2023.10.17
◇鹿児島特別国体(10月13~17日/鹿児島・鴨池陸上競技場)
「燃ゆる感動かごしま国体」の陸上競技が10月13日から17日の5日間で行われ、女子総合は大阪が64点を獲得して2年連続8度目の頂点に立った。
2020年開催予定だった第75回鹿児島国体が中止なり、「特別国体」として3年越しに開催にこぎ着けた。大阪は優勝こそ成年女子走幅跳の竹内真弥(ミズノ)1人だったが、12種目で入賞と総合力を示した。
成年女子走高跳の津田シェリアイ(築地銀だこAC)、成年女子800mの渡辺愛(園田学園女大)、少年女子共通三段跳の釣本陽香(大阪桐蔭高3)が3位。島津勝己監督は「成年、少年の男女それぞれ7人ずつと、今年はバランスの良い、仲の良いチームです」と語り、「成年の選手たちが大学や実業団になってからも、最後はいつも大阪チームに戻ってきてくれる。そうした選手が活躍してくれました」と話す。
女子に限らず総合3位に入った男子でも、多田修平(住友電工)ら日本トップ選手たちがジュニア選手たちと時間をともにし、「一緒に生活することでいろいろ学ぶこともあります」。そうした循環が大阪の強さを支えている。
集合写真では、周囲にいたギャラリーがつい笑顔になってしまうほどの“大阪のノリ”を見せていた大阪が、らしさ全開で勝ち取った女子総合優勝だった。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.11.23
-
2024.11.23
2024.11.20
【箱根駅伝2025名鑑】早稲田大学
2024.11.17
不破聖衣来が香港で10kmレースに出場 9位でフィニッシュ
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
-
2024.11.10
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.23
パリ五輪代表・太田智樹がトラック復帰レース28分12秒12「ちょっと戻ってきた」/八王子LD
◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、5組にパリ五輪代表の太田智樹(トヨタ自動車)が出場。28分12秒12の5着だった […]
2024.11.23
パリ五輪マラソン6位の第一生命グループ・鈴木優花 1区登録に「殻を破りたい」/クイーンズ駅伝前日会見
11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 今夏のパリ五輪マラソンで6位入賞を果たした第一生命グループ・鈴木優花は、「マラソ […]
2024.11.23
約1年ぶり復帰のJP日本郵政グループ・廣中璃梨佳「感謝の気持ちを胸に走りたい」/クイーンズ駅伝前日会見
11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 前回2位のJP日本郵政グループからは廣中璃梨佳が登壇。廣中は昨年12月の日本選手 […]
2024.11.23
クイーンズ駅伝の区間オーダー発表!5区で積水化学・新谷仁美、日本郵政・鈴木亜由子、資生堂・一山麻緒が対決! 第一生命・鈴木優花は1区に
第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024/11月24日)の前日となる11月23日、区間エントリーが行われ、出場する24チームのオーダーが発表された。 前回2年ぶりの優勝を飾った積水化学は、3区(1 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会