2023.10.28
全国高校駅伝(12月24日/京都)の出場権を懸けた島根県高校駅伝が10月28日、出雲市の浜山公園競技場を発着点とするコースで行われ、女子(5区間21.0975km)は益田東が1時間14分47秒で初優勝を果たした。
益田東と昨年まで12連覇中の平田の2校によるレースとなった女子は、1区(6km)で益田東の石田萌笑(3年)が20分45秒の区間賞を獲得。2区(4.0975km)でも村上倫(3年)が平田とのリードを21秒に広げた。
一方の平田は3区(3km)で三代和果(2年)で4秒差にまで追い上げると、4区(3km)で嘉藤杏(2年)が逆転し、益田東に1分の差をつけてアンカーにタスキを渡す。
しかし、2017年から6年連続で2位と涙をのんできた益田東は、5区(5km)に入った留学生のエスター・ワンジル(3年)が平田を中盤で逆転。16分46秒でまとめ、念願の優勝を決めた。
男子も中盤まで平田と益田東の競り合いが続いたが、平田が4区(8.0875km)で古藤太一(1年)が区間トップで首位に立つと、5区(3km)の行武直弘、6区の勝部心温と1年生が区間賞と活躍。2時間18分32秒で4年連続4回目の全国出場を決めている。
全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場する。
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