2023.11.26
東海高校駅伝は11月26日、静岡県の小笠山総合運動公園内高校駅伝周回コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は愛知県大会2位の豊田大谷が1時間9分44秒で2年連続2回目の優勝を果たし、全国高校駅伝(12月24日/京都)の東海地区代表として、初の都大路出場権を獲得。男子(7区間42.195km)は、豊川(愛知)が2時間8分54秒で2年連続4回目の頂点に立った。
豊田大谷は1区をトップと13秒差の2位でスタートすると、2区(4.0975km)の山本滝穂(3年)が逆転し、11秒リード。続く3区(3km)では、インターハイ800m5位の森千莉(3年)が区間賞(9分45秒)の快走で、後続との差を38秒まで広げた。
さらに、5区(5km)・中馬蘭奈(3年)も区間賞(16分29秒)で締めて、悲願の全国切符をつかんだ。2位には1時間11分07秒で浜松市立(静岡)。1区(6km)の澤田結弥(3年)が19分47秒で区間賞に輝いた。3位には愛知県大会1位の豊川(愛知)が1時間11分39秒で入っている。
豊川は1区こそ7位発進だったが、2区(3.05km)の杉田晃大(3年)が区間賞(8分55秒)でトップと12秒差の2位に進出。さらに3区(8.0475km)の佐野鈴太(3年)で首位に立った。4区で韮山(静岡)に2秒差まで迫られたものの、5区(3km)の相地一夢(3年)が8分32秒、7区(5km)の神田悦士(2年)が14分43秒の区間賞で走破するなど突き放した。
2位には序盤先行した韮山(静岡)が2時間10分21秒で入り、3位は後半順位を上げた浜松開誠館(静岡)が2時間10分32秒で食い込んだ。
全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場。地区代表は、地区高校駅伝で都道府県大会1位校を除いた最上位校となる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
2025.03.28
資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」
旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]
2025.03.28
【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー
3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報