2023.10.12
少年Bは全中覇者、少年共通はインターハイ優勝者が参戦
ここからは少年男子Bを取り上げる。100mは8月に中学タイ記録の10秒56をマークした片山瑛太(千葉・鎌ケ谷二中3)と10秒59の記録を持つ石田正龍(北海道・旭川志峯高1)の対決か。中学記録更新の可能性もある。3000mは昨年中学記録(8分11秒12)をマークした増子陽太(福島・学法石川高1)ら高1世代の争いとなりそう。
U20規格(高さ99.1cm)で行われる110mハードルは昨年の全中を優勝した岩本咲真(福岡・東福岡高1)が中心となりそう。また、今年の全中で、岩本の持つ中学記録(中学規格91.4cm/13秒51)を更新する13秒50で制した髙城昊紀(宮崎・宮崎西高附中3)がどんなレースを見せるか。この種目の中学最高記録は昨年岩本が出した13秒98だ。走幅跳は大森恵偉音(福岡・福岡一高1)が今季7m24をマーク。円盤投(1.5kg)は中3の星川俊輔(山形・新庄中)が中学歴代6位の48m04を放っている。
続いて少年女子B。100mはインターハイ3位に入った山崎心愛(北海道・旭川志峯高1)や11秒80の記録を持つ松本真奈(広島・広島皆実高1)に注目だ。
100mハードル(U18規格/高さ76.2cm、ハードル間8.5m)は、7月に13秒61と中学最高記録(13秒58)にあと0.03秒に迫った楠田ゆうな(鹿児島・阿久根中3)に、地元優勝の可能性がある。円盤投は出場選手でただ1人40m以上を投げている東かれん(福岡・八女学院高1)が優勝に近い位置にいる。
少年共通種目は男女それぞれ3種目ずつ。男子では800mに今季高校歴代3位、高2歴代2位の1分47秒92を出している落合晃(滋賀・滋賀学園高2)、5000m競歩は20分06秒58のベストを持つ逢坂草太朗(兵庫・川西緑台高2)、走高跳は2m17の記録を持つ福士湊(東京・明星学園高3)がそれぞれ出場する。いずれもインターハイに続く優勝に挑む。記録にも注目だ。
女子の3種目はいずれも跳躍。走高跳は今年のインターハイを制した髙橋美月(埼玉・埼玉栄高2)、昨年優勝した森﨑優希(東京・明星学園高3)に加え、今夏の全中覇者鴨田るな(神奈川・相模原旭中3)が出場。走幅跳はインターハイVの恒石望乃(高知・高知高3)が軸となる。三段跳は、インターハイで高校歴代7位の12m85をマークした田口侑楽(埼玉・国際学院高3)があと11cmと迫る高校記録(12m96)更新に挑む。高校女子初の13m到達もあるかもしれない。
都道府県の代表として戦う熱い5日間。鹿児島特別国体は10月13日に開幕する。
少年Bは全中覇者、少年共通はインターハイ優勝者が参戦
ここからは少年男子Bを取り上げる。100mは8月に中学タイ記録の10秒56をマークした片山瑛太(千葉・鎌ケ谷二中3)と10秒59の記録を持つ石田正龍(北海道・旭川志峯高1)の対決か。中学記録更新の可能性もある。3000mは昨年中学記録(8分11秒12)をマークした増子陽太(福島・学法石川高1)ら高1世代の争いとなりそう。 U20規格(高さ99.1cm)で行われる110mハードルは昨年の全中を優勝した岩本咲真(福岡・東福岡高1)が中心となりそう。また、今年の全中で、岩本の持つ中学記録(中学規格91.4cm/13秒51)を更新する13秒50で制した髙城昊紀(宮崎・宮崎西高附中3)がどんなレースを見せるか。この種目の中学最高記録は昨年岩本が出した13秒98だ。走幅跳は大森恵偉音(福岡・福岡一高1)が今季7m24をマーク。円盤投(1.5kg)は中3の星川俊輔(山形・新庄中)が中学歴代6位の48m04を放っている。 続いて少年女子B。100mはインターハイ3位に入った山崎心愛(北海道・旭川志峯高1)や11秒80の記録を持つ松本真奈(広島・広島皆実高1)に注目だ。 100mハードル(U18規格/高さ76.2cm、ハードル間8.5m)は、7月に13秒61と中学最高記録(13秒58)にあと0.03秒に迫った楠田ゆうな(鹿児島・阿久根中3)に、地元優勝の可能性がある。円盤投は出場選手でただ1人40m以上を投げている東かれん(福岡・八女学院高1)が優勝に近い位置にいる。 少年共通種目は男女それぞれ3種目ずつ。男子では800mに今季高校歴代3位、高2歴代2位の1分47秒92を出している落合晃(滋賀・滋賀学園高2)、5000m競歩は20分06秒58のベストを持つ逢坂草太朗(兵庫・川西緑台高2)、走高跳は2m17の記録を持つ福士湊(東京・明星学園高3)がそれぞれ出場する。いずれもインターハイに続く優勝に挑む。記録にも注目だ。 女子の3種目はいずれも跳躍。走高跳は今年のインターハイを制した髙橋美月(埼玉・埼玉栄高2)、昨年優勝した森﨑優希(東京・明星学園高3)に加え、今夏の全中覇者鴨田るな(神奈川・相模原旭中3)が出場。走幅跳はインターハイVの恒石望乃(高知・高知高3)が軸となる。三段跳は、インターハイで高校歴代7位の12m85をマークした田口侑楽(埼玉・国際学院高3)があと11cmと迫る高校記録(12m96)更新に挑む。高校女子初の13m到達もあるかもしれない。 都道府県の代表として戦う熱い5日間。鹿児島特別国体は10月13日に開幕する。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.17
-
2025.01.16
2025.01.12
【テキスト速報】第43回都道府県対抗女子駅伝
-
2025.01.14
-
2025.01.12
-
2025.01.15
2024.12.22
早大に鈴木琉胤、佐々木哲の都大路区間賞2人が来春入学!女子100mH谷中、松田ら推薦合格
-
2024.12.22
-
2024.12.30
-
2025.01.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.18
都道府県男子駅伝オーダー発表!3区に塩尻和也と鶴川正也 7区は鈴木健吾、黒田朝日 4連覇狙う長野は3区吉岡大翔
47チームのオーダーをチェック! ■第30回全国都道府県対抗男子駅伝オーダー (左から1区―2区―3区―4区―5区―6区―7区 ※[F]はふるさと選手) 北海道▼ 吉田星―杉田來翔―岩崎大洋 [F]―三浦清史―林柚杏―泉 […]
2025.01.17
西脇多可新人高校駅伝の出場校決定!男子は佐久長聖、大牟田、九州学院、洛南 女子は長野東、薫英女学院など有力校が登録
第17回西脇多可新人高校駅伝の出場チーム 男子 ※総合の部 桐生(群馬) 埼玉栄(埼玉) 中越(新潟) 高岡向陵・高岡商(富山) 遊学館(石川) 敦賀気比(福井) 鯖江(福井) 佐久長聖A(長野) 佐久長聖B(長野) 大 […]
2025.01.17
編集部コラム「年末年始の風物詩」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.01.17
中・高校生充実の長野“4連覇”なるか 実力者ぞろいの熊本や千葉、岡山、京都、福岡も注目/都道府県男子駅伝
◇天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝(1月19日/広島・平和記念公園前発着:7区間48.0km) 中学生から高校生、社会人・大学生のランナーがふるさとのチームでタスキをつなぐ全国都道府県男子駅伝が1月19日に行われる […]
2025.01.17
栁田大輝、坂井隆一郎らが日本選手権室内出場キャンセル 日本室内大阪はスタートリスト発表
日本選手権室内の最終エントリー選手 男子 60m 宇野勝翔(オリコ) 西岡尚輝(東海大仰星高) 守祐陽(大東文化大) 和田遼(ミキハウス) デーデー・ブルーノ(セイコー) 草野誓也(Accel TC) 本郷汰樹(オノテッ […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝