2023.09.11
10日、クロアチアのザグレブで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド最終戦のハンゼコビッチ記念が行われ、男子100mに出場したサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が10秒29(-0.9)で5位に入った。
8月のブダペスト世界選手権男子100mで6位入賞を果たし、4×100mリレーでも5位となった日本のアンカーを務めたサニブラウンは、これが世界選手権後の初レース。スタートでやや反応が遅れると、中盤からも本来の爆発力は見られず、9秒94で優勝したF.オマニャラ(ケニア)から少し離されてのフィニッシュとなった。
サニブラウンはブダペスト世界選手権の後に帰国。Jリーグ・セレッソ大阪の練習に参加するなど、わずかなリフレッシュ期間を経て、再び渡欧してトレーニングを積んでいた。来年のパリ五輪、再来年の東京世界選手権に向けて、「一つひとつ取り組んでいって、一歩一歩前進していきたい」と話しており、ブダペストで見つけた課題などを克服しながら、さらに上のステージを目指していく。
また、同大会には女子三段跳にブダペスト世界選手権代表の森本麻里子(内田建設AC)も出場。1回目に13m63(+0.6)を跳んで4位入賞を果たした。
【動画】サニブラウン 世界選手権後初レースは10秒29
3レーンがサニブラウン
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