2023.12.06
12月6日、日本陸連はパリ五輪代表選考会を兼ねて行われる第107回日本選手権10000m(12月10日/国立競技場)のスタートリストを発表。先月のエントリー時から男女4人ずつが欠場することが明らかになった。
男子では岡本雄大(サンベルクス)、中村大聖(ヤクルト)、風岡永吉(JFEスチール)、 山﨑諒介(戸上電機製作所)が欠場。女子は加世田梨花(ダイハツ)、川口桃佳(ユニクロ)、小川陽香(立教大)、楠莉奈(積水化学)が出場を取り止めた。
このうち加世田はマラソンでのパリ五輪出場を目指すため、「しっかりと休養をとって(MGC)ファイナルチャレンジに向けて準備していきたいと思います」と自身のSNSで欠場の意向を明かしている。
また、今大会で初めて導入される電子ペーサー(ウェーブライト)の設定も発表。男子では最も速い設定として27分15秒を狙うペースを緑色のライトで表示。また、27分40秒を赤色、28分00秒を白色で点す。
女子は30分50秒を赤色で設定。31分10秒ペースは緑色、32分00秒ペースは白色となっている。
パリ五輪の参加標準記録は男子が27分00秒00、女子が30分40秒00。この記録を突破して優勝した選手がパリ五輪代表に即時内定する。レースは女子が16時03分、男子が16時43分にスタート。大会の模様はNHK BSで生中継される。
第107回日本選手権10000mスタートリスト
<男子> 1 横田玖磨(トヨタ自動車九州) 2 池田耀平(Kao) 3 田澤廉(トヨタ自動車) 4 服部弾馬(NTT西日本) 5 清水歓太(SUBARU) 6 塩尻和也(富士通) 7 伊藤達彦(Honda) 8 田村友佑(黒崎播磨) 9 相澤晃(旭化成) 10 大池達也(トヨタ紡織) 11 今江勇人(GMOインターネットグループ) 12 大川歩夢(プレス工業) 13 森山真伍(YKK) 14 清水颯大(大塚製薬) 15 菊地駿弥(中国電力) 16 太田直希(ヤクルト) 17 市田孝(旭化成) 18 松枝博輝(富士通) 19 小林歩(NTT西日本) 20 太田智樹(トヨタ自動車) 21 難波天(トーエネック) 22 服部大暉(トヨタ紡織) 23 北﨑拓矢(NTT西日本) 24 大石港与(トヨタ自動車) 25 梶原有高(コモディイイダ) 26 S.キプロノ(黒崎播磨) <女子> 1 樺沢和佳奈(三井住友海上) 2 廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 3 下田平渚(センコー) 4 兼友良夏(京セラ) 5 木村友香(積水化学) 6 菅田雅香(日本郵政グループ) 7 五島莉乃(資生堂) 8 山﨑りさ(日本体育大) 9 吉川侑美(ユニクロ) 10 永長里緒(大阪学院大) 11 川村楓(岩谷産業) 12 高島由香(資生堂) 13 小海遥(第一生命グループ) 14 中野円花(岩谷産業) 15 山ノ内みなみ(しまむら) 16 渡邊菜々美(パナソニック) 17 矢田みくに(エディオン) 18 林田美咲(九電工) 19 大森菜月(ダイハツ) 20 柳谷日菜(ワコール) 21 逸木和香菜(九電工) 22 森智香子(積水化学) 23 村松灯(立命館大) 24 J.ジェプンゲティチ(資生堂)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.22
愛知製鋼にケニア出身の24歳サイモン・ガサ・ムンガイが加入
2025.04.22
東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す
2025.04.17
駅伝王者に復権した旭化成 選手たちがパフォーマンスを最大限に発揮できた要因とは?
-
2025.04.19
-
2025.04.17
-
2025.04.20
-
2025.04.16
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.22
愛知製鋼にケニア出身の24歳サイモン・ガサ・ムンガイが加入
愛知製鋼は4月22日、サイモン・ガサ・ムンガイが新たに加入したとチームのSNSで発表した。 ケニア・マウセカンダリ高出身の24歳。ケニアでは昨年12月のケニアクロスカントリーシリーズ第6戦の10kmシニア男子で5位(32 […]
2025.04.22
東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す
公益財団法人東京2025世界陸上財団は4月22日、朝日新聞社とスポンサー契約を締結したことを発表した。 朝日新聞社は1879年1月25日に創刊。以来、全国紙として国内外のさまざまなニュース、情報を発信してきたほか、スポー […]
2025.04.22
M&Aベストパートナーズがお披露目会!4月から選手10人で本格始動 神野大地「一枚岩になって戦っていく」
株式会社M&Aベストパートナーズは4月21日、東京都内で同社の陸上部「MABPマーヴェリック」のお披露目会を開いた。 チームは2023年12月に発足。プロランナーとして活動する青学大OBの神野大地をプレイングマネージャー […]
2025.04.21
男子4×100mR代表にサニブラウン、鵜澤飛羽、西岡尚輝らが選出! 9月の世界陸上につながる一戦/世界リレー
日本陸連は4月21日、来月行われる世界リレーの代表メンバーを発表した。 大会は男女の4×100mリレー、4×400mリレー、そして男女混合の4×400mリレーの5種目を実施。日本からは男子4×100mリレーのみを派遣する […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)