HOME 高校

2023.11.26

高校駅伝男子 地区大会で佐久長聖と洛南が2時間4分台 王者・倉敷も層の厚さ見せる 全国4位の埼玉栄が2時間5分台連発
高校駅伝男子 地区大会で佐久長聖と洛南が2時間4分台 王者・倉敷も層の厚さ見せる 全国4位の埼玉栄が2時間5分台連発

関東大会を優勝した埼玉栄

高校駅伝の地区大会は11月26日の東海、近畿をもってすべて終了した。

今年の全国高校駅伝(12月24日/京都)男子は、都道府県大会優勝の47校で争われる。女子とは異なり、地区高校駅伝での全国切符(地区代表)はなかったが、白熱したレースが展開された。

強豪がそろう近畿大会では、洛南(京都)が総合力の高さを見せて、2時間4分20秒で制覇。兵庫県大会で2時間4分29秒を出していた須磨学園は、5000mで高校歴代2位のタイムを持つ折田壮太(3年)を4区に回しながらも、2時間5分17秒でまとめた。また、京都府大会で2位に終わり、地元の全国大会に届かなかった洛北が、2時間5分59秒で3位と意地のタスキリレーを披露した。

関東大会は、昨年の全国4位・埼玉栄(埼玉)が県大会に続く2時間5分台で優勝。2位には群馬王者の東農大二が2時間6分20秒で入った。北信越大会では昨年の全国2位・佐久長聖(長野)が他を圧倒。県大会からメンバー5人を入れ替えながらも、2時間4分16秒を出している。

中国大会では昨年の全国V・倉敷(岡山)がオール日本人選手で臨み、2時間5分15秒をマーク。選手層の厚さを見せた。ライバルひしめく九州大会は、九州学院(熊本)が強風のなか、2時間6分08秒で制している。東北大会は仙台育英(宮城)が一部主力を温存しながらも、2時間6分44秒で駆け抜けた。

都道府県大会と地区大会を合わせたタイムをランキングにすると、長野県大会で2時間3分27秒を出した佐久長聖がトップ。地区大会で新たに2時間3分台は出ず、1年前の5校と比べると4校少ない。次いで近畿Vの洛南、兵庫1位の須磨学園、気温30度の中で行われた鹿児島県大会を優勝した鹿児島城西が2時間4分台。2時間4分台3校は昨年と同じだ。

全国大会まであと1ヵ月を切った。都大路でどんなレースが繰り広げられるか。

広告の下にコンテンツが続きます

全国高校駅伝は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点(7区間42.195km/12時30分スタート)で行われる。

高校駅伝の地区大会は11月26日の東海、近畿をもってすべて終了した。 今年の全国高校駅伝(12月24日/京都)男子は、都道府県大会優勝の47校で争われる。女子とは異なり、地区高校駅伝での全国切符(地区代表)はなかったが、白熱したレースが展開された。 強豪がそろう近畿大会では、洛南(京都)が総合力の高さを見せて、2時間4分20秒で制覇。兵庫県大会で2時間4分29秒を出していた須磨学園は、5000mで高校歴代2位のタイムを持つ折田壮太(3年)を4区に回しながらも、2時間5分17秒でまとめた。また、京都府大会で2位に終わり、地元の全国大会に届かなかった洛北が、2時間5分59秒で3位と意地のタスキリレーを披露した。 関東大会は、昨年の全国4位・埼玉栄(埼玉)が県大会に続く2時間5分台で優勝。2位には群馬王者の東農大二が2時間6分20秒で入った。北信越大会では昨年の全国2位・佐久長聖(長野)が他を圧倒。県大会からメンバー5人を入れ替えながらも、2時間4分16秒を出している。 中国大会では昨年の全国V・倉敷(岡山)がオール日本人選手で臨み、2時間5分15秒をマーク。選手層の厚さを見せた。ライバルひしめく九州大会は、九州学院(熊本)が強風のなか、2時間6分08秒で制している。東北大会は仙台育英(宮城)が一部主力を温存しながらも、2時間6分44秒で駆け抜けた。 都道府県大会と地区大会を合わせたタイムをランキングにすると、長野県大会で2時間3分27秒を出した佐久長聖がトップ。地区大会で新たに2時間3分台は出ず、1年前の5校と比べると4校少ない。次いで近畿Vの洛南、兵庫1位の須磨学園、気温30度の中で行われた鹿児島県大会を優勝した鹿児島城西が2時間4分台。2時間4分台3校は昨年と同じだ。 全国大会まであと1ヵ月を切った。都大路でどんなレースが繰り広げられるか。 全国高校駅伝は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点(7区間42.195km/12時30分スタート)で行われる。

高校駅伝予選 男子TOP10+α

2.03.27 佐久長聖(長野) 長野県大会① 2.04.20 洛 南(京都) 近畿大会① 2.04.29 須磨学園(兵庫) 兵庫県大会① 2.04.30 鹿児島城西(鹿児島) 鹿児島県大会① 2.05.00 倉 敷(岡山) 岡山県大会① 2.05.07 出水中央(鹿児島) 鹿児島県大会②※ 2.05.43 埼玉栄(埼玉) 埼玉県大会① 2.05.58 仙台育英(宮城) 宮城県大会① 2.05.59 洛 北(京都) 近畿大会③※ 2.06.08 九州学院(熊本) 九州大会① 2.06.19 札幌山の手(北海道) 北海道大会① 2.06.19 小 林(宮崎) 宮崎県大会① ※は全国大会代表校外

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.01.18

都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝前日の1月18日、オーダーリストが発表された。 エントリーされていた2人の日本記 […]

NEWS 西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

2025.01.17

西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録

1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]

NEWS 編集部コラム「年末年始の風物詩」

2025.01.17

編集部コラム「年末年始の風物詩」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

2025.01.17

中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝

◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]

NEWS 栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

2025.01.17

栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表

日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年2月号 (1月14日発売)

2025年2月号 (1月14日発売)

駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝

page top