士大 11時間55分17秒
11位 東海大 11時間58分13秒
12位 亜細亜大12時間02分35秒
13位 駒大 12時間13分03秒
14位 拓大 12時間25分03秒
15位 東農大 12時間25分25秒
●区間賞
1区 吉田富男(順大) 1時間04分30秒
2区 大塚正美(日体大)1時間14分43秒
3区 宗像寛(日大) 1時間05分42秒
4区 中島修三(順大) 1時間04分09秒
5区 岡俊博(日体大) 1時間12分57秒
6区 谷口浩美(日体大) 58分04秒
7区 倉橋賢二(日大) 1時間06分37秒
8区 藤井修(日体大) 1時間08分25秒
9区 坂口泰(早大) 1時間14分39秒
10区 山本隆司(日大) 1時間06分40秒
第58回(1982年/昭和57年) 日体大は9区でまさかのブレーキ 早大は9区坂口泰が区間賞
順大が11時間30分00秒で2年連続4回目の総合優勝を果たした。だが、順大は往路、復路とも2位。往路も復路も優勝せず、総合優勝をしたのは第50回大会の日大以来8年ぶり5回目のことである。 順大は1区の吉田富男が区間賞を獲得して、2位の日体大を46秒リードするが、2区で日体大の大塚正美が区間賞の走りを見せて先頭に立った。3区で2校の差は2分5秒に広がったが、4区で順大の中島修三が区間賞で追い上げ、小田原でその差は8秒に詰まった。 5区では日体大の岡俊博が区間賞で箱根の山を駆け上がり、順大を引き離して2年ぶりの往路優勝。順大も26秒差で粘り、復路に望みをつないだ。 逃げる日体大は6区で谷口浩美が58分04秒の区間新記録をマークして、順大との差を2分51秒に広げる。 7区で1分31秒差に詰まるが、8区でも藤井修が区間賞で引き離し、戸塚中継所の時点での差は1分53秒になっていた。 距離にして約500mの差があり、日体大の逃げ切りが有力と思われたが、日体大の9区を走る前田直樹のペースが上がらない。それを順大の神田修がじりじりと追い上げると18kmの東神奈川で前田をとらえて逆転。鶴見中継所では逆に1分46秒の差をつけた。 日体大は10区で差を詰めたが、9区でのビハインドは大きく、56秒差で順大が振り切った。復路優勝は往路7位から5位まで順位を上げた早大。9区区間賞の坂口泰をはじめ、復路5区間は全員が区間7位以内と安定した走りを見せた。 惜しくも優勝を逃した日体大の岡野章監督はこの年を最後に退任。熱心な指導でスピード駅伝の先駆けとなり、監督在任19年間で5連覇を含む優勝8回、準優勝5回の成績を残した。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)第58回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績 1位 順大 11時間30分00秒 2位 日体大 11時間30分56秒 3位 日大 11時間32分32秒 4位 大東大 11時間37分02秒 5位 早大 11時間38分57秒 6位 東洋大 11時間47分22秒 7位 筑波大 11時間47分42秒 8位 中大 11時間50分44秒 9位 専大 11時間52分28秒 10位 国士大 11時間55分17秒 11位 東海大 11時間58分13秒 12位 亜細亜大12時間02分35秒 13位 駒大 12時間13分03秒 14位 拓大 12時間25分03秒 15位 東農大 12時間25分25秒 ●区間賞 1区 吉田富男(順大) 1時間04分30秒 2区 大塚正美(日体大)1時間14分43秒 3区 宗像寛(日大) 1時間05分42秒 4区 中島修三(順大) 1時間04分09秒 5区 岡俊博(日体大) 1時間12分57秒 6区 谷口浩美(日体大) 58分04秒 7区 倉橋賢二(日大) 1時間06分37秒 8区 藤井修(日体大) 1時間08分25秒 9区 坂口泰(早大) 1時間14分39秒 10区 山本隆司(日大) 1時間06分40秒
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.01
東京メトロに山口あずさが加入 帝京科学大では全日本大学女子駅伝の初出場に貢献
2025.04.01
オレゴン世界陸上代表の西山雄介が“育休”取得「子どもとの時間を大切に」
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.03.31
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.01
東京メトロに山口あずさが加入 帝京科学大では全日本大学女子駅伝の初出場に貢献
東京メトロは4月1日、山口あずさが入部することを発表した。 山口は栃木県出身で、白鴎大足利高時代には全国高校駅伝に出場。大学は帝京科学大に進み、昨年は全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝にチームとして初出場を果たし、主将と […]
2025.04.01
オレゴン世界陸上代表の西山雄介が“育休”取得「子どもとの時間を大切に」
マラソンの西山雄介が育休取得!最愛の家族との写真も公開 pic.twitter.com/qpdgHoWwJW — 西山雄介 Yusuke Nishiyama (@nishiyu_1107) April 1, […]
2025.04.01
不破聖衣来がファイテンとアドバイザリー契約を締結! 「日々のトレーニングの質を下げないために欠かせない」
ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は4月1日、三井住友海上に入社した女子長距離・不破聖衣来(拓大卒)とアドバイザリー契約を締結したことを発表した。 不破は2003年群馬県高崎市出身。中学・高校時代から1500m、3 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報