2023.11.23
22日、東京都町田市の町田GIONスタジアムにてMARCH対抗戦2023が開催され、明大、青学大、立教大、中大、法大の5大学が10000mレースで火花を散らした。
男子10000m4組目。青学大の佐藤一世、中大の湯浅仁と4年生2人が壮絶な先頭争いを繰り広げるなか、28分15秒82で3番手でフィニッシュしたのが黒田朝日(青学大2)だった。
レース後は「ここに100%調子を合わせたわけではありませんでしたので、まだまだスピード面で伸びしろがあると感じられるレースでした」と冷静に振り返った黒田。10月の出雲駅伝は、駒大の佐藤圭汰(2年)と同タイムで2区区間賞。11月の全日本大学駅伝でも2区を任され、従来の区間記録を上回る区間2位と活躍を見せてきた。原晋監督からも「2つの駅伝で黒田がエース級の走りをしてくれた」と高い評価を受けている。
元々は3000m障害が専門の選手。岡山・玉野光南高時代は高校歴代2位(現3位)の8分39秒79をマークし、インターハイは日本人トップの2位。青学大進学後はU20世界選手権12位、U20アジア選手権金メダルとU20カテゴリーでは日の丸を背負った。
ただ、法大で箱根駅伝を走った父・将由さん譲りのロード適正も今季は開花。箱根駅伝では1年時から山上りの5区候補に挙がっていたが、「今回は5区以外にも2区などの平地区間も可能性があると思います。どの区間になってもチームに勢いをもたらせる走りがしたいです」と意気込む。
チーム期待の新エース候補が、いよいよ初の箱根路でベールを脱ぐ。
このほか、青学大勢は佐藤一世(4年)が28分11秒00、倉本玄太(4年)が28分19秒31、太田蒼生(3年)が28分20秒63、白石光星(3年)が28分27秒96、山内健登(4年)が28分28秒75と、28分30秒切りが相次ぎ、上位10人の平均タイムで争う対抗戦では3連覇を達成した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.16
2025.01.12
【テキスト速報】第43回都道府県対抗女子駅伝
-
2025.01.14
-
2025.01.12
-
2025.01.15
2024.12.22
早大に鈴木琉胤、佐々木哲の都大路区間賞2人が来春入学!女子100mH谷中、松田ら推薦合格
-
2024.12.22
-
2024.12.30
-
2025.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.17
西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録
1月17日、西脇多可新人高校駅伝の実行委員会が、2月16日に行われる第17回大会の出場チームを発表した。 西脇多可新人高校駅伝は、兵庫県西脇市から多可町を結ぶ「北はりま田園ハーフマラソンコース(21.0795km)」で行 […]
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.01.17
中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]
2025.01.17
栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表
日本陸連は2月1日から2日に行われる、日本選手権室内のエントリー状況と、併催の日本室内大阪のスタートリストを発表した。 日本選手権室内では12月にエントリーが発表されていた選手のうち、男子60mに出場予定だったパリ五輪代 […]
2025.01.17
東京世界陸上のチケット一般販売が1月31日からスタート!すでに23万枚が販売、新たな席種も追加
東京2025世界陸上財団は、今年9月に開催される東京世界選手権の観戦チケットの一般販売を1月31日(金)の18時から開始すると発表した。 昨夏に先行販売が始まり、年末年始にも特別販売を実施。すでに23万枚を販売し売れ行き […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝