HOME
国内、大学
◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)4日目
日本インカレ4日目が行われ、男子400mハードルは2人の優勝者が誕生した。
前回2位の豊田兼(慶大)が前半から攻めるなか、日本選手権覇者の小川大輝(東洋大)が後方から猛追。最後は並んでフィニッシュし、48秒91の同タイム着差なしで決着した。この種目の東洋大の優勝は初。慶大勢としては1963年、第32回大会の上野賀亮以来、実に60年ぶりだった。
男子3000m障害は連覇を狙う大吉優亮(帝京大)と村尾雄己(順大)の勝負に。大吉が2000m過ぎにスパートして逃げ切りを図ったものの、最後の直線で猛追した村尾がフィニッシュ直前でかわし、8分43秒07で頂点に立った。大吉は0.05秒差の2位で連覇を逃した。
女子200mは森山静穂(福岡大)が23秒84(± 0)が快勝。2日目の400mに続いて2冠を達成した。女子円盤投はブダペスト世界選手権代表の齋藤真希(東海大)が53m77で貫禄勝ち。東女体大時代と合わせて3年連続4度目の優勝をつかんだ。
男子200mと女子400mハードルは早大勢がタイトルを獲得。男子200mは西裕大が20秒75(-0.5)で早大勢43年ぶりの優勝をつかむと、女子400mハードルは川村優佳が58秒33で制す。大川寿美香が2位、津川瑠衣が7位に入り、ワン・ツーフィニッシュ、トリプル入賞を達成した。
大会のフィナーレを飾る4×400mリレーは男女ともに大会新が誕生。男子は400mハードル覇者の小川を1走、2021年東京五輪代表の鈴木碧斗を2走、ブダペスト世界選手権代表の中島佑気ジョセフを4走に置いた東洋大が学生歴代2位の3分04秒08で優勝。女子は800mを制した渡辺愛を2走に置いた園田学園女子大が同歴代4位の3分36秒71で初優勝を飾った。
男子総合は94点を獲得した順大、女子総合は69点の日体大がともに3連覇を達成した。
【動画】DAY4ハイライトをチェック!
https://youtu.be/cXZY4SaigAc?si=hmHsO8gyOufWDWAq
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.29
齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位
女子3000m障害 日本歴代&学生歴代10傑をチェック! ■日本歴代10傑 9.33.93 早狩実紀(京都光華AC) 2008. 7.20 9.38.19 山中柚乃(愛媛銀行) 2022. 6.11 9.38.95 西出 […]
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
淡路出身で高校は鳴門までバス通学 ――陸上を始めたきっかけは。 山﨑 走るのが好きで、得意でもあったので、小学4年生から小さな大会に出場するようになりました。小学6年生の時には身長が166cmあって、クラスで一番身長が高 […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報