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2023.09.14

女子10000m大東大ワンジルがV 福岡大の宮原なな佳が日本人トップ 強みは「陸上が大好き」/日本IC
女子10000m大東大ワンジルがV 福岡大の宮原なな佳が日本人トップ 強みは「陸上が大好き」/日本IC

23年日本インカレ10000mで日本人最上位の2位に入った宮原なな佳

◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)1日目

日本インカレ1日目に女子10000m決勝が行われ、サラ・ワンジル(大東大)が33分18秒93で優勝した。「32分00秒が目標でしたが少し暑かった」と振り返り、「5000mも頑張ります」と2冠へ意欲を示した。

日本人トップの2位(34分01秒46)に宮原なな佳(福岡大)が食い込み、周囲をあっと驚かせた。「緊張や不安もありましたが、怖じ気づかずに自信を持って仕掛けました」とラスト1周でユニバ金メダリスト・北川星瑠(大阪芸大)との2位争いを制した。

福岡大若葉高出身の2年生。高校時代は3000m9分41秒58がベストで、インターハイにも進んでいない。昨年のU20日本選手権5000mで3位など力をつけると、日本インカレ5000mでも10位に入った。

今季から10000mに挑戦し、これが3レース目。これまでのベストは九州インカレの34分35秒88だった。「体力、心肺機能には自信があります」。大分での夏合宿でクロスカントリーでスタミナを磨いてきた。

持ち味を聞くと、「陸上が大好きなところ」。苦にせず走り続けられるのだと胸を張る新星。「将来はマラソンに挑戦したい」と宮原。まずは「トラックの経験をロードに生かして、駅伝ではシード権を取りたいです」と全日本大学女子駅伝に向けて意気込んでいた。

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大会の模様はあすリートチャンネルのYouTubeでライブ配信されている。
あすリートチャンネル特設ページ

◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)1日目 日本インカレ1日目に女子10000m決勝が行われ、サラ・ワンジル(大東大)が33分18秒93で優勝した。「32分00秒が目標でしたが少し暑かった」と振り返り、「5000mも頑張ります」と2冠へ意欲を示した。 日本人トップの2位(34分01秒46)に宮原なな佳(福岡大)が食い込み、周囲をあっと驚かせた。「緊張や不安もありましたが、怖じ気づかずに自信を持って仕掛けました」とラスト1周でユニバ金メダリスト・北川星瑠(大阪芸大)との2位争いを制した。 福岡大若葉高出身の2年生。高校時代は3000m9分41秒58がベストで、インターハイにも進んでいない。昨年のU20日本選手権5000mで3位など力をつけると、日本インカレ5000mでも10位に入った。 今季から10000mに挑戦し、これが3レース目。これまでのベストは九州インカレの34分35秒88だった。「体力、心肺機能には自信があります」。大分での夏合宿でクロスカントリーでスタミナを磨いてきた。 持ち味を聞くと、「陸上が大好きなところ」。苦にせず走り続けられるのだと胸を張る新星。「将来はマラソンに挑戦したい」と宮原。まずは「トラックの経験をロードに生かして、駅伝ではシード権を取りたいです」と全日本大学女子駅伝に向けて意気込んでいた。 大会の模様はあすリートチャンネルのYouTubeでライブ配信されている。 あすリートチャンネル特設ページ

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