HOME ニュース、国内

2020.09.18

【長距離】豪華顔ぶれそろった女子10000mは鍋島が制す/全日本実業団
【長距離】豪華顔ぶれそろった女子10000mは鍋島が制す/全日本実業団


女子10000mで競り合った前田、一山、鍋島、松田

全日本実業団対抗(9月18~20日/熊谷)女子10000mは、この種目で昨年の日本選手権を制している鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)が32分03秒40で優勝し、ケガからの復活を印象づけた。

東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)と一山麻緒(ワコール)に、松田瑞生(ダイハツ)、鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)と豪華な顔ぶれがそろったレース。序盤からこの4人に安藤友香(ワコール)を加えた集団でレースは進む。途中からは前田が引っ張る展開になる。残り2周を迎えて一山が遅れ、前田と松田、鍋島がペースアップ。3人が集団でラスト1周となり、鍋島が持ち味の切れ味鋭いラストスパートで制した。松田(32分06秒46)、前田(32分08秒06)、一山(32分20秒58)と続いた。

「10000mの復帰戦としてはまずまずだったと思います。自分の得意とするレース展開に持って行けた。ラスト1周のスパートは楽しい。どんな大会でも1番はうれしいです。苦しい時期もあって、心が折れたこともありましたが、いろんな人に支えられました」(鍋島)

「思うようにペースが上がらなかったですが、去年より力がついたと思います。来年のオリンピックに向けてしっかり強化していきたい」(前田)

女子10000mで競り合った前田、一山、鍋島、松田 全日本実業団対抗(9月18~20日/熊谷)女子10000mは、この種目で昨年の日本選手権を制している鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)が32分03秒40で優勝し、ケガからの復活を印象づけた。 東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)と一山麻緒(ワコール)に、松田瑞生(ダイハツ)、鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)と豪華な顔ぶれがそろったレース。序盤からこの4人に安藤友香(ワコール)を加えた集団でレースは進む。途中からは前田が引っ張る展開になる。残り2周を迎えて一山が遅れ、前田と松田、鍋島がペースアップ。3人が集団でラスト1周となり、鍋島が持ち味の切れ味鋭いラストスパートで制した。松田(32分06秒46)、前田(32分08秒06)、一山(32分20秒58)と続いた。 「10000mの復帰戦としてはまずまずだったと思います。自分の得意とするレース展開に持って行けた。ラスト1周のスパートは楽しい。どんな大会でも1番はうれしいです。苦しい時期もあって、心が折れたこともありましたが、いろんな人に支えられました」(鍋島) 「思うようにペースが上がらなかったですが、去年より力がついたと思います。来年のオリンピックに向けてしっかり強化していきたい」(前田)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

NEWS 東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

2025.01.17

東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加

東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top