HOME 海外

2023.10.18

マラソン2時間2分台のエキル ドーピング陽性で10年の出場停止確定 アジア選手権男子3000m障害のアルファルシも暫定資格停止
マラソン2時間2分台のエキル ドーピング陽性で10年の出場停止確定 アジア選手権男子3000m障害のアルファルシも暫定資格停止

20年の東京マラソンに出場したエキル

世界陸連の独立不正監査機関のAIUは10月16日、男子マラソンのT.エキル(ケニア)に10年間の資格停止処分を科すことを発表した。禁止物質(トリアムシノロンアセトニドおよびその代謝物、ペチジンおよびその代謝物)の検出と、検査での改ざんがあったため。

期間は22年6月28日から10年間で、21年5月16日以降の記録は取り消される。エキルは21年5月にミラノマラソンで世界歴代6位タイ(当時)の2時間2分57秒の自己記録をマークしている。このレースと、同年11月のアブダビマラソンで禁止薬物の陽性があったため、今年7月に訴追されていた。

AIUはこのほか18日までに、今年のアジア選手権男子3000m障害6位のW.アルファルシ(サウジアラビア)の禁止物質(ダルベポエチン)の使用による暫定資格停止処分、女子長距離のJ.ゴンザレス(チリ)の禁止物質(EPO)使用による22年11月7日から6年間の資格停止処分と22年10月10日から11月7日までの成績取り消しを行うと発表している。また、今年8月から暫定資格処分を受けている女子長距離のS.ジェベト(ケニア)に対し、禁止物質(19-ノルアンドロステロン)の使用の疑いを通告したことも発表された。

世界陸連の独立不正監査機関のAIUは10月16日、男子マラソンのT.エキル(ケニア)に10年間の資格停止処分を科すことを発表した。禁止物質(トリアムシノロンアセトニドおよびその代謝物、ペチジンおよびその代謝物)の検出と、検査での改ざんがあったため。 期間は22年6月28日から10年間で、21年5月16日以降の記録は取り消される。エキルは21年5月にミラノマラソンで世界歴代6位タイ(当時)の2時間2分57秒の自己記録をマークしている。このレースと、同年11月のアブダビマラソンで禁止薬物の陽性があったため、今年7月に訴追されていた。 AIUはこのほか18日までに、今年のアジア選手権男子3000m障害6位のW.アルファルシ(サウジアラビア)の禁止物質(ダルベポエチン)の使用による暫定資格停止処分、女子長距離のJ.ゴンザレス(チリ)の禁止物質(EPO)使用による22年11月7日から6年間の資格停止処分と22年10月10日から11月7日までの成績取り消しを行うと発表している。また、今年8月から暫定資格処分を受けている女子長距離のS.ジェベト(ケニア)に対し、禁止物質(19-ノルアンドロステロン)の使用の疑いを通告したことも発表された。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.25

JP日本郵政グループが“本命”積水化学の連覇を阻む チームが考える「勝てた理由」/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) ともに、長く日本の女子長距離界を牽引してきた33歳の鈴木亜由子(JP […]

NEWS 最長3区は資生堂・五島莉乃が区間賞!2区で積水化学・山本有真が区間新!廣中が復活、細田が5区区間賞/クイーンズ駅伝

2024.11.25

最長3区は資生堂・五島莉乃が区間賞!2区で積水化学・山本有真が区間新!廣中が復活、細田が5区区間賞/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4 […]

NEWS 積水化学「1強」の力示すも連覇ならず「想定以上の走りができなかった」/クイーンズ駅伝

2024.11.25

積水化学「1強」の力示すも連覇ならず「想定以上の走りができなかった」/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4 […]

NEWS 歴史的熱戦!JP日本郵政Gが積水化学に競り勝つ!しまむらが初の3位 パナソニック4位、エディオン2年ぶりシード/クイーンズ駅伝

2024.11.25

歴史的熱戦!JP日本郵政Gが積水化学に競り勝つ!しまむらが初の3位 パナソニック4位、エディオン2年ぶりシード/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4 […]

NEWS 小江戸川越ハーフで東洋大勢がワン・ツー 吉田周が2年連続1時間2分台で連覇 2位は西村真周

2024.11.24

小江戸川越ハーフで東洋大勢がワン・ツー 吉田周が2年連続1時間2分台で連覇 2位は西村真周

小江戸川越ハーフマラソンが11月24日、埼玉県川越市の川越水上公園発着で行われ、男子の招待ハーフでは吉田周(東洋大4年)が1時間2分54秒(速報値)で2年連続優勝を果たした。 吉田は前回大会を1時間2分43秒の自己ベスト […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top