HOME 国内、日本代表

2023.10.01

清水歓太が5km13分37秒の日本新!18位ながら遠藤の記録を大幅更新 吉居大和は35位/世界ロードランニング選手権
清水歓太が5km13分37秒の日本新!18位ながら遠藤の記録を大幅更新 吉居大和は35位/世界ロードランニング選手権

男子長距離の清水歓太

◇世界ロードランニング選手権(10月1日/ラトビア・リガ)

初開催の世界ロードランニング選手権が行われ、男子5000mに出場した清水歓太(SUBARU)は18位ながら13分37秒の日本新記録をマークした。吉居大和(中大)は14分11秒で35位だった。

41人が出場したレースは、最初の1kmを2分41秒で通過。吉居は集団中段よりやや前に位置し、清水はその後方につける。

その直後から、19年ドーハ世界選手権10000m銀メダリストのヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)が先頭に立って引っ張ると、集団は一気に縦長になって2つに分かれる。その中で、清水は第2集団の中で食い下がった。

3kmを8分11秒の18位で通過。4kmでは1つ順位を上げ、そのまま終盤も踏ん張った。遠藤日向(住友電工)が昨年11月のThe Fst in FUKUOKAで出した13分50秒の日本記録を13秒も塗り替え、入賞ラインにあと9秒という健闘を見せた。

吉居は集団が分かれたところから後退。7月15日のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会(13分33秒39)以来のレースだったが、力を発揮できなかった。

優勝はエチオピア勢の争いとなり、フィニッシュ前に抜け出した16年リオ五輪5000m銅メダリストのハゴス・ゲブルヒウェトが12分59秒で制し、ケジェルチャが2秒差で続いた。

◇世界ロードランニング選手権(10月1日/ラトビア・リガ) 初開催の世界ロードランニング選手権が行われ、男子5000mに出場した清水歓太(SUBARU)は18位ながら13分37秒の日本新記録をマークした。吉居大和(中大)は14分11秒で35位だった。 41人が出場したレースは、最初の1kmを2分41秒で通過。吉居は集団中段よりやや前に位置し、清水はその後方につける。 その直後から、19年ドーハ世界選手権10000m銀メダリストのヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)が先頭に立って引っ張ると、集団は一気に縦長になって2つに分かれる。その中で、清水は第2集団の中で食い下がった。 3kmを8分11秒の18位で通過。4kmでは1つ順位を上げ、そのまま終盤も踏ん張った。遠藤日向(住友電工)が昨年11月のThe Fst in FUKUOKAで出した13分50秒の日本記録を13秒も塗り替え、入賞ラインにあと9秒という健闘を見せた。 吉居は集団が分かれたところから後退。7月15日のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会(13分33秒39)以来のレースだったが、力を発揮できなかった。 優勝はエチオピア勢の争いとなり、フィニッシュ前に抜け出した16年リオ五輪5000m銅メダリストのハゴス・ゲブルヒウェトが12分59秒で制し、ケジェルチャが2秒差で続いた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

NEWS 八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表!! 1万m26分台狙うS組は鈴⽊芽吹、遠藤⽇向、羽生拓矢、篠原倖太朗らが出場!

2024.11.20

八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表!! 1万m26分台狙うS組は鈴⽊芽吹、遠藤⽇向、羽生拓矢、篠原倖太朗らが出場!

東日本実業団連盟は11月20日、2024八王子ロングディスタンス(11月23日)のスタートリストを発表した。 来年の世界選手権男子10000mの参加標準記録(27分00秒00)の突破を狙う『S組』では、日本の実業団に所属 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top