HOME 国内、世界陸上、日本代表
「自分の投げができなかった」31歳ディーン元気は79m21で予選A組6位 決勝進出はB組の結果次第/世界陸上
「自分の投げができなかった」31歳ディーン元気は79m21で予選A組6位 決勝進出はB組の結果次第/世界陸上

ブダペスト世界選手権男子やり投に出場したディーン元気

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)7日目

ブダペスト世界陸上7日目のモーニングセッションが行われ、男子やり投げ予選A組のディーン元気(ミズノ)は79m21で組6位となった。

2012年ロンドン五輪、昨年のオレゴン世界選手権に出場している経験豊富な31歳が、初めてとなる朝一番の試合に苦しんだ。

1投目に78m21、2投目に78m57と徐々に記録を伸ばしたものの、最後まで予選通過ライン83m00にはに大きく届かず。

「芝生からファウルラインが遠くて、選手みんな苦戦していたと思う。対策をして臨んだつもりでしたが、自分の投げができなかったです」と首を傾げた。

それでも、「3回目はやりに一番力を加えられた」といい、回数を重ねるごとに記録を伸ばしたところにベテランらしさを発揮した。

広告の下にコンテンツが続きます

全体12位以内に入れば決勝進出となるため、予選突破はB組の結果を待つことになった。

「調整はこれまでで一番うまくいっていました。あとは祈ります」と、決勝進出へ希望は捨てていない。

ディーンは今季5月のセイコーゴールデングランプリに82m03で優勝すると、日本選手権は82m65を投げて連覇を達成。7月中旬のアジア選手権ではシーズンベストの83m15を放って金メダルと、順調なシーズンを過ごしてブダペストに臨んでいた。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)7日目 ブダペスト世界陸上7日目のモーニングセッションが行われ、男子やり投げ予選A組のディーン元気(ミズノ)は79m21で組6位となった。 2012年ロンドン五輪、昨年のオレゴン世界選手権に出場している経験豊富な31歳が、初めてとなる朝一番の試合に苦しんだ。 1投目に78m21、2投目に78m57と徐々に記録を伸ばしたものの、最後まで予選通過ライン83m00にはに大きく届かず。 「芝生からファウルラインが遠くて、選手みんな苦戦していたと思う。対策をして臨んだつもりでしたが、自分の投げができなかったです」と首を傾げた。 それでも、「3回目はやりに一番力を加えられた」といい、回数を重ねるごとに記録を伸ばしたところにベテランらしさを発揮した。 全体12位以内に入れば決勝進出となるため、予選突破はB組の結果を待つことになった。 「調整はこれまでで一番うまくいっていました。あとは祈ります」と、決勝進出へ希望は捨てていない。 ディーンは今季5月のセイコーゴールデングランプリに82m03で優勝すると、日本選手権は82m65を投げて連覇を達成。7月中旬のアジア選手権ではシーズンベストの83m15を放って金メダルと、順調なシーズンを過ごしてブダペストに臨んでいた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.16

上海ハーフに前回8位の太田蒼生、國學院大・上原琉翔、青学大の黒田然らエントリー

4月20日に行われる上海ハーフマラソン(4月20日)のエントリーが発表されており、プロランナーとなった青学大卒の太田蒼生(GMOインターネットグループ)が登録した。太田は青学大時代、4年連続で箱根駅伝に出走。3年時は3区 […]

NEWS ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

2025.04.16

ダイヤモンドリーグ第1戦厦門に110mH泉谷駿介と村竹ラシッドが登録!サニブラウン、三浦龍司、豊田兼もエントリー

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)第1戦となる厦門大会(中国/4月26日)のエントリーリストが発表された。 男子110mハードルには、ブダペスト世界選手権5位の泉谷駿介(住友電工)と、パリ五輪5位の村竹ラシッド(JA […]

NEWS 人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用
PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top