HOME 国内

2023.12.11

東京五輪代表・伊藤達彦は左股関節痛に泣き16位「ここが本番だと思っていない」3月に26分台へ照準/日本選手権10000m
東京五輪代表・伊藤達彦は左股関節痛に泣き16位「ここが本番だと思っていない」3月に26分台へ照準/日本選手権10000m

23年日本選手権10000mに出場した伊藤達彦

◇第107回日本選手権10000m(12月10日/東京・国立競技場)

パリ五輪代表選考会を兼ねた第107回日本選手権10000mが行われ、男子は塩尻和也(富士通)が27分09秒80の日本新記録で優勝した。

大会前時点で日本歴代3位だった自己記録27分25秒73を持つ東京五輪代表・伊藤達彦(Honda)は28分32秒85で16位。4000mすぎに上位集団から遅れた。

「左股関節を痛めて、1ヵ月くらいしか準備期間がありませんでした。最初に行けるところまで行こうと思ったのですが、全然いけなかったです」

ここに向けて「調整も無理矢理だった」と明かし、「駅伝もあるので最後は出し切らないように」フィニッシュした。

パリ五輪を見据え「ここが本番だとは思っていない」と強い気持ちを見せ、「来年3月に海外で26分台を出せるよう頑張ります」と青写真を描いていた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第107回日本選手権10000m(12月10日/東京・国立競技場) パリ五輪代表選考会を兼ねた第107回日本選手権10000mが行われ、男子は塩尻和也(富士通)が27分09秒80の日本新記録で優勝した。 大会前時点で日本歴代3位だった自己記録27分25秒73を持つ東京五輪代表・伊藤達彦(Honda)は28分32秒85で16位。4000mすぎに上位集団から遅れた。 「左股関節を痛めて、1ヵ月くらいしか準備期間がありませんでした。最初に行けるところまで行こうと思ったのですが、全然いけなかったです」 ここに向けて「調整も無理矢理だった」と明かし、「駅伝もあるので最後は出し切らないように」フィニッシュした。 パリ五輪を見据え「ここが本番だとは思っていない」と強い気持ちを見せ、「来年3月に海外で26分台を出せるよう頑張ります」と青写真を描いていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.19

クレイ・アーロン竜波が800m1分47秒82 石井優吉は1分49秒79/バージニアチャレンジ

バージニアチャレンジは4月18日、米国・バージニア州シャーロッツビルで行われ、男子招待800mでクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア大)が1分47秒82で全体3位に入った。石井優吉は1分49秒79で全体18位だった。 4 […]

NEWS 800m日本記録保持者・久保凛が400mで54秒68の自己新記録!

2025.04.19

800m日本記録保持者・久保凛が400mで54秒68の自己新記録!

大阪高校春季地区別記録会(3、4地区)は4月19日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、女子800mで日本記録(1分59秒93)を持つ久保凛(東大阪大敬愛高3)が女子400mで54秒68の自己新記録をマークした。 40 […]

NEWS 中国・韓麒庚が男子砲丸投、円盤投2冠 女子100mも中国の張倩が11秒80でV/U18アジア選手権

2025.04.19

中国・韓麒庚が男子砲丸投、円盤投2冠 女子100mも中国の張倩が11秒80でV/U18アジア選手権

4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、男子円盤投(1.5kg)を63m33で制した韓麒庚(中国)が、砲丸投(5kg)も20m23の大会新で投てき2冠に輝いた。 韓は江 […]

NEWS 男子100m清水空跳、男子110mH髙城昊紀、女子400m今峰紗希が金! 大森恵偉音は走幅跳で7m72w/U18アジア選手権

2025.04.19

男子100m清水空跳、男子110mH髙城昊紀、女子400m今峰紗希が金! 大森恵偉音は走幅跳で7m72w/U18アジア選手権

4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、日本勢は男子100mの清水空跳(星稜高2石川)、男子110mハードルの髙城昊紀(宮崎西高2)、女子400mの今峰紗希(済美高3岐 […]

NEWS 編集部コラム「20年とカツ丼」

2025.04.18

編集部コラム「20年とカツ丼」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top