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2023.12.06

トーゴの陸連会長が「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」受賞 僻地の子どもたちのサポートや女子レースなどを実施

世界陸連(WA)は12月5日、ワールド・アスレティックス・アワード2023のウーマン・オブ・ザ・イヤーにトーゴのファリラトゥ・チャニレ-サリフォウ氏を選出したことを発表した。

チャニレ-サリフォウ氏は西アフリカ国・トーゴの陸連会長。女性の権利向上とスポーツにおける男女平等の促進に尽力したことが評価され、この賞に輝いた。

トーゴの僻地にある子どもたちの意識向上のためのプログラム「Girls Together for Sport and for Life」や、トーゴで1500人の参加者を集めた女子レースなどを実施した。

また、女児の出生登録と就学を奨励するロールモデルを紹介するためのプロジェクトも実施。2022年度には40%だった女児の就学率が、23年のはじめには90%に達した。陸連にも女性をトップとする委員会が4つ設置され、意思決定機関における男女の多様性が促進された。

ワールド・アスレティクス・アワード2023の他の賞の発表も順次行れ、年間最優秀選手賞の「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」と、「ライジング・スター賞」については12月11日に発表される。

世界陸連(WA)は12月5日、ワールド・アスレティックス・アワード2023のウーマン・オブ・ザ・イヤーにトーゴのファリラトゥ・チャニレ-サリフォウ氏を選出したことを発表した。 チャニレ-サリフォウ氏は西アフリカ国・トーゴの陸連会長。女性の権利向上とスポーツにおける男女平等の促進に尽力したことが評価され、この賞に輝いた。 トーゴの僻地にある子どもたちの意識向上のためのプログラム「Girls Together for Sport and for Life」や、トーゴで1500人の参加者を集めた女子レースなどを実施した。 また、女児の出生登録と就学を奨励するロールモデルを紹介するためのプロジェクトも実施。2022年度には40%だった女児の就学率が、23年のはじめには90%に達した。陸連にも女性をトップとする委員会が4つ設置され、意思決定機関における男女の多様性が促進された。 ワールド・アスレティクス・アワード2023の他の賞の発表も順次行れ、年間最優秀選手賞の「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」と、「ライジング・スター賞」については12月11日に発表される。

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