HOME 駅伝

2023.10.22

センコーが創部3年目で早くも全日本切符!1区5位から粘り抜き、13位で今大会唯一の「初出場」決める/プリンセス駅伝
センコーが創部3年目で早くも全日本切符!1区5位から粘り抜き、13位で今大会唯一の「初出場」決める/プリンセス駅伝

23年プリンセス駅伝13位で初の全日本出場を決めたセンコー

◇第9回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/福岡県宗像市・宗像ユリックス前発着、6区間42.195km)

第9回プリンセス駅伝が10月22日に行われ、センコーが2時間21分42秒で13位に食い込み、創部3年目にして初の全日本大会出場を決めた。

創部2年目で初出場した前回は20位。そこから1年で、確かな成長の跡を示した。

1週間前の鹿児島国体成年5000mで3位を占めた1区・下田平渚が5位と好スタートを切ると、その流れに乗って3区まで5位をキープする。全日本大会への出場切符は16枚。4区以降は常連チームの追い上げを受けたが、それでも1度も出場圏外に落ちることはなかった。

入社2年目のアンカー・朝比奈亜妃乃が記念すべきフィニッシュに飛び込むと、チームは歓喜に沸いた。

貨物自動車運送事業を中核とし、2016年に創業100周年を迎えた同社が、滋賀県を拠点に2021年4月に陸上競技部を創部。ダイハツで前田彩里、松田瑞生らを指導した林清司氏が監督を務め、急成長を遂げた。中長距離部員12人のほか、男子砲丸投で6月の日本選手権を制した奥村仁志、女子100mハードルと走幅跳が専門の石井あやも所属している。

広告の下にコンテンツが続きます

唯一の「初出場チーム」として、仙台でもフレッシュな風を巻き起こす。

◇第9回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/福岡県宗像市・宗像ユリックス前発着、6区間42.195km) 第9回プリンセス駅伝が10月22日に行われ、センコーが2時間21分42秒で13位に食い込み、創部3年目にして初の全日本大会出場を決めた。 創部2年目で初出場した前回は20位。そこから1年で、確かな成長の跡を示した。 1週間前の鹿児島国体成年5000mで3位を占めた1区・下田平渚が5位と好スタートを切ると、その流れに乗って3区まで5位をキープする。全日本大会への出場切符は16枚。4区以降は常連チームの追い上げを受けたが、それでも1度も出場圏外に落ちることはなかった。 入社2年目のアンカー・朝比奈亜妃乃が記念すべきフィニッシュに飛び込むと、チームは歓喜に沸いた。 貨物自動車運送事業を中核とし、2016年に創業100周年を迎えた同社が、滋賀県を拠点に2021年4月に陸上競技部を創部。ダイハツで前田彩里、松田瑞生らを指導した林清司氏が監督を務め、急成長を遂げた。中長距離部員12人のほか、男子砲丸投で6月の日本選手権を制した奥村仁志、女子100mハードルと走幅跳が専門の石井あやも所属している。 唯一の「初出場チーム」として、仙台でもフレッシュな風を巻き起こす。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top