◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目
ブダペスト世界陸上5日目のアフタヌーンセッションが行われ、女子5000m予選1組に出場した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は15分11秒16の12着で決勝進出を逃した。
大会初日の10000mで7位入賞を果たした廣中は、昨年のオレゴン大会に続き2大会連続での5000m出場。10000mの勢いで予選突破を目指し、残り1周までは上位につけていたが、海外勢の切り替えスピードには対応できず決勝進出条件である8着以内には入れなかった。
廣中は春から左アキレス腱を痛めて本来の走りができず、6月の日本選手権では21位に沈んでいる。
ブダペスト世界陸上の出場も危ぶまれるほどだったが、7月中旬から3週間、スイス・サンモリッツで高地合宿で調子が上向き、10000mでは日本勢として10年ぶりの入賞を果たしていた。
5000m予選は当初、5日目の午前に行われる予定だったが、連日の暑さから世界陸連(WA)が選手の安全性が保証できないとして、午後に繰り下げて行われた。
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