HOME 駅伝

2023.11.12

トヨタ自動車が2年連続25回目のV 服部勇馬が復調示す区間新!北陸はYKKが接戦制す/中部・北陸実業団対抗駅伝
トヨタ自動車が2年連続25回目のV 服部勇馬が復調示す区間新!北陸はYKKが接戦制す/中部・北陸実業団対抗駅伝

23年大阪マラソンで34位の服部勇馬(トヨタ自動車)

◇第63回中部・第53回北陸実業団対抗駅伝(愛知県田原市・7区間80.5km)

11月12日、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、24年1月1日)の予選会となる、第63回中部・第53回北陸実業団対抗駅伝が愛知県田原市のはなとき通り発着のコースで行われ、トヨタ自動車が3時間53分55秒で2年連続25回目の優勝を飾った。

トヨタ自動車は1区(12km)の内田隼太がトップと9秒差の2位で滑り出すと、2区で順位を1つ落としたものの、3区から反撃を開始。3区(12.2km)の田中秀幸が区間賞の走りで2位の中央発條をかわすと、4区(15.5km)で太田智樹も44分18秒の区間1位と好走。2区から首位に立っていたトヨタ紡織を抜いた。6区(8.5km)でも東京五輪マラソン代表の服部勇馬が復調を示す区間賞があり、2位に2分近い大差をつける快勝となった。

2区でマル・イマニエルが区間賞を獲得したトヨタ紡織が2位。愛三工業が3位と続き、以下、愛知製鋼、中央発條、NTN、トーエネックと上位7チームまでがニューイヤー駅伝の出場権を獲得した。

同時開催の北陸はYKKが3時間59秒55秒で優勝。1区・綱島辰弥の区間賞などで3区終了時点で2位のセキノ興産に対して1分50秒の差をつけた。その後、4区から6区まで区間賞を獲得したセキノ興産に追い上げられ6区で逆転を許したものの、アンカーの小島優作が再逆転し、32年連続34回目の全日本大会出場を決めている。一方、2位のセキノ興産は15秒差で全日本出場を逃した。

◇第63回中部・第53回北陸実業団対抗駅伝(愛知県田原市・7区間80.5km) 11月12日、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、24年1月1日)の予選会となる、第63回中部・第53回北陸実業団対抗駅伝が愛知県田原市のはなとき通り発着のコースで行われ、トヨタ自動車が3時間53分55秒で2年連続25回目の優勝を飾った。 トヨタ自動車は1区(12km)の内田隼太がトップと9秒差の2位で滑り出すと、2区で順位を1つ落としたものの、3区から反撃を開始。3区(12.2km)の田中秀幸が区間賞の走りで2位の中央発條をかわすと、4区(15.5km)で太田智樹も44分18秒の区間1位と好走。2区から首位に立っていたトヨタ紡織を抜いた。6区(8.5km)でも東京五輪マラソン代表の服部勇馬が復調を示す区間賞があり、2位に2分近い大差をつける快勝となった。 2区でマル・イマニエルが区間賞を獲得したトヨタ紡織が2位。愛三工業が3位と続き、以下、愛知製鋼、中央発條、NTN、トーエネックと上位7チームまでがニューイヤー駅伝の出場権を獲得した。 同時開催の北陸はYKKが3時間59秒55秒で優勝。1区・綱島辰弥の区間賞などで3区終了時点で2位のセキノ興産に対して1分50秒の差をつけた。その後、4区から6区まで区間賞を獲得したセキノ興産に追い上げられ6区で逆転を許したものの、アンカーの小島優作が再逆転し、32年連続34回目の全日本大会出場を決めている。一方、2位のセキノ興産は15秒差で全日本出場を逃した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.14

青学大・鶴川正也がGMOインターネットグループに内定! 世界で戦うため「勝つことにこだわった走りを」

GMOインターネットグループは3月14日、鶴川正也(青学大)の所属が内定したと発表した。 熊本県出身。九州学院高で頭角を現し、インターハイは2年連続、全国高校駅伝は3年連続で出走し、3年時は1区で区間賞に輝いている。青学 […]

NEWS 編集部コラム「チケット争奪戦」

2025.03.14

編集部コラム「チケット争奪戦」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS トヨタ自動車、GMO、國學院大、青学大らが軸か!? 実業団 VS 大学生の決戦「EXPO EKIDEN」16日号砲

2025.03.14

トヨタ自動車、GMO、國學院大、青学大らが軸か!? 実業団 VS 大学生の決戦「EXPO EKIDEN」16日号砲

◇EXPO EKIDEN 2025(3月16日/大阪・万博記念公園~夢洲7区間:54.5km) 実業団と大学生のトップチームが対決する「EXPO EKIDEN 2025」は3月16日、大阪・万博記念公園をスタートし、大阪 […]

NEWS JMCシリーズⅣランキング確定 小山直城と安藤友香がチャンピオン 初マラソン日本最高記録3選手に特別賞

2025.03.14

JMCシリーズⅣランキング確定 小山直城と安藤友香がチャンピオン 初マラソン日本最高記録3選手に特別賞

日本陸連は3月14日、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のシリーズⅣ(2023年4月~2025年3月)の対象大会がすべて終了したことを受けて、ポイントランキングが確定し、男子は小山直城(Hond […]

NEWS 世界室内選手権日本代表発表!泉谷駿介が走幅跳に出場!! 田中希実や高校生・西岡尚輝も代表入り 3月21日に中国で開幕

2025.03.14

世界室内選手権日本代表発表!泉谷駿介が走幅跳に出場!! 田中希実や高校生・西岡尚輝も代表入り 3月21日に中国で開幕

日本陸連は3月14日、世界室内選手権(3月21日~23日/中国・南京)の日本代表選手を発表した。 代表に選出されたのは13人。パリ五輪女子1500m、5000m代表の田中希実(New Balance)は3000mに登録。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top