HOME 国内

2023.12.13

日本GPシリーズチャンピオンは110mH野本周成と100mH寺田明日香!種目別1位も決定
日本GPシリーズチャンピオンは110mH野本周成と100mH寺田明日香!種目別1位も決定

日本GPシリーズチャンピオンの野本と寺田

日本陸連は12月13日、日本グランプリシリーズの「シリーズチャンピオン(男女各1名)」と「種目別チャンピオン」が決定した。

男子は110mハードルの野本周成(愛媛陸協)、女子は100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)がシリーズチャンピオンに輝いた。

野本は3686.2ポイントを獲得。6月の布勢スプリントでは13秒28(2位)、7月にはオールスターナイト陸上を13秒51で制すると、Athlete Night Games in FUKUIでは13秒20(2位)をマークしてパリ五輪参加標準突破を果たした。

3547.4ポイントを獲得した寺田は、春の木南記念で12秒86をマークして優勝。布勢スプリントとオールスターナイト陸上ではともに2位も12秒台をマークしている。

シリーズチャンピオンは12月20日の日本陸連アスレティックス・アワードで表彰される。

男子総合ランキングでは野本に次いで、110mハードルの高山峻野(ゼンリン)、400mハードルの豊田兼(慶大)と続く。女子は寺田、田中佑美(富士通)、青木益未(七十七銀行)と100mハードル陣が続き、北口榛花(JAL)が4位に入っている。

種目別では男子100mが多田修平(住友電工)、5000mは佐藤圭汰(駒大)、女子1500mは田中希実(New Balance)、走幅跳は秦澄美鈴(シバタ工業)らがチャンピオンに。女子棒高跳は高校生の柳川美空(前橋育英高)が年間チャンピオンに輝いている。

広告の下にコンテンツが続きます

日本グランプリシリーズは2018年にスタートしたサーキットで、指定大会を対象に年間を通じてポイントにより争われる。ポイントは「記録ポイント」「順位ポイント」「特別ポイント」から「パフォーマンスポイント」を算出。

今年から新たに種目を限定しない「総合ランキング」を設定。種目を問わず上位3大会のパフォーマンスポイントを合計したランキングで争われ、総合ランキングの男女各1名を「シリーズチャンピオン」=「陸上界で最も強いアスリート」として表彰する。なお、グレードによって獲得できる順位ポイントが異なる。

4月の金栗記念から12月のエディオンディスタンスチャレンジまで、過去最多の18大会が行われた。

日本陸連は12月13日、日本グランプリシリーズの「シリーズチャンピオン(男女各1名)」と「種目別チャンピオン」が決定した。 男子は110mハードルの野本周成(愛媛陸協)、女子は100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)がシリーズチャンピオンに輝いた。 野本は3686.2ポイントを獲得。6月の布勢スプリントでは13秒28(2位)、7月にはオールスターナイト陸上を13秒51で制すると、Athlete Night Games in FUKUIでは13秒20(2位)をマークしてパリ五輪参加標準突破を果たした。 3547.4ポイントを獲得した寺田は、春の木南記念で12秒86をマークして優勝。布勢スプリントとオールスターナイト陸上ではともに2位も12秒台をマークしている。 シリーズチャンピオンは12月20日の日本陸連アスレティックス・アワードで表彰される。 男子総合ランキングでは野本に次いで、110mハードルの高山峻野(ゼンリン)、400mハードルの豊田兼(慶大)と続く。女子は寺田、田中佑美(富士通)、青木益未(七十七銀行)と100mハードル陣が続き、北口榛花(JAL)が4位に入っている。 種目別では男子100mが多田修平(住友電工)、5000mは佐藤圭汰(駒大)、女子1500mは田中希実(New Balance)、走幅跳は秦澄美鈴(シバタ工業)らがチャンピオンに。女子棒高跳は高校生の柳川美空(前橋育英高)が年間チャンピオンに輝いている。 日本グランプリシリーズは2018年にスタートしたサーキットで、指定大会を対象に年間を通じてポイントにより争われる。ポイントは「記録ポイント」「順位ポイント」「特別ポイント」から「パフォーマンスポイント」を算出。 今年から新たに種目を限定しない「総合ランキング」を設定。種目を問わず上位3大会のパフォーマンスポイントを合計したランキングで争われ、総合ランキングの男女各1名を「シリーズチャンピオン」=「陸上界で最も強いアスリート」として表彰する。なお、グレードによって獲得できる順位ポイントが異なる。 4月の金栗記念から12月のエディオンディスタンスチャレンジまで、過去最多の18大会が行われた。

2023年日本GPシリーズの総合ランク&種目別チャンピオン

●男子総合トップ8(右端はポイント) 1位 野本周成(愛媛陸協)110mH/3686.2 2位 高山峻野(ゼンリン) 110mH/3625.4 3位 豊田兼(慶大) 400mH/3591.2 4位 太田智樹(トヨタ自動車) 10000m/3576.0 5位 鵜澤飛羽(筑波大)  200m/3571.6 6位 塩尻和也(富士通) 10000m/3570.0 7位 筒江海斗(STW) 400mH/3559.0 8位 石川周平(富士通) 110mH/3555.8 ●女子総合トップ8(右端はポイント) 1位 寺田明日香(ジャパンクリエイト) 100mH/3547.4 2位 田中佑美(富士通) 100mH/3528.2 3位 青木益未(七十七銀行) 100mH/3518.2 4位 北口榛花(JAL) やり投/3517.0 5位 福部真子(日本建設工業) 100mH/3503.6 6位 清山ちさと(いちご) 100mH/3454.0 7位 小海遥(第一生命グループ) 10000m/3449.0 8位 五島莉乃(資生堂) 10000m/3438.0 ●男子種目別チャンピオン 100m 多田修平(住友電工) 3511.0 200m 鵜澤飛羽(筑波大学) 3571.6 400m 中島佑気ジョセフ(東洋大) 3553.0 800m 川元奨(スズキ) 3351.0 1500m 河村一輝(トーエネック) 3325.0 5000m 佐藤圭汰(駒大)3366.0 10000m 太田智樹(トヨタ自動車)3576.0 110mH 野本周成(愛媛陸協) 3686.2 400mH 筒江海斗(STW) 3559.0 3000m障害 青木涼真(Honda) 3349.0 走高跳 瀬古優斗(滋賀陸協) 3418.0 棒高跳 澤慎吾(きらぼし銀行) 3366.0 走幅跳 山川夏輝(TeamSSP) 3405.4 三段跳 池畠旭佳瑠(駿河台大AC) 3297.0 砲丸投 岩佐隆時(TeamSSP) 3055.0 円盤投 堤雄司(ALSOK群馬) 3061.0 ハンマー投 中川達斗(新潟アルビレックスRC)3222.0 やり投 小椋健司(エイジェックスポーツ) 3307.0 十種競技 前川斉幸(中京大) 2006.0 ●女子種目別チャンピオン 100m 君嶋愛梨沙(土木管理総合) 3304.6 200m 鶴田玲美(南九州ファミリーマート) 3312.4 400m 久保山晴菜(今村病院) 3317.0 800m 池崎愛里(ダイソー) 3317.0 1500m 田中希実(NewBalance) 3347.0 5000m 樺沢和佳奈(三井住友海上) 3380.0 10000m 逸木和香菜(九電工) 3358.0 100mH 寺田明日香(ジャパンクリエイト) 3547.4 400mH 山本亜美(立命大) 3367.0 3000m障害 西出優月(ダイハツ) 3346.0 走高跳 髙橋渚(メイスンワーク) 3187.0 棒高跳 柳川美空(前橋育英高3群馬) 2989.0 走幅跳 秦澄美鈴(シバタ工業) 3429.4 三段跳 森本麻里子(内田建設AC) 3437.2 砲丸投 尾山和華(今村病院) 2833.0 円盤投 齋藤真希(東海大学院) 3065.0 ハンマー投 小舘充華(染めQ)2973.0 やり投 北口榛花(JAL) 3517.0 七種競技 山﨑有紀(スズキ) 2081.0

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top