2023.11.10
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第222回「最近の雑感もろもろ」(井上 敦)
気がついたらこのコラムも222回目。ゾロ目の2で担当するとは、これまで1(1位などに)に縁の少ない私らしいですな。前回のコラムは9月下旬。その後、取材に何ヵ所か行ったので、その中から雑感を。9月30日、10月1日のYogiboアスレチックスチャレンジカップ。会場となった新潟市のデンカビッグスワンスタジアムは、実家から最も近い(といっても車で20分ぐらい)陸上競技場です。道中、車を運転しながら、稲刈り中の蒲原平野にすっかり癒やされました。大会では男女の400mハードルで、豊田兼選手(慶大)の五輪標準突破や、瀧野未来選手(京都橘高3)の高校新などで盛り上がりました。特に男子選手はシーズンベストや自己ベストが続出して、選手の笑顔が印象的でした。周回種目を中心に記録が出やすいビッグスワン。来年6月の日本選手権会場となることが発表されましたが、パリ五輪トライアルとなる競技会で、好記録がどれだけ生まれるか、楽しみです。10月14日は箱根駅伝予選会へ。本当は会場にスタート(9時35分)の1時間半前に到着する予定だったのが、自宅のライフライントラブル。大幅に遅刻することになり、編集部Mさんにすぐに連絡しました。一時はスタートに間に合わないかと焦りましたが、45分前に到着。成績発表で、2年連続の本戦出場を決めた立教大の原田総監督の涙に、こっちもウルっとしました。翌15日はパリ五輪マラソン代表選考レース・MGCです。連日の午前5時起き。そして天気はあいにくの雨(それもかなり強め)。取材エリアで、ひときわ大きな声で話していた川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)の姿が一番印象に残りました。О編集部長もコラムで書いていましたが、会見が終わったころ(14時30分過ぎ)には、すっかり晴れていて、このコンディションでレースだったら、結果はまた違ったのだろうなと思いながら、帰りました。さらに翌16日は、五輪代表に内定した4選手の一夜明け会見で都内へ。この日は前日よりも遅い6時起き。自ら進んで取材に行ったけど、日付が変わってから就寝する生活が身に染みついている私には割とキツい。会見が行われるホテル着。広い部屋が正面に見えて、何人か人も見えたので、ここが取材会見場と思ったら、選手の朝食会場でした。前日の激闘を終えて、リラックスしているところに水を差すところでした。翌週の某日、パリ五輪代表を決めた某選手の取材で、郊外の合宿所へ。この日も早起きでした。この日はもう一つ取材があり、午後は都内へ。私にとっては青春ど真ん中で活躍された箱根駅伝の超スーパースター(元選手)のインタビューに同席。あまりにもスケールの大きな話を聞き、そのすごさをあらためて実感しました。そして、つい先日。私にとってはもう1人の箱根駅伝のスーパースター(元選手)を取材。箱根への強い思いや当時の裏話に盛り上がって、予定時間を大幅にオーバー。どうまとめようかと頭を悩ませる日々です。この2ヵ月弱、私にとってはめずらしく取材が立て込みました。10月中旬以降の取材内容は、本誌12月号(11月14日発売)や、箱根駅伝100回を記念した12月号増刊「箱根駅伝百継 未来への襷」(11月29日発売)、本誌1月号でも掲載します。
井上 敦(いのうえ あつし) 1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、夏には400mに転向する。結果的には中学3年間で県大会に進めなかった。しかし、3年秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場をきっかけにまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年の県新人戦1500mで6位に入ったのが最高成績だった。 |
第222回「最近の雑感もろもろ」(井上 敦)
気がついたらこのコラムも222回目。ゾロ目の2で担当するとは、これまで1(1位などに)に縁の少ない私らしいですな。前回のコラムは9月下旬。その後、取材に何ヵ所か行ったので、その中から雑感を。9月30日、10月1日のYogiboアスレチックスチャレンジカップ。会場となった新潟市のデンカビッグスワンスタジアムは、実家から最も近い(といっても車で20分ぐらい)陸上競技場です。道中、車を運転しながら、稲刈り中の蒲原平野にすっかり癒やされました。大会では男女の400mハードルで、豊田兼選手(慶大)の五輪標準突破や、瀧野未来選手(京都橘高3)の高校新などで盛り上がりました。特に男子選手はシーズンベストや自己ベストが続出して、選手の笑顔が印象的でした。周回種目を中心に記録が出やすいビッグスワン。来年6月の日本選手権会場となることが発表されましたが、パリ五輪トライアルとなる競技会で、好記録がどれだけ生まれるか、楽しみです。10月14日は箱根駅伝予選会へ。本当は会場にスタート(9時35分)の1時間半前に到着する予定だったのが、自宅のライフライントラブル。大幅に遅刻することになり、編集部Mさんにすぐに連絡しました。一時はスタートに間に合わないかと焦りましたが、45分前に到着。成績発表で、2年連続の本戦出場を決めた立教大の原田総監督の涙に、こっちもウルっとしました。翌15日はパリ五輪マラソン代表選考レース・MGCです。連日の午前5時起き。そして天気はあいにくの雨(それもかなり強め)。取材エリアで、ひときわ大きな声で話していた川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)の姿が一番印象に残りました。О編集部長もコラムで書いていましたが、会見が終わったころ(14時30分過ぎ)には、すっかり晴れていて、このコンディションでレースだったら、結果はまた違ったのだろうなと思いながら、帰りました。さらに翌16日は、五輪代表に内定した4選手の一夜明け会見で都内へ。この日は前日よりも遅い6時起き。自ら進んで取材に行ったけど、日付が変わってから就寝する生活が身に染みついている私には割とキツい。会見が行われるホテル着。広い部屋が正面に見えて、何人か人も見えたので、ここが取材会見場と思ったら、選手の朝食会場でした。前日の激闘を終えて、リラックスしているところに水を差すところでした。翌週の某日、パリ五輪代表を決めた某選手の取材で、郊外の合宿所へ。この日も早起きでした。この日はもう一つ取材があり、午後は都内へ。私にとっては青春ど真ん中で活躍された箱根駅伝の超スーパースター(元選手)のインタビューに同席。あまりにもスケールの大きな話を聞き、そのすごさをあらためて実感しました。そして、つい先日。私にとってはもう1人の箱根駅伝のスーパースター(元選手)を取材。箱根への強い思いや当時の裏話に盛り上がって、予定時間を大幅にオーバー。どうまとめようかと頭を悩ませる日々です。この2ヵ月弱、私にとってはめずらしく取材が立て込みました。10月中旬以降の取材内容は、本誌12月号(11月14日発売)や、箱根駅伝100回を記念した12月号増刊「箱根駅伝百継 未来への襷」(11月29日発売)、本誌1月号でも掲載します。井上 敦(いのうえ あつし) 1978年8月生まれ。新潟市江南区出身。横越中→新潟明訓高→某大学(陸上では有名だが、陸上部に入っていないので匿名)。月刊陸上競技編集部には2015年6月中旬から在籍。中学で陸上部に入部して最初は100mを始めたものの、夏には400mに転向する。結果的には中学3年間で県大会に進めなかった。しかし、3年秋の駅伝で区間賞獲得やチームの県大会出場をきっかけにまたまた転向を決意。高校は中距離をメインに、2年の県新人戦1500mで6位に入ったのが最高成績だった。 |
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